2016年4月アーカイブ

airfrance.jpg

DSC00638.jpg

先日、羽田空港近くの、機内食ケータリング会社のTFK(東京フライトキッチン)の中で、エールフランスの新しいビジネスクラスの和食メニューアラカルトミール試食会に行ってきました。
東京モノレールに乗って羽田空港に行く用事が出来るだけでも嬉しいのに、普段入れないような機内食の会社に行けるとあって、ワクワク。

DSC00645.jpg

TFKのエグゼクティブシェフの福本さんからひとつひとつ、エールフランスのために創りあげた料理の説明を受けました。
機内においては、作りたてを提供できない、多少時間がたっても、再度温めなおしても美味しいものを...という制約の中で、いかに安定したクオリティで食事を提供できるかというのは、想像以上に試行錯誤の結晶だったのですね。

私の好きな本、キッチン・コンフィデンシャルの中で、これは「まずそうな料理だな」という例えの中に、「ウガンダ航空のエコノミークラスよりまずかった」という表現があります。ウガンダ航空とか存在しないのに、なんかすごい不味そう。世界一不味そうな、人間用のエサが出てきそう。そして、アメリカ発のユナイテッド航空の朝食もエサのようにまずかった。

余談でした。

一方翻って、「エールフランス航空の食事」って響きだけで、なんか美味しそうですよね。
エールフランスって、エコノミークラスでもシャンパンが飲めるし、美味しいパンが食べられるのが確約されています。それだけで、他の航空会社と大きく差別化できてると思うんだけど、さらに15〜28ユーロの追加料金で、さらに美味しい食事が食べられるアラカルトミールというものが最近できて、それが人気。そしてなんと、日本発フランス行きの便でも今年の秋からアラカルトミールがスタートするそうです。
そちらを試食してきました。

DSC00669.jpg

私が試食したのは、正統派フランス料理の「トラディション」。
フレッシュフォアグラのテリーヌに、イチジクのコンポート、鴨胸肉を蜂蜜とコリアンダーのロースト。鶏もも肉と、野菜のソテーを赤ワインで煮込んだメイン。カマンベールチーズと杏。そしてデザートはオペラのチョコレートケーキ。
試食会ではアルコールは出ませんでしたが、これは完璧にワインが進むやつ。美味しいです!そのへんのビストロより美味しい。

DSC00674.jpg

DSC00676.jpg

DSC00683.jpg

そして、フライトに合わせて丁寧に焼き上げたバケットも。
シェフが「エールフランスさんは本当にパンへのこだわりが強くて...、本当に修行しましたよ。フライトに合わせて、できるだけ焼きたてに近いものを召し上がってもらえるように工夫しています。うちのパンは美味しいですよ!」とのこと。
確かに本当に美味しかった。機内食のパンといえば、ビニール袋に入ったスカスカの丸いパンが定石ですが、エールフランスは格別に違う!

他のアラカルトメニューも撮影。
DSC00652.jpg
こちらは海の幸の「オーシャン」。
アラカルトミールのパッケージデザインも素敵ですよね。こんな風にサーブされてくるんですって。

DSC00653.jpg
タコの燻製、ポテサラ、エビ、マッシュルームのバターライス、ロマネスコ、パプリカ、チーズ、デザートはパッションフルーツのムース。

DSC00654.jpg
こちらは「イタリアン」。
パルマハムにメロン、モッツァレラチーズ。トマト、オリーブにバルサミコとオリーブのドレッシングを。グリッシーニと、ラザニアとチキンのカチャトラ風に、パルミジャーノチーズにデザートはティラミス!

ああ、アラカルトミール、全部美味しそう〜!

そしてファーストクラスとビジネスクラス用に、和食も提供しています。フランスでは日本料理がブームで、とても人気があるそうです。
こちらもひとつひとつこだわって作られていて、器もエールフランスが特別に選んだものだそうです。

こちらも試食させていただきます。
私がいただいたのは、秋からの新メニュー。
DSC00659.jpg

DSC00656.jpg

前菜  :牛肉照り焼き、鰊昆布巻き、焼き栗甘露煮、海老のお寿司、
お椀   庄内麩と葱、若布のお味噌汁、山椒風味
小鉢二種:スモークサーモン花作り、焼き目帆立、金平牛蒡の胡麻風味
台の物 :鯛二色焼(塩焼き、黄金焼き)、揚げ茄子、里芋白煮、銀餡添え、赤パプリカ、ほうれん草、繊切り人参、型抜きご飯
香の物 :桜漬け、胡瓜浅漬け
和菓子 :季節の上生菓子

普通に味のバランスもボリュームも、完璧に美味しい和食でした。
これは人気あるだろうなあ。

本当に、エールフランスは、食事が群を抜いて美味しいな。
日系エアラインも本当にクオリティ高いけど、このアラカルトミールの優位性は素晴らしい!
シャンパンも飲めるし、ワインも美味しいし、パンも美味しいし、フランス方面行く機会があれば、絶対エールフランスに乗ろうって思ったのでした。(そんな機会はいつになるやら)

DSC00665.jpg
(メニューも可愛い)

「薄い財布」「小さい財布」「ブロガーズトート」SUPER CLASSICから、女性向けの商品が出ました。
お財布でもありショルダー型のポシェットでもあるから「お財布ポシェット」。
ブロガーでモデルのまつゆうさんが「小さくてポンポン入れられるバッグを作りたい!」というところから開発された新製品をモニターとして届いたので早速使いまわしている次第です。

Graphics Interchange Format(GIF)-5C9EDC90BFC2-1.gif

形はミニボストン型、ショルダーストラップは着け外しが可能。
ファスナーはL字型で物の出し入れしやすい。(これ、見た名以上に便利)
中はカードホルダー、ファスナー付きのポケット、キーリングがついていて、それぞれそのままICカードやお札や小銭を入れたり、鍵をリングに付けたりできるようになっている。

img004.jpg

こんな風に直接荷物をぽんぽん入れることができます。(画像は公式サイトより)
これ、コンセプトに違わぬ、見た名以上に収納力高い!

IMG_6212.jpg
なのですが、私は「小さい財布」をもう、他の財布には絶対に戻れないくらい愛用していて、わざわざカードや小銭や鍵を取り出してポシェットに入れなおすのも面倒なので、まあ、普通にそのまま財布を入れて使います。

財布の中は、クレジットカード×2、保険証、免許証、お札、鍵(紛失対策にMAMORIOという追跡タグ着けているけど、なんだかイマイチ...何がイマイチかも説明するほど使ってないので割愛)で、自分的には完璧ミニマムフォーメーションで整理できているので。

鞄の中身は、お財布、iPhone 6 、OLYMPUS AIR、リップが入っても余裕すぎる。



Take a walk with #お財布ポシェット #ootd

mayumineさん(@mayumine)が投稿した写真 -

身に付けた感じはこんなふう。
黒でシンプルなボストンバックなので、どんな装いにも合います。
パーティーでも、近所への買い物でもシーンを選ばず使える!特に便利なのが、立食系イベント系だろうな。

そしてフォトグラファー的には便利な使い方を見出しました。

DSC00407.jpg
そう、換えレンズバッグとして超ぴったり過ぎる

とある会社の撮影にて。α7のVario-Tessar T* FE 24-70mm(重さ430グラムくらい、まあ、普通に重い方のレンズ)、RICOHのTHETAもすっぽり入る。あまりにぴったり過ぎて感激。そのままレンズ保護バッグとして、リュックの中に入れたりできるし。

DSC00412.jpg
カメラとお財布ポシェットを肩からぶら下げて、撮影時もおしゃれ便利!
ストラップにパットがついてるので、肩に食い込むこともなく、ポシェット自体も軽量なので方が全然つらくない。

このポシェットは、2014年12月から構想が始まって、1年数ヶ月かけて商品化したそうです。
コンセプトから商品開発、商品化までのストーリーが中々面白かった。

好評のため在庫切れで次は5月6日の発送分への注文になります。
瞬殺で売り切れてしまったんですって。

公式サイト&購入は以下より。


お財布ポシェットをはじめ、本当にabrAsusさんの製品は全てが私のライフスタイルのツボ(ミニマムでスマート便利、でもダサくない)なので、心から好きです。

moribill5.jpg

先日ビズリーチのパラレルキャリアをテーマにしたセミナーに登壇する機会を頂いたことをきっかけに、改めて自分のパラレルキャリアについて、そして今後の日本社会について考える機会があったので、ブログにしたためてみます。

私の週4社員、副業ライターのワークスタイルは会社が支援してくれていて、この「パラレルキャリア」がという新しい(?)ワークスタイルがご時世的にもマッチしたのか、去年はたくさんインタビューしてもらいました。
※パラレルキャリアとは、ひとつの組織に属して働くのではなく、複数の仕事やプロジェクトを並行しながらかけもちで働くワークスタイルのこと。


どこかの大企業だろうと、今勤めている中小企業なロフトワークだろうと、創立1年とかのベンチャー企業だろうと、ここまま順調に20年、30年も終身的に同じ会社で働き続けるイメージはほとんど持てない。
大企業に新卒で入社して、終身雇用で、順調に会長まで出世できるのは島耕作だけ
躍動の昭和を駆け抜け、バブルを味わいつくして出世して、高齢化社会を出し抜く島耕作羨ましい。そしてナチュラルボーンセレブな大町久美子も羨ましい。(島耕作は大好きで学生編から会長編まで全巻読んでます)

一方、私は法学部政治学科という、全くキャリアの役に立たない学科を2005年に適当に卒業し、文系会社員として社会の歯車として生きる、凡庸な道を選んだ私。
手に職もたず、人の病気を治すことも出来なければ、人の髪の毛を切れるわけでもなければ、人に食べさせられる料理もつくれず、さしてプログラミングもデザインもできない。

そしてどう考えても、お先真っ暗の日本の未来とやらがきたもんだ。
ちょっと脅しとも言えるデータを集めてみました。(セミナーの時につくったスライドを抜粋)

201603_bizreach3.jpg

201603_bizreach4.jpg

201603_bizreach2.jpg

201603_bizreach.jpg

あーやだやだ、こんな暗い未来と向かい合いたくない。
若い人達が自発的に日本の人口を良い感じに増やしてくれて、経済も良くしてくれるといいなあ、なんてふうに日本全体(特に政治家)が将来ときちんと向き合うことをサボってた結果、いよいよ取り返しがきかなそうな現実に向き合う羽目になってるのがイマココ。
まあ、政策への提言や国民の義務とか、そういうのはさておき。

日本の未来は暗いけれど、でも、テクノロジーは急速に進化してるし(止められないし)、昔より多様性と柔軟性が認められてきている昨今の、ひとつの働き方の提案としてのパラレルキャリアがあるんだと思います。

「パラレルキャリア」の言葉の所以は、かも有名な系学者のピーター・ドラッカーが、
「歴史上はじめて人間の方が組織よりも長命になったために、人は組織のみに頼らず、それとは別に第2の人生を始める必要が生じた。その第2の人生のひとつがパラレルキャリアである。」と著書で述べたことに始まるようです。

私はこのワークスタイルは、「キャリアに対するリスクヘッジ」だと思っていて、会社員としての本職(広報/マーケティング/プランナー的な仕事)としてのキャリアはきちんと積みつつ、何があっても個人で稼いでいく能力を、自分で開発していきたいと思っている。

特に女性の場合だと、出産や育児で一定期間、会社を休まなければいけない時、収入がゼロになるかもしれない。
けれど、ライターとして稼ぐ能力があればそれをなんとかカバーできるかもしれない。時代と状況、自分の経験に合わせてワークスタイルも、自分自身も、柔軟に変えていく。そんなイメージは常に持っています。

あと、行くべき会社があるって純粋に良いものだなあと思う。一方会社に行かないで平日に自分のペースで動くのもラクで良いなあとも思ってる。
体調悪かったり、嫌なことあったりで、モチベーションが上がらない日もあるじゃないですか。
でもそんな日こそ会社に行って、否が応でもミーティングとかして、同僚と話して、自分の席で淡々と仕事したりすると、自ずと一定のテンションと生産性が戻ってくる。そんな日に1人で家にいたら絶対鬱々してサボったりしそうだし。行くべき場所があってやるべき事があって、本当に会社ありがとう!と何度思ったことか。

何が言いたいかよくわからなくなってきたので、結論は、よくまとめてくれているキャリアハックの記事でも読んでおいてくれ。

つまり、会社も好きだ!でも自由も好きだし、本業以外にやりたいことがあるんだ!
どっちもいいとこ取りして生きていたい!そんな欲張りだけど、そのためにいくらでも頑張れる、という人ならパラレルキャリアが向いていると思います。

でもこんな勤務体系を認めてくれる会社自体まだまだ少ないし、そもそも会社側の就業規則が変わらなければ、パラレルワーカーは増やせません。
だからこのパラレルワークの考え方がもっと広まって、企業側も規則を変え、柔軟に働ける人がもっと増えると良いな!という思いも込めて。

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.902.0

このアーカイブについて

このページには、2016年4月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2016年3月です。

次のアーカイブは2016年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。