2015年12月アーカイブ

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先日、私が勤めるロフトワークの京都オフィスが、五条にある古く大きな建物をリノベーションして移転すると同時に、新しいコワーキングスペース「MTRL KYOTO(マテリアル京都)」をオープンしました。

詳しくは、MTRLのサイトニュースを見ていただくとして。自分のブログでは"空間&写真萌え"な趣味全開な切り口で、紹介させていただきたい。

解体工事中の夏に行った時と、オープンした12月7日に行った時を撮影した写真で比較してみます。
なんつーの、たまらないですね。

夏に行った時のブログ記事


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この現在進行形の廃墟が...ッ
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AFTER
こんなに素敵な空間に生まれ変わってる...ッ!
素晴らしい...


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2Fのガレージ部分。レンガの壁、左は土の壁、右は鉄筋、床は木。
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AFTER
美しいガレージになっていました。
撮影位置は違いますが、味わい深い土の壁が、ガラス窓の奥にそのまま生かされていました。


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2Fの今にも倒壊しそうな半分吹き抜けみたいな部分を、
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AFTER
綺麗に模様替え。素敵な階段がついていた!

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AFTER
壁の質感が生かされている。レンガの壁もそのまま残ってる。


MTRL KYOTO 内観フォト

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外から中を覗く

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1Fの居心地の良いコワーキング空間

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レーザーカッターや3Dプリンターが設置されているFABマシン空間


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階段から1Fを見下ろす

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2Fの「マテリアル」が展示されているスペース


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2Fの和室も美しい。


前行った時は、ボロボロの瓦礫の山だったこの場所が、こんなにクールに生まれ変わってる。
古いものと新しいものが融合されて、居心地の良い空間になっている。
文字通りいろんな「マテリアル」が随所に感じられて、
そして今後も、いろんな「マテリアル」がインストールされて、流動的に進化していくのが想像できます。

京都の方、そして京都にお立ち寄りの際は、ぜひMTRL KYOTOにもいってみてくださいね。


冬のカナダのアルバータというと、あなたはまず何を思い浮かべますか?
実際に行くまでの私のアルバータのイメージは、

・カナディアンロッキーで自然がきれいそう
・あとはよくわからない。むしろアルバータってどこ?

そう、ほぼイメージなんてありませんでした。

今回、アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂いて、初冬のアルバータを今回は私含む4人のブロガーで4泊6日のアルバータ旅行に行ってきました。
時期は11月末から12月頭、平均気温はマイナス10度。初冬のアルバータは私からしてみれば過ごしたことがない真冬で、どれだけ寒いのかと警戒し、ユニクロでウルトラライトダウンジャケットやらカシミアのセーターやらを買い込んだり、あとはスノーブーツもアマゾンで高くないものを探して買ったりしました。

今回の旅行時は「超ラッキー」なほどに天候に恵まれ、毎日晴天。
星空鑑賞も、スノーボードもこれ以上にない最高のコンディションで思う存分アウトドアのアクティビティを楽しむことができました。

最初にカルガリーについて、昼食を食べに行ったレストランで驚いたのは、料理のクオリティが高いこと!
石窯を持つレストランでピザが名物なのですが、生地の食感、塩分具合、チーズのクオリティなど、東京でも今すぐ流行しそうなレベル。
もちろん、ちゃんと選りすぐりの美味しいレストランにお連れしてもらったのだろうけれど、店構えはカジュアルで値段もそんなに高くない。

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でも数多くの質の高いレストランが維持されるためには、それを支える顧客層が必要です。
カルガリーには100万近くの人が住み、石油と天然ガスがとれるアルバータ州の中枢の経済都市で裕福な街。カナダ国内の石油と天然ガスの87%を生産しているそうで、カナダ国内でも3.1パーセントと最も失業率が低い都市。治安も良くて、そこに住む人の感じもすごく良かったです。

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のちにカルガリーもバンフも、いろんなところに食事に行ったけれど、どこも美味。
これは大きな発見でした。
連れて行っていただいた全ての料理が、新しく今までに食べたことのない味、複雑な料理名や調理方法。
「カナダ料理」的な伝統の料理が無いからこそ、カナダのシェフはいろんな国の料理を取り入れ、カナダの美味しい食材を活かしながら自由な発想で料理を開発しているんだと思いました。

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「カナダの料理のイメージが無い=カナダは食事が美味しくない」は大きな間違い。
カルガリーの街、バンフの街はとっても洗練されたグルメなレストランが数多くあることを知りました。
(もちろん、洗練されたレストランだけに連れて行ったもらったのもあると思いますが、それでもすごく全部美味しかった!!)

そしてアルバータはクラフトビールブーム。数多くの小規模ブリュワリーが、ちょうど日本の地酒みたいに、アルバータの中でしのぎを削っています。
ブリュワリーレストランやパブに入ると、地元のビールのロゴ付きのタブがずらりと並んでいるし、他にもたくさんのボトルのビールがそろっていて、どれにしようか悩んでしまいます。そしてどのビールもこだわりがあって美味しかったのでした。

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最後の晩に連れて行ってもらった、今年オープンしたてのcharbarなんて、全世界の「意識の高いトレンド」のツボを全て抑えたかのような素敵さ。
100年来のマットレス工場をの味わいを活かしつつリノベーションした3階建ての建物の屋上には当然、川が見える気持ちの良いルーフトップテラスがあって、新進気鋭の若き女性シェフが手がけるアルゼンチンインスパイアの熟成肉レストラン、巨大なロースターを構えるおしゃれコーヒーショップ(BLUE BOTTLE COFFEEみたいな)、そして地元でも人気のあるベーカリーショップでは毎日焼きたてのパンが置かれている。

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こんなトレンドスポットの総本山みたいな空間が、カルガリーには存在していました。
ここに行くだけでもカルガリーに寄る価値があると思ったくらいです。


飲食の印象も然ることながら、やはり冬のカナダならではの、雄大で美しいキラキラした白銀の世界、カナディアンロッキーはおとぎの国に来てしまったかのような、そんな気分になりました。日本にいたら一生お目にかかれないだろう、荘厳な雪をかぶったカナディアンロッキー。凍った川に湖。

Alberta

六角形の雪の結晶がまとわりついた樹氷。真っ青な空に真っ白な雪、太陽に反射してキラキラする雪の結晶。
北海道の美瑛町なんかはすごくきれいなんだろうけれど、こんな景色は東京にいたらまずお目にかかれません。
1年に1度くらい降る雪に、はしゃいだり、電車が止まって大変だったり、一喜一憂する都市に住んでいる私にとって、カナダの冬の大自然で魂が浄化されたような気にすらなりました。

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マイナス20度、キリッと冷たい空気の中で撮影した星空もすごく綺麗だった。

Alberta, Banff
そしてHDR写真的に一番お気に入りの写真。


またサンシャイン・ビレッジでのスノーボードも一生忘れられない思い出になりました。
カナダ最大規模のスキー場ということは、ワールドクラスのスキー場といっても過言ではないはず。
リゾート地で設備もWiFi整った快適なスキー場は快晴。晴れ渡って澄み渡る空の向こうには、雄大なカナディアンロッキー。
気候は暑くもなければ寒くもなく、風もないのでとにかくコンディションは最高。
少し雪は硬かったけど、基本はパウダースノーで、人も少なく空いていて、コースによっては貸切状態。

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こんなベストのコンディションで思う存分滑ることなんて、一生ない気がする。
スキーも好きだけれど、程よい斜面をエッジを効かせながら滑走している時の多幸感や興奮感は、スキーよりスノーボードの方が上(個人的には)だと思っています。
なので、とにかく最高。ただの最高。
人生でこれまでも、そしてこれからも一番最高なスノーボード体験になること間違いありません。

今回のアルバータの旅で何が一番良かった?って聞かれると、フォトブロガー的には前回のブログで紹介したようなとっても素敵な写真が撮影出来たことだけど、体験としては圧倒的にこのスノーボーディングでした。

今回一緒に旅をしたのは以下の3人。
  • アルバータ州ソーシャルメディア観光大使、カルガリー名誉市民、そして今回の旅を誘ってくれたネタフルのコグレさんは、とっても頼りになる優しい兄貴でした。(顔出しNGなので写真には写っていません)
  • honmaga.comのヒットミーは、実はこの旅がきっかけで知り合ったのだけれど、すごく良い人で気が合いました!
  • ビールを愛する乾杯おじさんの麦酒男さんは、とにかく明るく誰とでも仲良くなっちゃう。それこそ犬でも美女でも。
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    神さま、お天道様、アルバータ州観光公社さま、ブロガーのボスのコグレさま、ガイドの和田さま、私をここに連れて来てくれて本当にありがとう!
    そして、一緒に行ったブロガーのヒットミー、麦酒男さん、ありがとう!
    皆個性豊かで視点もバラバラなんだけど、とっても良いバランスで、皆飲むし食べるし、写真撮るし、ウィンタースポーツもいけるし、朝もちゃんと起きるし、おかげさまで快適な旅が出来ました。本当に、旅の仲間にも恵まれました。

    最初の問いに戻ると、冬のカナダのアルバータ。実際に行ってみて、目をつぶって帰りの飛行機で私が思い浮かべたもの。

    ・日本にいたら一生見れないだろう、雄大で美しいキラキラした白銀の世界
    ・人生で一番気持ち良かったスキー/スノーボード体験
    ・クオリティの高いクラフトビールに、数多くの質の高いレストラン
    ・治安も良くて人の感じもすごく良い

    4泊6日じゃ足らないような気がするけれど、もしあなたが、グルメでお酒も好き(特にビール、ワイン、リキュール)で、ウィンタースポーツが好きで、雪景色が見たくて寒いのが平気なら、カルガリー&バンフは、最高に楽しめると思います。

    今回の旅行全体は総じて最高に楽しかった!
    無理して来て、本当に良かったし、このブログを読んでる皆さまにも本音でオススメできます、アルバータ。

    Special Thanks, Travel Alberta JapanAir Canada
    ※アルバータ州の魅力を発見する #アルバータの冬ブロガーツアーに参加しています。

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冬のアルバータブロガーツアーで登場したエアラインは、カナダのフラッグキャリアであるエアカナダ(Air Canada)の成田-カルガリー直行便。
往路のAC010は、水・金・日の週に3便で、成田を16:10に出発し、カルガリーには朝の9:45に到着、フライト時間は約9時間半。
復路のAC009は、火・木・土で、11:40にカルガリー発、14:40位に成田着でフライト時間は約11時間。

直行便なので一回乗ってしまえばあっという間に着いちゃいます。
フライトもそんなに高くなく、冬の平日(例えば1月13日とか)なら、エコノミー往復10万ちょっとでエアカナダの公式サイトから予約できます。
フライト料金はもちろん、時期によって大きく変動するのであくまで参考程度に。

そしてエアカナダはスターアライアンスグループなので、ANA派の方はマイレージが貯まりますよ。(私JAL派...)


Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

エアカナダはエコノミーでも座席は広めにとってあってなかなか快適。
(体格の良いカナダ人仕様ということでしょうか、たぶん関係ない)


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ちなみにビジネスクラスのお席はこんな感じで、モダンなコンパートメント式。快適そうだな〜!


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足元結構ゆったり。


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そしてエアカナダの良い所はUSBと電源プラグがほぼ全席に備わっていること。
北米&カナダはA仕様の電源プラグのため、日本の電気製品そのまま使えます。

エンターテイメントはタッチパネル式で、映画多数。日本語(ただし吹き替え)に対応しているのは5作品ほどでした。
私はよく知らずにキングスマンエージェントを見ましたが、思いの外すっごい面白かった。

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行きの便では、離陸後2時間ほどで食事が出てきます。
チキン的なもので、味はなかなか。ごぼうサラダもケーキも美味しかったです。(日本の機内食会社がつくってるんだろうな)

ビールはカナダの「CANADIAN」を頂きました!

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2回目の機内食は朝ごはん的な。
まあまあです。

北米へ行く路線はどれも時差が辛いですね、太平洋横断の宿命です。夕方に出発して、日本の真夜中にあたる時間に現地到着、現地は朝。
寝るか寝ないかは本当にその人次第。私は1時間くらいしか寝れなかった。

そして帰りの復路は、1万ちょっとプラスして、エコノミーの中でも一番前の壁前席などが選べる「プリファードシート」にしてみました。
帰りの10時間半のロングフライトを少しでも快適に過ごすためには全然アリ。

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わーい、広い、快適!

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しかも、真ん中席にしたのですが、隣2席も空席でここは私の占有スペース(のような気持ち)に!

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機内食その一、チキン。
ビールはカナダのCOOL RIGHT。

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機内食その二、パスタ。
フルーツ美味しい。

オフラインでブログ書いたり、本読んだり、寝たり、気づいたら2席分使って横になって寝てたり、かなり快適に過ごせました。
プリファードシートバンザイ。

サービス面でちょっとしたエピソードがあって、帰りの便でKindleで、漫画では初めて読む、エヴァンゲリオン14巻最終巻(ほら、最近Amazon Kindleで全巻700円セールとかやってたからさ)を読んで、感動して泣いてたわけですよ。どうせ隣もいないので、割と普通にメソメソと。
その恥ずかしい瞬間に、キャビンアテンダントの金髪の大きいおばさんが「これアップルウォッチ?興味あるのよ、どう?」みたいに気さくに声かけてきて頂いて、ほんと、もう、勘弁してくれと思った瞬間がありました。まる。

カナダのフラッグキャリアだけあって、エアカナダは総じてしっかりしています。
なによりアルバータに行くのに直行便で行けるメリットは何よりも大きいです!


Special Thanks, Travel Alberta JapanAir Canada
※アルバータ州の魅力を発見する #アルバータの冬ブロガーツアーに参加しています。

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冬のアルバータブロガーツアー4日目、最後のディナーは、カルガリーで一番新しくてトレンディでオシャレでクールでナウでヤングなスポット、East Villageエリアにある、Simmons Buildingにある、熟成肉レストラン「Charbar」へ。
1日目,2日目,3日目3日め半のブログ)

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ここSimmons Buildingはとってもユニークな建物で、もともとは100年来のマットレス工場だったところを、リノベーションしてオシャレスポットに大変身、2015年5月にオープンしたばかり。
私の身の回りでも(というか自社)でも、京都の100年来の印刷工場だった木造建築物リノベしてコワーキングスペースとしてオープンさせたり、飛騨の江戸時代からある古民家をリノベしてFabCafeにしようとしてたりするものですから、カナダの"モーストトレンディリノベーションスポット"(和製英語にもなってない)なんて来てしまったら、テンション上って写真も撮りまくりでブログでも紹介したくなる次第です。

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入ってすぐの入り口左は、「Phil & Sebastian Coffee Roasters」というおしゃれコーヒー屋さん。
奥には熟成肉レストラン「Charbar」、右奥には「 Sidewalk Citizen Bakery」というおしゃれパン屋さんという布陣。

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「&」の看板装飾、カウンターの感じ、照明の感じ、

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壁はレンガで天井と床は木材という雰囲気、全てがかっこいい。

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「Phil & Sebastian Coffee Roasters」でローストしたオリジナルの豆も販売。
飲んでないので美味しいかどうか知りませんが、どうせ美味しいのでしょう。

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カウンターの背後にはガラス張りの部屋に、巨大なドイツ製のアンティークのコーヒーの焙煎機が鎮座しています。小憎らしいほどにかっこいい。
きっと昼間はここでギークっぽいコーヒーロースター職人が湿度や温度を図りながらコーヒー豆を焙煎して、コーヒーの良い匂いを充満させているに違いないぜ!

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右奥はこれまたおしゃれなパン屋さん。ここで焼いているそうなので、これまた朝には焼きたてパンの良い匂いが充満しているんでしょうね。
朝、ここに来れば挽きたてのコーヒーに焼きたてのパンが買えて幸せな気持ちになれるに違いないんだろうなあ。
羨ましいぜ!

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パン屋さんはもう閉まっていますが、案内してもらいました。

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このスチールのドアは、マットレス工場時代に使われていたもの。
古きものと新しきものを上手に活かしていて、とっても素敵。

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建物真ん中は吹き抜けになっていて、ガラス張りのエレベーターと階段があります。
吹き抜けの開放的な雰囲気、木の温かい雰囲気、そして少し無骨な古い工場の雰囲気が素敵に融合しています。


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2Fには、1Fのコーヒー屋のカッピングルームがありました。
ここでバリスタたちがコーヒートレーニングをするんだそうです。

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2Fの一部は、熟成肉レストラン。
伺ったこの日は2Fは貸し切りになっていて、何かの催し物が行われていました。

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吹き抜けの構造、大好き。
ブルーのお皿ですらインテリアの一部に見える。

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さらにその上はルーフトップテラスに。
冬は寒すぎて閉じていますが(なんてったって、12月頭でマイナス10度)、夏は川を眺めながら音楽流しながらビールやシャンパン飲んだりするんだろうなあ。
さぞや素敵なんでしょう!

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さてさて本題。カナダのアルバータ牛の熟成肉は美味しいのかどうか。
レストランの入り口の冷蔵庫に吊るされる、美味しそうなお肉ちゃん達。
レストランに入る前から、視覚で肉を堪能。食欲そそられますね。

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ここのレストランは若い30代の女性シェフが切り盛りしています。
彼女が訪れたアルゼンチンにインスパイアされ、熟成肉のグリルレストランをつくることになったんだって。
アルゼンチン、イタリアン、スパニッシュのフュージョンスタイル。
新進気鋭の女性シェフによる新しいスタイルのレストランです。

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生ハムと、魚介類が並ぶカウンター。スペインっぽくて美味しそう。

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このテーブル席も素敵だった。
前述のマットレス工場時代のスチールのドアをそのままテーブルに埋め込んで、天井に飾られているのはシェフがアルゼンチンで買い集めた鍋。
そしてアルゼンチンタンゴっぽい女性の絵画がレンガの壁に直接描かれている。
すごいセンス良いなと思いました。


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基本オープンキッチンスタイルで、シェフの動きも丸見えです。これはお肉のグリル。

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そしてメニュー表。興味のある人だけクリックして拡大して見て頂ければと思いますが、お値段、高くないんですよね。
聞いたことない食材の組み合わせなど、変わったスタイルの料理もたくさん。

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バーテンダーがつくってくれたオリジナルカクテルでかんぱーい!
カナダ随一のEau Claire Distilleryのジンベースのカクテル。Eau Claireについては見学してきたので後述します。

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同じフロアのおしゃれパン屋のパンをグリルでやいたものが。グリルの焦げ目が香ばしくて美味しい。
しかし、これでお腹を満たしてしまっては後が続かぬ...!

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トマトと鶏肉とケッパーのガーリックソースの冷菜。これも美味。

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こちらは自家製のソーセージ。
黒い方は内臓っぽい濃厚な味わい、もうひとつはスパイシーな味わい。黒いほうが美味しかった!


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魚介のセビーチェをイケメンが目の前で和えてくれるパフォーマンスつき。


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そのイケメンセビーチェがこちら。カリッとしたコーン、海老、貝、イカ、などなどたくさんの魚介がさっぱりとしたオイルソースとマッチしていて、すごく美味しかった。これはお気に入り。

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この店オリジナル、アルゼンチンスタイルの深皿タイプのピザ(というかフォカッチャ)ですって。
美味しいからと言って食べ過ぎると肉までたどり着かぬ...!

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豪快な魚介のブイヤベース。
カニはちゃんと蟹切りはさみと、ほじくりフォークが提供され蟹の身をほじくります。
スープには酸味と辛みもあってトムヤムクンっぽい味わいと、魚介の出汁が効くブイヤベース的な味わいがミックスされてて美味しいスープでした。

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お肉に合うワインも頂きました。(ヒットミーの記事はこちら)

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そしてお待ちかね、アルバータ牛の80日熟成肉ぅぅぅぅ!
しっとりと柔らかくて、濃厚な味わいの熟成肉。噛めば噛むほど味がします。
美味しかった。すごく美味しかった。

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お肉にはこの3種類のソースをつけて頂きます。
それぞれのソースを組み合わせて自分好みにしてお肉と頂く、圧倒的なマリアージュ...!

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そしてこれでもかと出てくるサイドディッシュ。
クスクスのサラダに、

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お豆っぽいヘルシーそうな何か。(お腹いっぱい過ぎて手を付けられず)

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最後のデザートまで抜かりなし。
ソフトクリームにチョコソースをかけて見た目もかわいいデザートに、

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シンプルにスイートポテトっぽいものを巻いたクレープ。これも美味しかった。
ものすごく大満足なコース。

いただいた全ての料理が、新しく今までに食べたことのない味、複雑な料理名や調理方法。
「カナダ料理」的な伝統の料理が無いからこそ、カナダのシェフはいろんな国の料理を取り入れ、カナダの美味しい食材を活かしながら自由な発想で料理を開発しているんだと思いました。
「カナダの料理のイメージが無い=カナダは食事が美味しくない」は大きな間違い。
カルガリーの街には(そして今日訪れたCharbarは特に)とっても洗練されたグルメなレストランが数多くあることを知りました。

Charbar
Simmons Building
Confluence Way SE
Calgary, AB
www.charbar.ca

ところで、charbarで頂いたカクテルに使われているジンを作っているカナダ随一のスピリッツ/ウィスキー工場「Eau Claire Distillery」に同じ日に見学に行っていました。
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カルガリーから車で約1時間ほどの場所にあるターナーバレーにあります。

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こちらで作っているジンやウォッカ。正真正銘アルバータ産のスピリッツで、日本では絶対に買えないやつ。

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試飲させてもらいましたが、あら、美味しい!!!
いかにも「ジン」っぽいハーブ臭さが程よく抑えられてて、とっても飲みやすい。
ビンのデザインも可愛かったので、ハーフボトルの期間限定「クリスマスジン」をお買い上げ。
全部の種類で飲み比べ小瓶セットなんてあったらおみやげにいいのにね。
カルガリーの空港のリキュールショップでEau Claireのジンを見つけました。

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工場の中も見学させてもらいました。
この蒸留の機械のデザイン、すっごい萌える。

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お買い上げしたジンの袋を手に記念写真。
左から、ネタフルのコグレさん、乾杯おじさんの麦酒男さん、私、honmaga.comのヒットミー、と、今回案内してくれた方。
このメンバーで旅が出来て、とっても楽しかった!

アルバータの冬の旅程レポートはこれにて終了ですが、記事はもう少し続きます。


Special Thanks, Travel Alberta JapanAir Canada
※アルバータ州の魅力を発見する #アルバータの冬ブロガーツアーに参加しています。

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冬のアルバータブロガーツアー、3日目の午後から4日目の午前中までは、バンフ国立公園3大スキー場のサンシャインビレッジ(Sunshine Village)へ。(1日目,2日目,3日目のブログ)
サンシャイン・ビレッジの魅力は、標高の高さとワイルドなオープンゲレンデ。

Alberta, Banff

冬のアルバータブロガーツアー、3日目(1日目2日目のブログ)は、朝はバンフの美しい景色を巡り、レイクルイーズでスノーシューをしました。
冬の国、眩しい白銀の世界、キラキラする氷に雪、樹氷、岩山、針葉樹。キリッと澄んだ冷たい空気。
こんな景色が見たくって、写真が撮りたくって、今回のツアーに参加したようなものです。

快晴のお天気に恵まれて、私のイメージ通りの世界がそこにはありました。
アルバータ州ってこんなにも美しいところ!

Banff

アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂いて、はじめてのカナダはアルバータ旅行2日目(1日目のブログ)は、カルガリーから車で約1時間、世界中から観光客が訪れるバンフ(Banff)の街へ。 周囲はカナディアンロッキーの山に囲まれ、壮大な景色、美しい星空、リゾート地として整備された安全で素敵な街です。

バンフに到着すると、まずは温泉。

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