なんだこのバブリーでラグジュアリーな街?マカオがすんごいことになってた


(DJI OSMO POCKETで撮影したものをダイジェスト編集した動画)

年始はマカオに旅行に行きました。
マカオは、これまでポルトガル調の世界遺産とカジノがある香港のオマケの街くらいのイメージしかなかったんだけどそんなことなかれ。
しかし、今のマカオは世界一のカジノ都市として、ここ10年で目覚ましく進化し、躍動する勢いのある街に生まれ変わっていました。

お金かけまくったハイパーバブリーラグジュアリーな巨大なホテル、いわゆるカジノとショッピングモールとレストランとプールとかのエンタメが一体化したIR(=Integreted Resort)がバンバンできて、真新しいキンキラピカピカ施設がそこら中にあって、圧倒されるところでした。

一文で言うと、ポルトガルと中国が融合した独自のマカオ文化、そして富と欲望が凝縮されたニューラスベガスが悪魔合体した、非現実を堪能できるワンダーランドという感じ。
一方、食事は美味しいし、治安も良く安全、子連れも行きやすい、そしてネットも速いしWiFiもそこら中にあるという、そんな刺激的で快適な街に街に日本からたった4~5時間でたどり着くことができます。

ホテルのロビーには、ピカピカのくるくる回るピンクの卵から鳳凰が飛び立つやつ、ダイヤモンドが光り輝き噴水がブシャーみたいなやつ、ベルサイユ宮殿みたいなレセプションとか、ド派手な噴水の池の周りを無駄にゴンドラが走ってたり、エッフェル塔があったり、観覧車がホテルの中に埋め込まれてたり、とにかくアホみたいに派手で、趣味が日本と違いすぎる。

クレイジーホテルジャーニーと称してホテル見物してるだけで楽しいし、2億の時計がショーウィンドウにあるようなハイブランドばっかのショッピングモールが死ぬほどある。こんな高いの誰が買うんだと思いきや、中国人買ってるんだよね...
ダサい虎の絵柄のベルサーチとかグッチとか着てる人たくさんいるし、どうみても中国ヤクザな人もたくさんいる。日本人は断然マイノリティ。

マカオは今、世界一の拝金主義成金シティと言っても過言ではなかろう...。 とはいえ、ホテルは時期にもよるけれど、家族で一泊2-3万でとれたので、ある意味コスパ高いです。

至近距離にあるカジノとヤクザな人々(別に見た目以外は怖くない)に抵抗なければ、人工的非現実を存分に楽しめます。
リゾートとして、過ごしやすいのでプールに入れる時期にまた来たい。

そんなわけで主にクレイジーホテルジャーニーの様子をお届けします。なにげにパンダ見放題な施設もあります。

ウィン・パレス(WYNN PALACE)

2016年末にできたばかりの新しいリゾート。ホテルの建物の前には噴水があり、その噴水の池の周りをゴンドラがぐるぐる回っています。ゴンドラは宿泊客じゃなくても無料で乗れる。今回ここに2泊しました。

ホテルのロビーには、ピカピカのくるくる回るピンクの卵がパカーと割れて、派手な音楽とともに鳳凰が飛び立つやつというショーを、15分おき?にやってます。
神々しすぎる。


インスタ映えなのかどうかもよくわからない。


他にも、派手なお花の気球が、揺れているようなやつとか、


なんかメタリックなチューリップとか、


高そうなツボとか、

ホテルの1階はショッピングモールなのだけれど、廊下もビューティフル。
入っている店がピアジェとかシャネルとかベルサーチとかプラダとか、最高級ブランドしか入ってなくて、買えるもの、買いたいものが何一つ無い。
2億の時計がショーウィンドウに飾られてたりするんだけど、こんな高いの誰が買うんだと思いきや、中国人買ってるんだよね...カジノで大儲けした人のために存在しているのかなと...
ダサい虎の絵柄のベルサーチとかグッチとか着てる人たくさんいるし、どうみても中国ヤクザな人もたくさんいる。日本人は断然マイノリティ。

ホテルの内観、バブリーラグジュアリーの極み。日本人趣味ではないのだけれど、ここまで突き抜けているともはやラグジュアリーなアートレジデンスです。

お部屋もベリーゴージャス!

優雅〜

バスルームのこの鏡、マジックミラーとなっていて、鏡がテレビになっていました。

枕元にはタブレットがあって、ここからTVやエアコンや証明がコントロールできて、完全にIOT化されてたし、USBプラグも完備で充電器不要。Lightningケーブルもありました。

朝ごはんのビュッフェレストランもキンキラキンで美味しかった。

朝から優雅な気持ちになれます。

これ、レストラン内のトイレに続く廊下。いちいち派手。

デザート♡
マカオと言えばのエッグタルトもあったよ。

夏は優雅なプールにも入れるよ。
またカジノもゴージャスだったのですが、カジノは撮影禁止なので写真はありません。
時期によると思いますが、この5つ星ホテルが一泊一室3万弱(家族3人で泊まる、朝ごはんは含まず)だったので、コスパ高くないですか?


ギャラクシー・マカオ

2011年5月にオープンした、タイパ地区最大級の統合型リゾートで、6つのラグジュアリーホテルとカジノやブランドショップ、プールなどを擁する複合施設。
旅の後半2泊はこちらに泊まりました。
ウィン・パレスよりは庶民的(それでもハイパーゴージャスなんだけど)で、お店もマクドナルドが入ったフードコートがあったりで少し気楽でした(笑)

ここの目玉は光輝くゥゥッ!ダーイヤモンドォォォッッッ!
15分おき?に、噴水から光り輝くダイヤモンドがくるくる周りながらのぼり、キラキラライティングに噴水ブシャー!でした。アホみたいにド派手でここまで突き抜けてるとマジで運気が上がりそう。

新年になってもクリスマスツリーが鎮座するのは中華圏の特徴ですね。

部屋も普通に素敵。バスルームとベッドルームがガラス一枚で透けてますが、ブラインドあったので大丈夫。トイレもガラスで透けてるのは多少困った。ウィン・パレスのゴージャスさと比較してはいけない。アメニティがエルメスなのが良かったです。

ここは、巨大で!世界一の流れるプールがある!というのが特徴でしょうか。
今回冬のシーズンだったので、プールはクローズしていましたが、温水プールとジャグジーは入れたので入りました。寒かったけど。
夏のシーズンにまた行きたい!

ギャラクシー・マカオの中にある、「GOST」というポルトガル料理レストランが、リーズナブル(といっても日本と同じくらい)で、美味しかったです。
写真はマカオ名物のアフリカンチキン。

またギャラクシー・マカオの隅っこにあるレストラン街にある、「世界一安いミシュラン」Tin Ho Wanもあり、確かにすっごい美味しかった。(料理の写真は美味しくなさそうなので割愛w)東京の日比谷にもあるのですが、常に大行列だそうです。マカオなら並ばず入れるよ。

カジノも巨大でした。ちなみに、毎晩夫婦交代でカジノに行き、「大小」やって、一日3000-4000円ずつ、ちまちま負けてました。

MGM

DSC00847.jpg

2018年にオープンしたばかりのゴージャスなホテル!
巨大なデジタルサイネージがあり、様々な景色を映し出していました。個人的にはマカオホテルロビー部門ナンバーワン。

ロビーがすんごい広くて、ルーブル美術館みたい...

レセプションは大理石で重厚感と高級感すごい。

MGMのライオンさまも大変立派でございました。


ベネチアンホテル

そこには水の都がありました。

ディズニーランドみたい。

回廊も美しいー!
写真撮り忘れちゃったのですが、ベネチアンのショッピングモールも素敵でした。

パリジャン

個人的インスタ映えナンバーワン。2分の1スケールのエッフェル塔が特徴。

ロビーの天井が優雅。

ベルサイユ宮殿みたいなロビー(にチェックインしようと並んでる人たち)

すごい素敵じゃないですか?

モールの雰囲気もセンスよい!

金のエレベーターもかわいい。「映え」てません?


スタジオ・シティ

ハリウッドがテーマで、ホテルの中に8の字の観覧車が埋め込まれているのが特徴のホテル。(観覧車は乗車するのに2000円くらいかかるので乗らなった)
個人的には見た目だけで中身は大したことないホテルでした。(もはや感覚が麻痺してくる)


オールド・マカオも行くべき

マカオはどちらかといえばこういうイメージですよね。

このいろんな要素が無秩序混ざってにごちゃっとしてる感じ、好きです。

ホテルリスボアのこの外観...建造物としておかしいやろ。人間を圧倒しようとしてるだろ。

マカオで一番有名で元祖エッグタルトのお店、CAFE NATA。行列でしたが、すぐに買えます。

もうすぐ2才児が、エッグタルト美味しすぎて、店の前で真剣に食べてる様子が可愛い。
他のお客さんもなごませていました。

いかにもヨーロッパの植民地した的なコロニアル調な広場と、中国のごちゃっと感が混じって面白い。(ちなみにラテンアメリカの都市にはこんな広場が必ずあったけど、こんなに雑多な雰囲気ではなかった)

写真の情報量多い。

なんとか教会。


教会の裏側。正面の壁だけ残っていて、ハリボテです。(なんでそうなのか、教会の名前を調べるのがめんどい)
こういうの見ると、びんぼっちゃまの家みたいだと思ってしまうジェネレーションです。

アップルストアもビューティフル

古いものから、いきなり新しい感じですが、マカオにオープンしたばかりのアップルストア。

1階に竹が植えられていて、2階まで吹き抜けになっているのがおしゃれ。めちゃんこクールなアップルストアがマカオにありました。
ここではシャッター音が鳴らないiPhoneが売ってるはずで、ちょっと買いたくなったけどやめておきました。

パンダ見放題の熊猫館

バスやタクシーで15分程のところにパンダが見られる施設もあります。
ちょうどパンダのお食事タイムに観覧時間が設けられているので、竹をむしゃむしゃ、お手本のようなパンダの姿をゆっくり拝むことができます。


2018年11月に香港とマカオを結ぶ世界一長い橋、「港珠澳大橋」も開通して、香港からマカオまで30分で行けるようになったこともあり、ますますマカオには生きたすくなりました。
マカオはすごい勢いで変化しているので、このブログの内容もすぐに古くなるかもしれません。

日本から近くて、香港に行く便はLCC含めて山のようにあるので、日本からすぐに4-5時間でこの非現実空間にたどり着けるので、リゾートとしての行き先として非常にアリだと思います。
週末旅行の行き先としても良いかなと!
私はまた夏のシーズンに行って、他のホテル(パリジャンいいな)に泊まり、プールを堪能し、カジノにもう少し踏み込んで楽しみたいです。

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この記事について

このページは、mayumineが2019年1月13日 09:20に書いた記事です。

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