ラパス → サンティアゴ LA969便は(チリのイキケ経由)、ビジネスクラスはおろか、プレミアムエコノミーも存在しません。
一国の首都の国際空港とは思えないほどにしょぼい、ボリビアのエル・アルト空港。
そもそもVIPラウンジというものは存在しない様子でしたし、INTERNATIONALの便に乗る人は25ドルの空港税を払わないといけません。ボリビアーノでは確か170。
普通、国際便のチケットには空港税諸々含まれているはずだと思ったのですが、ボリビアに関しては「NEVER INCLUDED」だそうです。
こんなしょぼい空港を利用するのに25ドルもかかるなんて...っ!と思わないこともありません。
乗った機材はA320。
LAN航空のA320機材にはプレミアムエコノミーの席があるはずなのですが、この便に関しては例外でオールエコノミー仕様。
飛び立って1時間もするといったんチリのイキケ(IQUIQUE)で降ろされ、チリへの入国手続きをします。
いったん入国して外へ出て、こんどは国内便扱いになった、ラパスから乗ってきた飛行機とまったく同じ飛行機に戻りまったく同じ席につきます。
なんでサンティアゴで入国手続きにならないんだ、馬鹿らしい!と他の乗客も困惑してました。
その後2時間半もかからずチリのサンティアゴに到着。
軽食とドリンクが、ラパスを出発した後とイキケを出発した後に2回配布されるわけですが、甘すぎるチョコクッキーに、ぼそぼそのココナッツケーキ、しょっぱいピーナッツのスナックセットが2回配られます。
まずいので当然残すわけですが、チリのサンティアゴに着くのは22時過ぎ、ホテルに着いた頃には店が軒並み閉まっていて、その晩は飢えました。
そんなわけで、ビジネスクラス世界周遊券の恩恵にいっさいあずかれない路線でした。