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立川といえば、昭和記念公園に人生で1-2回行ったことあるくらい、西東京の主要駅くらいしかイメージありませんでした。
なにやら2020年4月からおしゃれなお店やレストランや美術館で構成された「GREEN SPRINGS」が順次開業しているらしい、その中には東京唯一(たぶん)屋外のインフィニティプールを有するホテル「SORANO HOTEL」ができたらしい。

「え、立川にマリーナベイサンズできたの、すごい」

そんなわけで、自粛生活疲れを癒やしに、立川にショートトリップに行ってきました。
新宿駅から中央線で30分の立川駅から徒歩数分、車でも1時間以内でいける場所にあります。


(DJI OSMO POCKETで撮影したものをダイジェスト編集した動画)

年始はマカオに旅行に行きました。
マカオは、これまでポルトガル調の世界遺産とカジノがある香港のオマケの街くらいのイメージしかなかったんだけどそんなことなかれ。
しかし、今のマカオは世界一のカジノ都市として、ここ10年で目覚ましく進化し、躍動する勢いのある街に生まれ変わっていました。

お金かけまくったハイパーバブリーラグジュアリーな巨大なホテル、いわゆるカジノとショッピングモールとレストランとプールとかのエンタメが一体化したIR(=Integreted Resort)がバンバンできて、真新しいキンキラピカピカ施設がそこら中にあって、圧倒されるところでした。

一文で言うと、ポルトガルと中国が融合した独自のマカオ文化、そして富と欲望が凝縮されたニューラスベガスが悪魔合体した、非現実を堪能できるワンダーランドという感じ。
一方、食事は美味しいし、治安も良く安全、子連れも行きやすい、そしてネットも速いしWiFiもそこら中にあるという、そんな刺激的で快適な街に街に日本からたった4~5時間でたどり着くことができます。

ホテルのロビーには、ピカピカのくるくる回るピンクの卵から鳳凰が飛び立つやつ、ダイヤモンドが光り輝き噴水がブシャーみたいなやつ、ベルサイユ宮殿みたいなレセプションとか、ド派手な噴水の池の周りを無駄にゴンドラが走ってたり、エッフェル塔があったり、観覧車がホテルの中に埋め込まれてたり、とにかくアホみたいに派手で、趣味が日本と違いすぎる。

クレイジーホテルジャーニーと称してホテル見物してるだけで楽しいし、2億の時計がショーウィンドウにあるようなハイブランドばっかのショッピングモールが死ぬほどある。こんな高いの誰が買うんだと思いきや、中国人買ってるんだよね...
ダサい虎の絵柄のベルサーチとかグッチとか着てる人たくさんいるし、どうみても中国ヤクザな人もたくさんいる。日本人は断然マイノリティ。

マカオは今、世界一の拝金主義成金シティと言っても過言ではなかろう...。 とはいえ、ホテルは時期にもよるけれど、家族で一泊2-3万でとれたので、ある意味コスパ高いです。

至近距離にあるカジノとヤクザな人々(別に見た目以外は怖くない)に抵抗なければ、人工的非現実を存分に楽しめます。
リゾートとして、過ごしやすいのでプールに入れる時期にまた来たい。

そんなわけで主にクレイジーホテルジャーニーの様子をお届けします。なにげにパンダ見放題な施設もあります。

ウィン・パレス(WYNN PALACE)

2016年末にできたばかりの新しいリゾート。ホテルの建物の前には噴水があり、その噴水の池の周りをゴンドラがぐるぐる回っています。ゴンドラは宿泊客じゃなくても無料で乗れる。今回ここに2泊しました。

ホテルのロビーには、ピカピカのくるくる回るピンクの卵がパカーと割れて、派手な音楽とともに鳳凰が飛び立つやつというショーを、15分おき?にやってます。
神々しすぎる。


インスタ映えなのかどうかもよくわからない。


他にも、派手なお花の気球が、揺れているようなやつとか、


なんかメタリックなチューリップとか、


高そうなツボとか、

ホテルの1階はショッピングモールなのだけれど、廊下もビューティフル。
入っている店がピアジェとかシャネルとかベルサーチとかプラダとか、最高級ブランドしか入ってなくて、買えるもの、買いたいものが何一つ無い。
2億の時計がショーウィンドウに飾られてたりするんだけど、こんな高いの誰が買うんだと思いきや、中国人買ってるんだよね...カジノで大儲けした人のために存在しているのかなと...
ダサい虎の絵柄のベルサーチとかグッチとか着てる人たくさんいるし、どうみても中国ヤクザな人もたくさんいる。日本人は断然マイノリティ。

ホテルの内観、バブリーラグジュアリーの極み。日本人趣味ではないのだけれど、ここまで突き抜けているともはやラグジュアリーなアートレジデンスです。

お部屋もベリーゴージャス!

優雅〜

バスルームのこの鏡、マジックミラーとなっていて、鏡がテレビになっていました。

枕元にはタブレットがあって、ここからTVやエアコンや証明がコントロールできて、完全にIOT化されてたし、USBプラグも完備で充電器不要。Lightningケーブルもありました。

朝ごはんのビュッフェレストランもキンキラキンで美味しかった。

朝から優雅な気持ちになれます。

これ、レストラン内のトイレに続く廊下。いちいち派手。

デザート♡
マカオと言えばのエッグタルトもあったよ。

夏は優雅なプールにも入れるよ。
またカジノもゴージャスだったのですが、カジノは撮影禁止なので写真はありません。
時期によると思いますが、この5つ星ホテルが一泊一室3万弱(家族3人で泊まる、朝ごはんは含まず)だったので、コスパ高くないですか?


ギャラクシー・マカオ

2011年5月にオープンした、タイパ地区最大級の統合型リゾートで、6つのラグジュアリーホテルとカジノやブランドショップ、プールなどを擁する複合施設。
旅の後半2泊はこちらに泊まりました。
ウィン・パレスよりは庶民的(それでもハイパーゴージャスなんだけど)で、お店もマクドナルドが入ったフードコートがあったりで少し気楽でした(笑)

ここの目玉は光輝くゥゥッ!ダーイヤモンドォォォッッッ!
15分おき?に、噴水から光り輝くダイヤモンドがくるくる周りながらのぼり、キラキラライティングに噴水ブシャー!でした。アホみたいにド派手でここまで突き抜けてるとマジで運気が上がりそう。

新年になってもクリスマスツリーが鎮座するのは中華圏の特徴ですね。

部屋も普通に素敵。バスルームとベッドルームがガラス一枚で透けてますが、ブラインドあったので大丈夫。トイレもガラスで透けてるのは多少困った。ウィン・パレスのゴージャスさと比較してはいけない。アメニティがエルメスなのが良かったです。

ここは、巨大で!世界一の流れるプールがある!というのが特徴でしょうか。
今回冬のシーズンだったので、プールはクローズしていましたが、温水プールとジャグジーは入れたので入りました。寒かったけど。
夏のシーズンにまた行きたい!

ギャラクシー・マカオの中にある、「GOST」というポルトガル料理レストランが、リーズナブル(といっても日本と同じくらい)で、美味しかったです。
写真はマカオ名物のアフリカンチキン。

またギャラクシー・マカオの隅っこにあるレストラン街にある、「世界一安いミシュラン」Tin Ho Wanもあり、確かにすっごい美味しかった。(料理の写真は美味しくなさそうなので割愛w)東京の日比谷にもあるのですが、常に大行列だそうです。マカオなら並ばず入れるよ。

カジノも巨大でした。ちなみに、毎晩夫婦交代でカジノに行き、「大小」やって、一日3000-4000円ずつ、ちまちま負けてました。

MGM

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2018年にオープンしたばかりのゴージャスなホテル!
巨大なデジタルサイネージがあり、様々な景色を映し出していました。個人的にはマカオホテルロビー部門ナンバーワン。

ロビーがすんごい広くて、ルーブル美術館みたい...

レセプションは大理石で重厚感と高級感すごい。

MGMのライオンさまも大変立派でございました。


ベネチアンホテル

そこには水の都がありました。

ディズニーランドみたい。

回廊も美しいー!
写真撮り忘れちゃったのですが、ベネチアンのショッピングモールも素敵でした。

パリジャン

個人的インスタ映えナンバーワン。2分の1スケールのエッフェル塔が特徴。

ロビーの天井が優雅。

ベルサイユ宮殿みたいなロビー(にチェックインしようと並んでる人たち)

すごい素敵じゃないですか?

モールの雰囲気もセンスよい!

金のエレベーターもかわいい。「映え」てません?


スタジオ・シティ

ハリウッドがテーマで、ホテルの中に8の字の観覧車が埋め込まれているのが特徴のホテル。(観覧車は乗車するのに2000円くらいかかるので乗らなった)
個人的には見た目だけで中身は大したことないホテルでした。(もはや感覚が麻痺してくる)


オールド・マカオも行くべき

マカオはどちらかといえばこういうイメージですよね。

このいろんな要素が無秩序混ざってにごちゃっとしてる感じ、好きです。

ホテルリスボアのこの外観...建造物としておかしいやろ。人間を圧倒しようとしてるだろ。

マカオで一番有名で元祖エッグタルトのお店、CAFE NATA。行列でしたが、すぐに買えます。

もうすぐ2才児が、エッグタルト美味しすぎて、店の前で真剣に食べてる様子が可愛い。
他のお客さんもなごませていました。

いかにもヨーロッパの植民地した的なコロニアル調な広場と、中国のごちゃっと感が混じって面白い。(ちなみにラテンアメリカの都市にはこんな広場が必ずあったけど、こんなに雑多な雰囲気ではなかった)

写真の情報量多い。

なんとか教会。


教会の裏側。正面の壁だけ残っていて、ハリボテです。(なんでそうなのか、教会の名前を調べるのがめんどい)
こういうの見ると、びんぼっちゃまの家みたいだと思ってしまうジェネレーションです。

アップルストアもビューティフル

古いものから、いきなり新しい感じですが、マカオにオープンしたばかりのアップルストア。

1階に竹が植えられていて、2階まで吹き抜けになっているのがおしゃれ。めちゃんこクールなアップルストアがマカオにありました。
ここではシャッター音が鳴らないiPhoneが売ってるはずで、ちょっと買いたくなったけどやめておきました。

パンダ見放題の熊猫館

バスやタクシーで15分程のところにパンダが見られる施設もあります。
ちょうどパンダのお食事タイムに観覧時間が設けられているので、竹をむしゃむしゃ、お手本のようなパンダの姿をゆっくり拝むことができます。


2018年11月に香港とマカオを結ぶ世界一長い橋、「港珠澳大橋」も開通して、香港からマカオまで30分で行けるようになったこともあり、ますますマカオには生きたすくなりました。
マカオはすごい勢いで変化しているので、このブログの内容もすぐに古くなるかもしれません。

日本から近くて、香港に行く便はLCC含めて山のようにあるので、日本からすぐに4-5時間でこの非現実空間にたどり着けるので、リゾートとしての行き先として非常にアリだと思います。
週末旅行の行き先としても良いかなと!
私はまた夏のシーズンに行って、他のホテル(パリジャンいいな)に泊まり、プールを堪能し、カジノにもう少し踏み込んで楽しみたいです。

先日、森の星野リゾート奥入瀬渓流ホテルにうちの両親と娘と、旅行に行ってきました。
父親は先月定年退職し、長きに渡る社会人人生を終え、私は転職の狭間の有休消化というタイミングでした。私・弟・妹の3兄弟からプレゼントした親孝行旅行。娘も1歳1ヶ月、よちよち歩き出し、喜怒哀楽がはっきりしてきたかわいい盛り。

行き先は9年ぶりに冬季営業を再開したという、青森の星野リゾート奥入瀬渓流ホテル。
日本初の氷瀑温泉、始まったばかりの氷瀑ライトアップツアーなどなど、雪のリゾートをのんびり楽しめそうです。
八戸駅まで、東京駅からはやぶさで3時間弱、新幹線チケットは1万4千円程。新大阪行くのにすこし毛が生えたくらいの時間と値段だった。

八戸駅に昼過ぎに到着!

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八戸駅直結のレストラン、いかめしや ほうりんで腹ごしらえ。あおもり定食1980円なり。貝焼きにいかの刺し身にせんべい汁にイクラ丼。駅近の適当なレストランでこのクオリティ。青森って美味しい!好み!

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八戸名物のいかとっくり発見、即買い。なにこれ、有名なの?いかのとっくりってすごくない?

ホテル着!

八戸駅から無料送迎バスで1時間半ほどで奥入瀬渓流ホテルに着きます。

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ラウンジキレイ!

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暖炉があるラウンジも素敵ー!本もいっぱい置いてある。コーヒーや紅茶も無料で飲める。読書したい、ここで。

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1歳1ヶ月の娘もよちよちとことこよく歩く。このよちよちペンギン歩きがかわいいものだから、中国(台湾?)の訪日観光客の方も含めて、周りの人を笑顔にしてました。

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渓流が見える和室。いい感じです。

氷爆ライトアップツアーへ!

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車に積まれたLED電球で氷爆を照らす。

名物の凍った滝「氷瀑(ひょうばく)」や雪をかぶった樹木を、バスの先導車に設置したLED電球(パナソニックさんが協力してくれたそうです)が、色とりどりに照らし出す「動くライトアップ」。
氷爆をライトアップしたら良いというアイデアは昔からあったのだけれども、夜中氷爆をライトアップするのは環境保護的にも難しい、そこで、LED電球を積んだ車をツアーバスと並走させて、ツアー客がいるときだけ車から氷爆をライトアップするという趣旨。
闇夜に照らされる凍った滝はとっても幻想的な風景。ここでしか見れない唯一無二の風景に出会えました。

ビュッフェレストランも美味しかったー!

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奥入瀬渓流ホテルのビュッフェレストラン、青森りんごキッチンは、これまでの人生の中でも史上最高レベルに楽しくて美味しいビュッフェでした。

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まずレストランの空間が美しい。木材を基調とした暖かく広々とした空間、そしてりんごを模したヘッドランプ。これだけで期待値高まりテンション上がる。

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しっとり柔らかいローストビーフ、焼きたてのあつあつアップルパイ、新鮮なお野菜、数種類のリンゴジュースなどなど。朝はホタテと昆布の朝ラーメンに、目の前で焼いてくれるりんごのパンケーキ、そして何よりご飯にいくらかけ放題。
1歳の食事介助が大変で、あまり写真撮れませんでしたが、本当に素晴らしいビュッフェレストランでした。

氷瀑温泉、最高

日本初の温泉につかって氷瀑を眺められる露天風呂が圧巻でした。夜のライトアップされた氷瀑を眺めたり、晴れ渡った朝の樹氷を眺めたり、雪に降られながら午後の露天風呂に浸かったり、行くたびに異なる美しい景色が楽しめて、幸せ噛みしめました。キリッとした冷たい空気の中入る温泉は、実に気持ちが良いですね。



Wake up the day by snow onsen

Ella Xiangさん(@ella.xiang.9)がシェアした投稿 -

※訪日観光客の方が勇敢にもアップしてるInstgramを引用。

昼間の氷爆ツアーも楽しい・きれい

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スノーシューを履いてちょっと奥まで行くツアー、シャトルバスにのって氷爆を見に行くツアー(夜のライトアップツアーと見に行く氷瀑はほぼ一緒)、2つに参加しました。

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ピキッと凍りながらも激しく流れ続ける氷の滝。かっこよすぎでは?ガイドさんいわく、前晩の寒波のお陰で氷の厚みが非常に育って良い感じとのこと。

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こんなに立派な氷爆が見れて嬉しい。写真撮影も捗る。お天気も風もない晴天で、最高でした。

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ガイドさんが雪だるまで「インスタ映え」つくってくれた

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雪が苦手な娘だった

もうひとつの高級な方のレストランも素晴らしい

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2回の夕食のうちのひとつは奮発してフルコースディナーを。娘もいっちょ前にディナーよ。
料理と合わせる器は本当に素敵で、お料理はどれも美味しく、そして東北のワインとペアリングしながらいただけるのですが、1歳児は2時間半のフルコースに耐えられなかった...。
抱いてないと泣く、座ると泣くモードに入り、それを解除するのに必死だったり。ソムリエの方がDVDプレイヤーを持ってきてくれて、トムとジェリーを見せた瞬間、そのモードはどうにか解除される。ありがとうございました...。わがままモードでパンしか食べなかったりもしましたが、これも良い思い出になるのでしょう。
(ディナー、高かったのにゆっくり堪能できなかったのは残念。しかし無謀だった)

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ランチに食べたりんごのカレーも美味しかった。チキンがパリッと焼かれてた。

読書も捗る

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暖炉のあるラウンジで、献本いただいて届いたばかりの、@sasakillの小説、「僕らのネクロマンシー」を持っていきました。
今まで見たことがない、美しいデザインの本...!アクリルの表紙の下に樹氷の写真がデザインされていて、これは樹氷を眺めながら読む!と、最高のシチュエーションで、友人が書いた素敵な本を読むという、最高の読書体験を奥入瀬渓流のホテルのラウンジですることができました。

お世辞抜きに、小説面白いです。私はあまり文学的素養は持ち合わせないのですが、小説は柳田國男の「遠野物語」のオマージュで、文体も明治〜昭和的な日本文学の世界観の中に、人工知能やボイスコントロール等、現代的な世界観もインストールされたファンタジーです。
この「僕らのネクロマンシー」文学賞とかとっちゃんじゃないのかな。いや、わからないけど。「本は読める文学素人」的にも、充分に引き込まれる作品です。
(リンク貼るために、本の紹介サイト見たら、金額も売り方もずいぶん独特でした。あえてAmazonで売ってないのだそうです)

控えめに言って最高でした

そして、星野リゾートなのにすごい安かったんです。
1ヶ月前に予約したときは、渓流が見える素敵な和室で朝食付きで1泊大人12000円くらい。(2月のど平日だったこと、そして1ヶ月前割引とかも効いた)氷爆ツアーなどに無料で参加できて、美味しい朝ごはんもついて、温泉入り放題。...我ながら、よくぞ見つけたと、滞在中ずっと思ってました。
ガイアの夜明けにも登場したそうです。
今のところ、2018年の3月4月はまだまだ空きもあるし、良心的な値段で宿泊可能っぽい。でも来年からすごい人気でちゃんじゃないかなあ〜。ツアーも有料になっちゃったりして。
そして、韓国や中国(か台湾)の訪日観光客は半分くらいでした。スキー目当ての方も多かったのですが、日本に来て青森の奥入瀬に来るとは、通ですね。日本人より日本旅行してそうだ。

青森 温泉宿 星野リゾート|奥入瀬渓流ホテル【公式】

先月、鹿児島に行ってきました。
ドローン持って、博多からわざわざ電車を乗り継いで6時間くらいかけて電車で鹿児島まで。
鹿児島は幼稚園の時だけ住んでいたのだけど、記憶がほとんどない。当時住んでいたところに行けば当時の記憶が蘇るのかどうか知りたくて、再び訪れてみたいと前々から思っていた気持ちを成仏させたかったのでした。
その私の記憶実験は不発に終わる。雄大な桜島を見ても、当時住んでいた国分の自衛隊駐屯地や官舎の付近に行ってみるも、あまり思い出すものはなかった...。(父親が自衛官で幼少期は全国各地を引っ越してました)でも通っていた幼稚園は、ほぼそのまま残っていたのは嬉しかった。

九州新幹線で行けば、博多から鹿児島中央まで1時間半かからずいけるところを、わざわざ6時間かけます。最&高。
・14:18 博多発(九州新幹線)
・14:56 熊本着
・15:24 熊本発(観光列車:かわせみやませみ)
・16:58 人吉着
・17:09 人吉発
・18:09 吉松着
・18:28 吉松発
・19:21 隼人着
・19:41 隼人発
・20:21 鹿児島中央着


初めて乗る九州新幹線、熊本まで40分ほど乗る。


熊本から、JR九州きっての観光列車かわせみやませみに乗ります。


新しい導入された観光列車で、ピカピカのレトロデザインが最高。


平日だったので乗客もほとんどいない!


お酒が買えます。


そして、車窓に面したテーブル席で、ビールを飲みながら車窓に流れる九州の美しい自然の風景を眺めます。こういう時間が欲しかった...。うっとり。


そして人吉駅に着きます。特になにかある駅ではありません。


ローカル列車を乗り継いで吉松駅。特になにかある駅ではありません。


そして隼人駅。特になにかある駅ではありません。すっかり日が暮れてきました。なぜこんなに遠回りしてるんだろうか。それはそこにローカル列車があるからです。


良い感じにマジックアワーだったので、HDRで写真を撮りました。
鹿児島中央に着いたときには夜。ああ、疲れたけど大変満足な電車旅でした。

ドローンで空撮チャレンジ

鹿児島では桜島を見たり、市内をちょろちょろしたり、桜島に上陸したり、当時住んでた国分に行ったりしていましたが、DJI Mavic Proも持参していたので、良い感じのスポットをGoogle Mapで検索して飛ばして遊びました。


空撮はこんな写真が撮れて感激。橋のグレーと森のグリーンと川のブルーのコントラストが良いなと。地上からじゃ絶対撮れないアングル。ドローン撮影もっとできるようになりたい...!


Google Mapで見つけた、桜島がよく見えそうな秘密の岬。


誰が置いたか知らないけれど、白い椅子が置いてあって、そこに座ってみる海と桜島は本当に美しかった。


ドローンの操作がまだまだ下手くそなんだけど、すっごく楽しかった。

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関東ITソフトウェア健康組合に加入している人は、ここに行っていないなんて、人生損してる。
ITSの直営保養施設のうちのひとつである、ブルーベリーヒル勝浦は、1泊2食つきで、被保険者・被扶養者は5400円(税込)で利用できます。それ以外の同伴者は1泊10800円。ITSの保険証を持っている人がいれば、友人達も1万円で宿泊できます。ブルーベリーヒル勝浦は普通に宿泊しようとすると、楽天トラベルなどでも1泊15000円以上するので、どう考えたって得しかない。多くの旅行サイトで5点満点中4点を超えているのですが、私もこうしてわざわざブログで紹介できるくらい良い施設です。
子連れ向けでもあり、カップルでも友人同士でも楽しめます。

アクセス

東京都内から車で1時間半〜2時間半。
東京駅からわかしお号で勝浦駅まで約1時間30分。意外に近く、小旅行気分で行けます。
個人的にはマイカーでもレンタカーでも、車でアクアライン渡って海ほたるで小休止して、小湊鐵道と併走しながら、内房から外房を横断するのが楽しいと思う。千葉の野菜や魚が安く売ってる道の駅もあるし、さらに木更津のアウトレットもすごく行きやすいので、帰りに寄るのが良いと思う。

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ちょうど菜の花満開の時期に走る小湊鐵道を撮影できて大満足


お部屋

全室スイート仕様で広い。ITS健保で予約するとノースヒルのお部屋になるようです。
この値段でこんな広い部屋泊まれるなんて、本当にITS最高!って部屋に入った瞬間思います。


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お願いすればベビーベッドも用意してくれます(840円)。

洗面所も広々。洗顔剤から保湿系クリーム等のアメニティもしっかり。湯船も広いお風呂で、サウナ機能もありました(使ってないけど)。

ノースヒル棟はこんな感じで中庭を囲むようにぐるっと二階建ての建物になり、部屋も全部似たような感じだと思われ。


食事

夜は平日はコース料理、週末はブッフェスタイル。朝ご飯はいずれもブッフェです。これだけで5400円の価値がある。種類も豊富でちゃんと美味しい。

シェフが目の前でハンバーグ焼いてくれたりしてたし(写真無いけど)

デザートも充実。太る!

子供も女子も喜んじゃうチョコレートファウンテン常備。

さらにアイスクリームもかなりの種類を選び放題、食べ放題。

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席もそれぞれ広くて居心地良し!

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朝ご飯も充実していました。


日本最大級のタラソテラピー施設


中は写真撮影できないので外観だけ

ブルーベリーヒル勝浦のもっともユニークなポイントは、大きなタラソテラピーのスパ「テルムマラン」があるところでしょう。タラソテラピーとは海水療法のことで、ここは立派な海水プールがあるのです。なんで海水プールが体に良いのかは私もよく分かってないのだけれど、「海水の浮力とジェットの水流が、筋肉の緊張を解きほぐし、高い運動効果を得ることができるオリジナルのプール」で、「海水の中をゆっくりと歩くだけで、全身の新陳代謝が高まっていく」そう。
「毎日汲み上げられる勝浦の新鮮な海水には、ナトリウム、カルシウムといった豊富なミネラルがいっぱいです。保湿・保温の効果もアップ。お肌がうるおい、筋肉の柔軟性も高まり、心身ともに芯からリラックスでき」るそうです。(ホームページより)

とりあえずプカプカできて気持ちよいです。妊婦の頃に行ったことあるのだけれど、普段重たいお腹がこのプールの浮力のお陰で軽くなり、浮き輪のようなものを使って仰向けになってプカプカできたときは最高でした。「仰向けになっても苦しくない!このプールの中はパラダイス!」という感じで妊婦さんにも全力でオススメしたい。(妊娠16週未満、32週以上の人はNG)

各種マッサージ等のスパメニューも充実してて、ヘルシーな食事も食べれて、ゆっくりくつろげるリラクゼーションルームもあって、丸1日ここで過ごせるほど。
この施設もITS価格で利用できます。最高。


アクティビティも充実

まだ寒い時期に行ったので雰囲気は寒々しいですが、とにかく土地が広大!子供はここで思いっきり遊べますね。
テニスコート、アスレチック、乗馬体験、夏は屋外プールがあって、ドッグランもあって、体育館みたいのもあって卓球やバドミントンもできます。


これだけ充実してて、ITSの被保険者なら1泊5400円ですからね。神ってる。この距離感でこの値段なら、気負わず気軽に行けるのが良いです。サービスも良いと思います。
そして、他のITSの保養所と比較すると、予約しやすいように思います。オフシーズンなら、日・月とか、週末を少しずらせば、だいたいいつでも予約できる印象です。オンシーズンの週末は抽選になると思いますが。

ITS健保のレストランも素晴らしく、溜池山王の鮨一新や、松茸会席、新大久保の中華、曙橋のイタリアンなど、7年以上前から、その素晴らしさを当ブログでせっせとお伝えしておりました。

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これまでスペインに行くには、フランクフルトとかパリとか、ヨーロッパのハブ空港を経由しないと行けませんでした。結果スペイン行くのに乗り継ぎ含めて20時間とかかかっていたのですが、このたび、スペインのフラッグシップ航空会社、イベリア航空が成田-マドリードの直行便を運行開始!
週に3往復、使用機材はエアバスA330-200を使用。

運航スケジュール
IB6801 マドリード(13:20)→成田(翌日09:35)運航日:火金日
IB6800 成田(11:20)→マドリード(18:30)運航日:月水土
(フライトは13-14時間)

イベリア航空は来週90周年を迎えるスペインを代表する航空会社。
英航空グループのインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)に所属していますが、JALとも提携しています。
つまりイベリア航空に乗ればJALのマイルがたまるし、JALの特典航空券でスペインに行けるようになりました。
成田からマドリードまでは55,000JALマイル、さらにバルセロナやグラナダには60,000JALマイルで行けます。
成田への新規就航と並行し、イベリア航空はJAL、ブリティッシュエアウェイズ、フィンエアーとの共同運行事業を開始していて、今回新規開設した成田=マドリード線はJALとのコードシェア便として運行も行います。

そして、イベリア航空の中でも最新の機材エアバスA330-200は、全席個人スクリーン完備、そしてWiFi環境も備わっていて、日本食も提供するとのことで、なかなか快適そうです。片道13-14時間かかるから快適性は大事です。

またマドリード空港をハブに、ラテンアメリカ20都市、アフリカ8都市に向かうことができるようになるので、ラテンアメリカにはアメリカ経由以外で行く選択肢が増えそうですね!

2013年の世界一周旅行の時には、リオデジャネイロからマドリードまで、イベリア航空を使ってマドリードとバルセロナを旅行したことがあります。
スペイン、特にバルセロナはこれまで旅してきた都市の中でも一番好きな街で、観光資源の豊富さはもとより、街の雰囲気もヨーロッパの重厚さとスパニッシュの明るさが同居してて楽しいし、食べものも本当に美味しい。買い物も楽しい。ガウディの建築は、建築の素人が巡っても感動モノ。イギリスとかよりは物価も安い。

URAMAYUイベリア航空ビジネスクラス搭乗記

URAMAYUスペイン旅行記

(スペイン旅行記、読み返したらまた行きたくなってくる...)
そして、FabCafe Barcelonaもある!!

というわけで、イベリア航空の就航によってぐっと身近になった近くなったスペイン。海外旅行の選択肢として最有力候補に挙がったのではないでしょうか。

イベリア航空就航
(イベリア航空就航に関する記者発表会に呼んでいただき、伺ってきました)

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9月初旬、お休みとってベトナムのリゾートにいってきたのでその備忘録。
今回は、旅行で冒険...というよりは、本当にリゾートでのんびりな旅行でした。

動画ダイジェスト版。

ハノイ

ハノイには夜遅くついて2泊。1日ちょっとしかいなかった程度だけど、基本的に「ザ・東南アジアの大都市」という感じで、あまり見所はありませんでした。(ハロン湾にでも行けたら良かったんだけど)

でもホアンキエム湖周辺には昼間は人々がのんびり過ごし、週末の夜はお祭り騒ぎ、街の雑踏の雰囲気は楽しく、フォーは美味しい。居心地は良いし、カフェもたくさんあった。物価も安いし。

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ハノイ観光の定番、ホアンキエム湖の中に建つ、玉山祠へ。

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曇り空だけど、ものすごく蒸し暑い。

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寺。

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お寺。

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味わい深い木。

玉山祠の感想は...まあ、良いお寺さんでしたという感じです...。
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Pho Thin のフォー。

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ネギがたっぷりで、なんだか豚骨ラーメンっぽいコクもあって、抜群に美味しかった。


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週末夜のホアンキエム湖は賑やかな雰囲気。

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老若男女思い思いに過ごしている。

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ベトナムコーヒーは濃くて甘くて好き。


ニャチャン

ハノイからLCCのベトジェットエアーで、ベトナム屈指のリゾート地、ニャチャンへ。ほぼリゾートで丸3日のんびり過ごしました。

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宿泊したのは、Fusion Mia Resort Nha Trang。去年できたばかりの新しいリゾートです。もう、この景色だけで最高。

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このような素晴らしいプライベートビーチがある。

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そして海と地平線を共有するインフィニティプール。

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このプールはレストラン直結。

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リゾート満喫です。

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夜の雰囲気もすごく良くて。(あのテーブルで食事してる人は3日間見なかったけど。)

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夜のプールも気持ちよい。

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朝日で目が覚めた。もう住みたいー!

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そして朝ご飯。オープンエアーで海とプールを眺めながらの朝食は最高!

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そして、出た、朝食ブッフェのシャンパン。通称「朝シャン」。
レストランはひとつしかなくて、ほぼ毎日3食ここで食べてたけど、美味しかったです。
(ディナーは暗すぎて撮ってない)

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部屋も最高で、コテージ仕様の部屋にはプライベートプールつき。

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お部屋の全景。

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お風呂も妙にエロい。

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リゾートリゾート。

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テラスにもすぐに出れる。

しかもこのリゾートホテルのすごいのが、一日100分までのちゃんとしたスパマッサージがオールインクルージブ(つまり無料)。
マッサージの種類もアーユルヴェーダからオイルマッサージまで豊富に取りそろえてて、ちゃんと上手。
3日間、半日だけニャチャンの街に出たけれど、それ以外はずっとこのリゾートでのんびり、マッサージいったり本読んだり海いったりプール行ったり寝たりして過ごしていました。お天気は雨がち曇りがちだったけれど。
ああ、ゆめのようなひびだった。

ベトナムは日本からも近くて直行便も出てて、比較的フライト代も安上がりに済むのと総じて物価が安いので、こんだけ優雅に過ごしていても、この写真の雰囲気ほど予算かかってないのが良いところ。
いつものようにJALで行ったのですが、当日プレミアムエコノミーのアップグレードが1万円でできるというのでしてしまったのでした。

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年末年始はスリランカに旅行に行ってきました。
この記事では6泊7日の様子を全部時系列で書いてて長いので、50秒のダイジェスト動画にもまとめました。

24日の真夜中(正確には25日の0:05)のJAL便で羽田を出発、バンコクに早朝着いて、乗り継いでスリランカ航空でスリランカのコロンボに朝11時に到着というスケジュール。

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スリランカでは入国審査時に入国審査官からSIMカードがもらえる。
こんな国今までなかった。でもiPhone 6sのnano SIMには対応していないので使えませんでした。

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とりあえず空港降り立ったら、現金両替して、電話会社のカウンターでSIMをゲットし(たしか5GBで800円くらい)、旅行会社のカウンターでタクシーをチャーターします(3日弱で175ドル)。
スリランカって、世界遺産の場所など各地が結構離れている上に交通インフラもまだまだこれからなので、公共交通機関だけで旅をしようとすると、不便でやたら時間がかかる...ということを甘く見積もっていたよ。くぅぅ、タクシーチャーターするなんて...と思っていたけど他に手段がありませんでした。

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まずは世界遺産シーギリヤロックがある北の方へ向かいます。目指すはダンブッラという街へ4時間ほどかけて。
道中はずっとこんな感じで、まあ、モンスーン気候の亜熱帯の発展途上国の風景。

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途中お腹が空いたのでカレーのレストランへ寄ってもらう。
スリランカのカレーは、バサバサした冷たいご飯と数種類のカレー、サンバルというおかずみたいなものを一緒に手で混ぜて食べる。私どもはスプーンで食べましたが。結構辛かったり、ココナッツミルクの味がしたり、店によってカレーの味も随分違います。
ココナッツミルクが入ったカレーが苦手な私としては、口にするまでそのカレーが許容できるかどうかがわからず、中々大変。
(これで1200円だったので高過ぎだろうと、連れて行ってくれたドライバーに少し文句を言う)。

ダンブッラの街と石窟寺院

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夕方、ダンブッラの街に着。
ここには世界文化遺産のダンブッラ石窟寺院があります。その近くに宿をとったのですが、周りはものすごく何もない。

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みんな裸足で寺に向かっているので自分たちも行ってみる。
外人がチケット買って入場可能な17時は過ぎているのだけれど、どうやら入れるらしい。

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黄金の大仏がいた。

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お猿もいた。

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ぜーはー寺院の山を登って行くと、お参りに来た現地の人々がくつろいでいる。

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そう、この日はとっても綺麗な夕日が見れました。
時間が過ぎてて石の洞窟の寺院の中には入れなかったけど、この夕日で充分満足。

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写真じゃわかりづらいけど、この日は満月。とっても綺麗で神秘的でした。

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日が沈む寺院を下ると、もうあたりは夜。
なんか露店が出ているところに行ってみると、それはそれは不気味でした。
赤子がね、ビニールに入れられて大量に吊るされていたの。

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片足ないし、

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ぬいぐるみは狂気を感じるし、もう、ホラー。
なんという露悪なものを売っているんだろうと、関心しました。

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時差ボケもあったので、ホテル(というほどの場所でもないけど)でまたカレー食べて、夜の21時過ぎには寝ました。


世界遺産シーギリヤロックへ

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翌朝は早起きして、朝8時ごろに到着。チケットは30ドルとなかなかお高い。

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ジャングルの中に突如姿をあらわすシーギリヤロック。

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この岩山の上に王宮を建てて住んだ王がいたそうです。

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あの彼方の岩山の頂上に、これから歩いて登ります。

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冒険心くすぐられる。

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シーギリヤロックは道が狭いので人の渋滞になりやすいので早朝に行くのがオススメとのこと。

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少しずつ、えっちらおっちら登っていくと、眼下は中々の絶景。

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描かれた、有名な美女のフレスコ画。5世紀頃の作品で、この美女が誰なのかは謎だそう。


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螺旋階段は急です。

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そしていよいよ岩登りへ。

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ライオンの入り口。大きなライオンの足がその岩への入口なのです。

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ライオンの足はでかい。

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岩に上る階段はかなり急で、高所恐怖症にはたまらないらしい。

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周りはまじジャングル。
私はここから舞空術か何かでジャングルを飛び回る妄想していました。

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頂上に登った頃合いに雨が降り出してしまいましたが、頂上の景色は茶色い...!

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岩の上にこんなに立派な木が生えている。

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王のプールと言われているところ。
なんて贅沢なプールでしょうか。

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結構広い。

シーギリヤロックはスリランカ観光にはかかせない、雄大なジャングルの中にある神秘的な遺跡。
ペルーのマチュピチュと、カンボジアのベンメリア遺跡を足して2で割って、スリランカの亜熱帯スパイスが足されたような、そんな場所でした。
(よくわからない例え)

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そのあと、オシャレホテルのジェットウィング・ヴィル・ウヤナでランチだけ食べに行きました。
おおお、ちゃんとした(高級な)ところだとカレーも味わい深くて美味しい。ココナッツ抜きにしてもらった。

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ちょっと素敵な書斎があって、ここでのんびり本を読むの最高だろうな。

ヘリタンス・カンダラマホテル

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JALの会報誌か何かでこのヘリタンス・カンダラマホテルの写真を見て、年末に1泊だけ予約がとれそうで、そして航空券も(年末の割には)安かったので思い切って来てしまった。
そう、このホテルこそが今回のスリランカ旅行のきっかけであり目的でありハイライト。

このホテルを設計したジェフリー・バワはスリランカが生んだ天才建築家で、トロピカルアーキテクチャーの第一人者としてスリランカでは、国民的英雄と称されています。いずれ自然に帰化するという斬新なコンセプトを持ち、時の経過と共に建物が緑に埋もれてゆくよう設計されている。
ジャングルの中に溶け込むようにひっそりと佇む、まさに秘境リゾート。

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ウェウカムドリンクでお出迎え。

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オープンエアのカフェもすごく気持ちが良くて。

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ジャングルの中に佇む、まさに秘境リゾートです。

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有名なフクロウのオブジェ。
スリランカでは、MERRY CHRISTMASとHAPPY NEWYEARが完全に一緒くたになっていて、クリスマスを過ぎても装飾も音楽もクリスマス全開。はっきり言って雰囲気台無し(笑)

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客室に続く回廊もすごく空間として気持ちが良い。

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そして部屋も素敵過ぎる。リビングルームの2面のガラス窓の外はジャングル。もう住みたい。

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ジャグジーつきのデラックスルーム。(ここしか予約できなかったのです)
窓の外はすぐジャングル。鳥の鳴き声を聞き、ジャングルの空気を感じながらジャグジーに浸かる体験は唯一無二です。

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部屋のベランダからの眺め、すごいのだ。

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今回の宿泊した部屋のすぐ外の空間もすっごく素敵。
スパとか行ったよ。

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インフィニティプール。入るにはすこし寒そうだったかな。

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晩ごはんまでカクテルなど

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ビュッフェも種類が豊富で美味しい。

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シェフがその場で和えてくれたサラダ、美味しかった。

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そして朝もホテル散策。
いやーー最高でしょう。

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ホテルにはたくさんお猿がいたよ。小猿と母猿。

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ジェフェリー・バワのお気に入りの机は、このホテルの中でも観光スポット。

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そんな素敵過ぎるヘリタンス・カンダラマホテルをあとに、

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キャンディの街に向かいます。


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道中、大雨の中「スパイスガーデン」に連れてこられた。
スリランカのいろんなスパイスを実演販売する観光客ホイホイスポットで、そこで私は「シミ・シワ、スリーウィークス、オールゴーン!」とか言われて、白檀オイルと白檀クリームなどを買ってしまったのだった。今使ってます。まだシミとシワはオールゴーンしてない。
そしてここはボッタクリスポットでした。(まあ、日本などと比較すると随分安いんだけどさ)

古都、キャンディ

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スリランカ第二の都市、古都キャンディには、ブッダの「歯」が祀られた仏歯寺があります。
このお寺はスリランカの中でも特別で、聖地のような場所。
キャンディに到着すると、3日間お世話になったドライバーとはお別れ。
ホテルに荷物を置いて、さっそく仏歯寺にお参りに。

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仏歯寺外観。

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このお寺には、ブッダの歯が祀られています。
歯が公開されるのがごくまれ。

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一応、仏教徒としては敬虔な気持ちになります。

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たくさんのお花が供えられていました。

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キャンディは街の中心に湖がある、美しくコンパクトな街です。

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翌朝も散歩しに行ったりしたよ。

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街の中心部の風景。まあ、小さな街です。

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部分的にはヨーロッパっぽいコロニアルな雰囲気も。

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マーケットで買い物などもしました。
この街自体は、仏歯寺以外大きな見どころはないかな。
近郊には象の孤児院などあるそうです。

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そして電車で首都のコロンボへ。

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2時間半の特急電車(でもノロいけど)で、200円弱の乗車料金。

ただしものすごく混んでた。地球の歩き方には「まず乗れる」と書いてあったので予想外だったけど、楽しかったです。

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そしてコロンボに到着、ホテルに荷物置いて、散策へ。
やっぱり都会は落ち着く...。

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インド洋沿いの線路を歩きながら夕日を見るとか、最高過ぎる。

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ちょうど夕日が沈む瞬間を拝めた。すごく、美しかった。

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線路立ち入り自由、電車も普通に来るので気をつけようねと。

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最高...!

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ディナーは近くのスリランカの蟹のレストラン「The Fat Club」で。
海と電車とビールと蟹で、いやあ、良い。

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シンガポールチリクラブスタイルで、スリランカ産の蟹を思う存分喰らいました。

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さらにルーフトップバーなんかでお酒飲むなど、都会っぽいことして楽しみました。

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翌朝もおしゃれなパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェでお茶のんだり、

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お土産やさん見たり、

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トゥクトゥクで、


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「ニュー・バナナ・リーフ」でバナナの葉の上にのった美味しいチキンビリヤニ食べたり、

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街を散策したりしていました。
コロンボといった都会のトゥクトゥクは、メーター制で、1km50ルピー(約40円)ですごく安くて使い勝手良い。英語もほとんど通じるので、楽ちん。

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コロンボ駅には荷物預り所もあって便利。棚を締めるための南京錠が個別に必要ですが。


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で、午後にはまた電車に乗って、南の方のリゾートへ向かうのですが。

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またも電車が混雑していてですね、
この列車でスリに遭ってiPhone 6s盗まれてしまったわけです。
スリランカは人も治安良いのだと油断、悔しいけどIt' my faultとしか言いようがありませぬ。

以下、海外で盗難にあった時の心構えとやっておくべきこと。

【海外で盗難にあったら】
・(悪質な状況であればあるほど)取り戻すのはほぼ無理なので、執着しないこと。
・クレジットカードなどに付帯している海外旅行保険で、金銭的には保証してもらえます。補填額はその製品の現在の価値に見合う価格。最新のiPhone 6sなので、ほぼ100%補填されるはず...
・旅行保険を使うには、現地の警察でPolice Report をもらう必要があります。警察の対応の難易度は国によるけれど、スリランカは難易度高くて、トゥクトゥクのドライバーに通訳してもらいながら、たらい回しにされながら、超アナログオペレーションの田舎の警察からPolice Reportもらいました。
・そして旅行保険を使うには、その製品を購入した時の領収書などが必要です。だから海外よく行く人は、カメラやスマートフォンなどの高額商品の領収書はとっておこうね。(Appleのオンラインで買うと領収書メールで来るから便利ね)


そんなわけで、iPhoneないけど、南のベントタのリゾートでのんびりデジタルデトックスという感じで過ごしましたよと。
ホテルは「The Eden Resort & Spa」。

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海が、綺麗だった〜...

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プールをぐるっと客室が囲むような設計で、ザ・リゾート!

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ホテル内はWiFiあるので、ビーチチェアでビール飲みながらPCで仕事するなんて優雅なことしてました。

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部屋のすぐ外はプール。すごくリゾートで良かったです。あと1週間くらいいたかった。


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そして、帰ります。

で、知らなかったこと。
実は第二次世界大戦後の日本はスリランカに救われていたこと。
サンフランシスコ講和条約の場で、スリランカの初代大統領になったジャヤワルダナが日本擁護のスピーチをして、日本の侵略や被害で「日本憎し」で集まっていた国々が、ハっと我に返って、日本を自由諸国陣営の独立国に取り込む方向へ流れができたのだとか。もしこのスピーチがなければ、今の日本の姿は無かったのかもしれません。

帰りはまさかのビジネスクラスアップグレード

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JALのデリー経由の成田行き(JL740)でした。デリーを20:20に出発し、東京には翌日の7:10に到着します。
エコノミーで予約していたのですが...理由は不明ですがビジネスクラスにアップグレードされていました。
トランジットカウンターでインド人スタッフの対応に気長に待って渡されたチケットが何も言われずビジネスクラスになっていたという、人生で初めてのエコノミー→ビジネスクラスへのアップグレード劇でした。
これは年初から幸先が良いのか、運を使い果たしてしまったのか、iPhone盗まれた甲斐もあったのか(笑)


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1月1日の6:00頃。
そう、ちょうど初日の出を機上から拝むことができた幸運。

そんなスリランカ旅行でした!
総じてすごく良かった。

※記事後半につれてだんだん雑になっていくのは、書き手が書いててだんだん疲れてきたからです。

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先日、私が勤めるロフトワークの京都オフィスが、五条にある古く大きな建物をリノベーションして移転すると同時に、新しいコワーキングスペース「MTRL KYOTO(マテリアル京都)」をオープンしました。

詳しくは、MTRLのサイトニュースを見ていただくとして。自分のブログでは"空間&写真萌え"な趣味全開な切り口で、紹介させていただきたい。

解体工事中の夏に行った時と、オープンした12月7日に行った時を撮影した写真で比較してみます。
なんつーの、たまらないですね。

夏に行った時のブログ記事


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BEFORE
この現在進行形の廃墟が...ッ
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AFTER
こんなに素敵な空間に生まれ変わってる...ッ!
素晴らしい...


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BEFORE
2Fのガレージ部分。レンガの壁、左は土の壁、右は鉄筋、床は木。
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AFTER
美しいガレージになっていました。
撮影位置は違いますが、味わい深い土の壁が、ガラス窓の奥にそのまま生かされていました。


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BEFORE
2Fの今にも倒壊しそうな半分吹き抜けみたいな部分を、
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AFTER
綺麗に模様替え。素敵な階段がついていた!

gojo02.jpg BEFORE

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AFTER
壁の質感が生かされている。レンガの壁もそのまま残ってる。


MTRL KYOTO 内観フォト

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外から中を覗く

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1Fの居心地の良いコワーキング空間

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レーザーカッターや3Dプリンターが設置されているFABマシン空間


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階段から1Fを見下ろす

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2Fの「マテリアル」が展示されているスペース


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2Fの和室も美しい。


前行った時は、ボロボロの瓦礫の山だったこの場所が、こんなにクールに生まれ変わってる。
古いものと新しいものが融合されて、居心地の良い空間になっている。
文字通りいろんな「マテリアル」が随所に感じられて、
そして今後も、いろんな「マテリアル」がインストールされて、流動的に進化していくのが想像できます。

京都の方、そして京都にお立ち寄りの際は、ぜひMTRL KYOTOにもいってみてくださいね。

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冬のアルバータブロガーツアー、3日目の午後から4日目の午前中までは、バンフ国立公園3大スキー場のサンシャインビレッジ(Sunshine Village)へ。(1日目,2日目,3日目のブログ)
サンシャイン・ビレッジの魅力は、標高の高さとワイルドなオープンゲレンデ。

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