日本初の氷爆温泉♨青森の星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに行ってきた

先日、森の星野リゾート奥入瀬渓流ホテルにうちの両親と娘と、旅行に行ってきました。
父親は先月定年退職し、長きに渡る社会人人生を終え、私は転職の狭間の有休消化というタイミングでした。私・弟・妹の3兄弟からプレゼントした親孝行旅行。娘も1歳1ヶ月、よちよち歩き出し、喜怒哀楽がはっきりしてきたかわいい盛り。

行き先は9年ぶりに冬季営業を再開したという、青森の星野リゾート奥入瀬渓流ホテル。
日本初の氷瀑温泉、始まったばかりの氷瀑ライトアップツアーなどなど、雪のリゾートをのんびり楽しめそうです。
八戸駅まで、東京駅からはやぶさで3時間弱、新幹線チケットは1万4千円程。新大阪行くのにすこし毛が生えたくらいの時間と値段だった。

八戸駅に昼過ぎに到着!

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八戸駅直結のレストラン、いかめしや ほうりんで腹ごしらえ。あおもり定食1980円なり。貝焼きにいかの刺し身にせんべい汁にイクラ丼。駅近の適当なレストランでこのクオリティ。青森って美味しい!好み!

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八戸名物のいかとっくり発見、即買い。なにこれ、有名なの?いかのとっくりってすごくない?

ホテル着!

八戸駅から無料送迎バスで1時間半ほどで奥入瀬渓流ホテルに着きます。

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ラウンジキレイ!

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暖炉があるラウンジも素敵ー!本もいっぱい置いてある。コーヒーや紅茶も無料で飲める。読書したい、ここで。

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1歳1ヶ月の娘もよちよちとことこよく歩く。このよちよちペンギン歩きがかわいいものだから、中国(台湾?)の訪日観光客の方も含めて、周りの人を笑顔にしてました。

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渓流が見える和室。いい感じです。

氷爆ライトアップツアーへ!

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車に積まれたLED電球で氷爆を照らす。

名物の凍った滝「氷瀑(ひょうばく)」や雪をかぶった樹木を、バスの先導車に設置したLED電球(パナソニックさんが協力してくれたそうです)が、色とりどりに照らし出す「動くライトアップ」。
氷爆をライトアップしたら良いというアイデアは昔からあったのだけれども、夜中氷爆をライトアップするのは環境保護的にも難しい、そこで、LED電球を積んだ車をツアーバスと並走させて、ツアー客がいるときだけ車から氷爆をライトアップするという趣旨。
闇夜に照らされる凍った滝はとっても幻想的な風景。ここでしか見れない唯一無二の風景に出会えました。

ビュッフェレストランも美味しかったー!

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奥入瀬渓流ホテルのビュッフェレストラン、青森りんごキッチンは、これまでの人生の中でも史上最高レベルに楽しくて美味しいビュッフェでした。

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まずレストランの空間が美しい。木材を基調とした暖かく広々とした空間、そしてりんごを模したヘッドランプ。これだけで期待値高まりテンション上がる。

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しっとり柔らかいローストビーフ、焼きたてのあつあつアップルパイ、新鮮なお野菜、数種類のリンゴジュースなどなど。朝はホタテと昆布の朝ラーメンに、目の前で焼いてくれるりんごのパンケーキ、そして何よりご飯にいくらかけ放題。
1歳の食事介助が大変で、あまり写真撮れませんでしたが、本当に素晴らしいビュッフェレストランでした。

氷瀑温泉、最高

日本初の温泉につかって氷瀑を眺められる露天風呂が圧巻でした。夜のライトアップされた氷瀑を眺めたり、晴れ渡った朝の樹氷を眺めたり、雪に降られながら午後の露天風呂に浸かったり、行くたびに異なる美しい景色が楽しめて、幸せ噛みしめました。キリッとした冷たい空気の中入る温泉は、実に気持ちが良いですね。



Wake up the day by snow onsen

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※訪日観光客の方が勇敢にもアップしてるInstgramを引用。

昼間の氷爆ツアーも楽しい・きれい

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スノーシューを履いてちょっと奥まで行くツアー、シャトルバスにのって氷爆を見に行くツアー(夜のライトアップツアーと見に行く氷瀑はほぼ一緒)、2つに参加しました。

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ピキッと凍りながらも激しく流れ続ける氷の滝。かっこよすぎでは?ガイドさんいわく、前晩の寒波のお陰で氷の厚みが非常に育って良い感じとのこと。

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こんなに立派な氷爆が見れて嬉しい。写真撮影も捗る。お天気も風もない晴天で、最高でした。

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ガイドさんが雪だるまで「インスタ映え」つくってくれた

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雪が苦手な娘だった

もうひとつの高級な方のレストランも素晴らしい

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2回の夕食のうちのひとつは奮発してフルコースディナーを。娘もいっちょ前にディナーよ。
料理と合わせる器は本当に素敵で、お料理はどれも美味しく、そして東北のワインとペアリングしながらいただけるのですが、1歳児は2時間半のフルコースに耐えられなかった...。
抱いてないと泣く、座ると泣くモードに入り、それを解除するのに必死だったり。ソムリエの方がDVDプレイヤーを持ってきてくれて、トムとジェリーを見せた瞬間、そのモードはどうにか解除される。ありがとうございました...。わがままモードでパンしか食べなかったりもしましたが、これも良い思い出になるのでしょう。
(ディナー、高かったのにゆっくり堪能できなかったのは残念。しかし無謀だった)

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ランチに食べたりんごのカレーも美味しかった。チキンがパリッと焼かれてた。

読書も捗る

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暖炉のあるラウンジで、献本いただいて届いたばかりの、@sasakillの小説、「僕らのネクロマンシー」を持っていきました。
今まで見たことがない、美しいデザインの本...!アクリルの表紙の下に樹氷の写真がデザインされていて、これは樹氷を眺めながら読む!と、最高のシチュエーションで、友人が書いた素敵な本を読むという、最高の読書体験を奥入瀬渓流のホテルのラウンジですることができました。

お世辞抜きに、小説面白いです。私はあまり文学的素養は持ち合わせないのですが、小説は柳田國男の「遠野物語」のオマージュで、文体も明治〜昭和的な日本文学の世界観の中に、人工知能やボイスコントロール等、現代的な世界観もインストールされたファンタジーです。
この「僕らのネクロマンシー」文学賞とかとっちゃんじゃないのかな。いや、わからないけど。「本は読める文学素人」的にも、充分に引き込まれる作品です。
(リンク貼るために、本の紹介サイト見たら、金額も売り方もずいぶん独特でした。あえてAmazonで売ってないのだそうです)

控えめに言って最高でした

そして、星野リゾートなのにすごい安かったんです。
1ヶ月前に予約したときは、渓流が見える素敵な和室で朝食付きで1泊大人12000円くらい。(2月のど平日だったこと、そして1ヶ月前割引とかも効いた)氷爆ツアーなどに無料で参加できて、美味しい朝ごはんもついて、温泉入り放題。...我ながら、よくぞ見つけたと、滞在中ずっと思ってました。
ガイアの夜明けにも登場したそうです。
今のところ、2018年の3月4月はまだまだ空きもあるし、良心的な値段で宿泊可能っぽい。でも来年からすごい人気でちゃんじゃないかなあ〜。ツアーも有料になっちゃったりして。
そして、韓国や中国(か台湾)の訪日観光客は半分くらいでした。スキー目当ての方も多かったのですが、日本に来て青森の奥入瀬に来るとは、通ですね。日本人より日本旅行してそうだ。

青森 温泉宿 星野リゾート|奥入瀬渓流ホテル【公式】

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この記事について

このページは、mayumineが2018年2月25日 17:26に書いた記事です。

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