世界一周先輩である山田進太郎さんの半年くらいまえの世界一周後によく聞かれることまとめ【完結編】を真似して、世界一周の交通手段、かかったお金、行ってよかったBEST3などをまとめます。
どこに行ったんですか?
シドニー、タヒチ、イースター島、ペルー、ボリビア、サンディアゴ、リオデジャネイロ、マドリッド、バルセロナ、イタリア、ヨルダン、イスラエル、ドバイ、ロンドン、パリ、バンコク、シンガポールです。
それぞれの旅行記事はこちらから読めます。
どうやって行ったんですか?
飛行機です。
Oneworldの世界一周4大陸16都市、ビジネスクラスで行きました。航空券代は、76万+サーチャージや空港税で、1人95万円くらいでした。(エコノミーだと1人50万くらいになるんじゃないかな)
世界周遊券はいろいろ独自ルールがあって、詳しくはこちらあたりをよく読めば良いと思います。航空券は全部個人手配しました。
ルート作りに行き詰まったので、世界一周堂さんに有料コンサルをしてもらいつつ、Oneworldのこのサイトからルートを綿密に作り上げ、経由便無しの直行便のみ(経由すると1都市分無駄になるので)でつくり、うまいことロングフライトも組み込みつつ(ロングフライトだと飛行機の機材やサービスが良くなる上にマイルも稼げるので)、スケジュール・ルートが完成したらJALに電話して航空券を手配しました。
JALへの電話は「世界周遊券でお願いします、何月何日ここからここに行きます」と16フライト分の希望を告げ、数時間後に空きの確認の折り返し電話があって仮予約。そこから最終金額確認のため数時間を要し、そして電話からクレジットカード決済、しかも高額な航空券代の決済がカード会社の方で一旦ストップがかかり、カード会社に確認を入れ決済が完了し、ようやくフライト予約確定...みたいな、もう、私は旅行代理店か!秘書か!と思うくらいというやり取りに手間がかかりました。楽しいからいいんだけど。
旅行代理店経由で手配すると、手数料が数万円かかるところ、JALに直接電話だと2100円の手数料で済みますし、一度予約できてしまえば、フライトの日程変更も海外からJALに電話して一発変更できるのもラクでした。
Oneworldの世界周遊ルートはものすごく研究したので結構詳しくなりました。
「ここからここには直行便通ってるのかー!」「このルートだとBAのフルフラットのコンパートメント席乗れるぜ!」「ここは週に1本しか通ってないのか!スケジュール練り直しだ!」とか、そういうこと考えるのがもう楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
世界周遊航空券については、こういった本に詳しいです。
朝日新聞出版 (2012-11-20)
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どこが一番良かったですか?
絶景BEST3
1位:ウユニ塩湖今回の世界一周旅行の中でも絶景ダントツ1位はウユニ塩湖。 360度、雲の上の天国のような絶景が延々と広がるのです。
雨期になると湖面に水が溜まり「鏡」となって空を映し、雲の上の天国のような360度超絶美しい景観をこの目で見て写真に収めたかったのでした。
世界一周8ヶ所目:まるで雲の上の天国にいるようなウユニ塩湖はきっと世界で一番美しい場所かもしれない
2位:イースター島
神秘的なモアイ、なんか好き。
イースター島はモアイだけでなく、とても自然が豊かで、空、雲、雨、虹、山、風、木、草原、海、岩、馬、牛...周りに自然以外何もない360度パノラミックな景色を眺めながら、くねくね登り下りするワイディングロードを4WDでドライブするのは最高に気分が良かったです。
世界一周3カ所目:絶海の孤島イースター島でモアちゃん巡り
3位:チビタ・ディ・バニョレージョ
イタリア中部のオルヴィエート近郊にある「滅び行く町」。ラピュタみたい。こんな世界最高峰の廃墟都市(いや、人住んでるんだけど)萌えないでいられるか。
世界一周14ヶ所目:イタリアの断崖絶壁の上に立つ「滅び行く町」、チビタ・ディ・バニョレージョがラピュタっぽくて凄かった
リゾートベスト3
1位:タヒチ・モーレア島のソフィテルモーレアリゾートもー、最高だったー!波のない限り無く透明に近いエメラルドグリーンの海の中にはたくさんのカラフルな熱帯魚。
その上の水上コテージ。また行きたい行きたい行きたい!
世界一周2カ所目:限りなく透明に近いブルーラグーンの水上コテージで夢のリゾート!
2位:ヨルダンのケンピンスキー死海リゾート
死海の泥塗って死海に入ってプカプカ浮いたり、死海のサンセットを眺めながら眺めの良いプールでぼんやりしたり、朝食のビュッフェにシャンパンが出てきたり、とにかくリゾートとしてすごーく良かった。また行きたい行きたい行きたい!
世界一周19ヶ所目:ヨルダンの死海リゾート「Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea」で超絶優雅なステイと死海浮遊体験
3位:シチリア島:タオルミーナ
シチリアの独特の雰囲気がとっても好き。なんかシチリアだけ「色」が違う。
美しくて、明るくて、美味しくて、のんびりした空気。また行きたいなあ、シチリア。
世界一周16ヶ所目:憧れのシチリア島リゾートタオルミーナで、美しい眺めに美味しいご飯を食べ、ゴッド・ファーザーロケ地巡りをして、列車ごと海を渡る体験をする
建造物ベスト3
1位:サグラダ・ファミリア外観に圧倒され、中に入っても壮大な景色があり、光の美しさに感動しました。
完璧に描かれた曲線、完璧に計算された光の色、完璧に計算された空気感。聖堂の中でぼんやりしていると自然に涙が溢れました。こんなに圧倒的な建物ってあるんでしょうか。バルセロナはご飯も美味しかったし、本当に気に入った街です。
世界一周13ヶ所目:バルセロナのシンボル、ガウディの未完作品のサグラダ・ファミリアに圧倒される2位:マチュピチュ
失われた天空都市マチュピチュ。
よくぞこんな所にこんな都市を造ろうとしたものだ、そしてよくぞそのままの形で残っていたものだと関心します。
世界一周6ヶ所目:天空の城、マチュピチュ遺跡
3位:ペトラ遺跡
いろんな遺跡の中でもペトラ遺跡は別格でした。
ひたすら広大で巨大な砂岩がそびえ立つ中にぽつぽつと遺跡が存在し、これまで見てきた世界の遺跡の中でも、巨大で壮大でまた独特の世界が漂っていました。一番「遺跡を探検」している感じがありました。
世界一周18ヶ所目:インディ・ジョーンズのペトラ遺跡、眼前に広がる巨大な砂岩、独特の遺跡群がとても良かった
食べ物ベスト3
他にもタイのカオマンガイとか、麺とかシンガポールのチリ・クラブとか美味しかった。やっぱ食べ物はヨーロッパかアジアだね!
トラブルとか危険な目にはあいましたか?
治安が悪そうな南米では気を張って警戒してたので全然大丈夫でした。危険な場所に行かなければ平気。
プロのスリが多いのはバルセロナ、ローマ、パリ。
バルセロナではガチで「うわーこいつスリだなー」って人、結構見かけました。人の荷物ばっかり見ている怪しいヤツです。
ローマでは、上着のチャック付きのポケットに入れていた200ユーロとキャッシュカードとクレジットカードがいつのまにか無くなっている事件発生。身に覚えが無さ過ぎて、落としたのかスラれたのかわからない。ていうかスラれたと思いたくない、カード類は分散してもっていて、相方のカード類もあるので致命的では無かったのですが...そんな悲しいこともありました。
パリでは相方が2回も露骨なスリに遭遇。1回目はカフェで子供に、2回目は教会で黒人に狙われ双方とも撃退しましたが、パリはガラ悪い。
あとはバンコクのホテルでMacbookが盗まれたけど戻ってきたのは一番すごかった。
写真を見せてください
Flickrのセットよりどうぞ!Round the World - a set on Flickr
いくらくらいかかりましたか?
予算管理していたつもりが全然できていなかったので、実際はあまり細かくわかっていないのですが、夫婦ふたりで、3ヶ月で、トータル350万〜400万くらいです。
バックパッカーほど切り詰めず、日本からの安ツアー旅行よりは確実に金額は抑えられてて、で、こんな感じ。
世界一周バックパッカー的には1年で100万とか余裕らしいので、それに比べれば随分お金使ってますね。
ただし今回はOneWorld世界周遊券はビジネスクラスという贅沢をしたので、航空券だけで1人95万位(サーチャージや空港税含む)かかっています(前述のとおり、エコノミーだったら1人50万くらいかな)。
でもビジネスクラスだと、7時間以上のロングフライト片道1本だけで60万以上とかするので、コストパフォーマンスのみで考えると超安いチケットでした。JALでヨーロッパ往復してお釣りくるくらいマイルもたまった。やっぱりお得だわ。
宿は平均1泊5000円前後(ダブルかツインで)のところに宿泊していました。
ドミトリーは苦手なのでバックパッカー宿系はほとんど泊まりませんでした。
もちろん、南米とかタイとか物価の安い国はもっと宿代やすいし、ヨーロッパとかイスラエルとか物価の高い国はもっと宿代高いです。
あとはタヒチの水上コテージやマリーナベイサンズ等、たまに贅沢なところに泊まったりしました。泊まった宿はほぼすべて、トリップアドバイザーにレビューしています!
飛行機代除くと、1日当たり、2人合計で1.5万円〜2万円の計算です。
3ヶ月の駆け足世界一周旅行となると、移動も多く(移動=お金かかる)、贅沢するつもり無くてもあれもこれも見たい、やりたいと観光してたら結構お金使うものです。
世界一周して価値観かわりましたか?
変わりません。詳しく以下の記事をお読みください!世界一周を終えて2ヶ月経った今
持ち物は何を持って行きましたか?
以下の記事を参照にしてください!世界一周旅行の持ち物(厳選した旅グッズなので普通の海外旅行にも参考になると思います)
一気読みはこちらから!
世界一周旅行記録 - URAMAYU
世界一周旅行の旅程の中に短期語学留学組み込むのもあり【PR】
英語に自信がない、海外生活の雰囲気を掴んでから旅に出たい、外人の友達が欲しい...そんな方は、世界一周旅行の旅程の最初に、短期語学留学を組み込んでも良いかもしれません。前述の世界一周周遊券を使って、まず初めにオーストラリアとかアメリカとか、短期語学留学先の国で2週間~1ヶ月滞在して、語学や海外ライフに慣らしてから世界一周に旅立つ...そんなプランもすごくアリだと思います。私も10代の頃、ロサンゼルスに2週間語学留学したことは、今も良く覚えていて良い経験になりました。
世界46都市にあるEFインターナショナル・ランゲージ・センターは、色々な提携学校を斡旋するところと違って、EF直営の学校へ入学するので、日本でのカウンセリング時から留学中、帰国までのサポートがしっかりしてるほか、欧米での知名度が高く、どのキャンパスも欧州・南米からの生徒が大多数を占めるため、アジア人生徒の割合は低いとのこと。毎週月曜日が開校日で、最短コースは2週間から参加可能で、滞在方法は、寮・ホームステイのいずれか。留学費用には現地での授業料と滞在費(1日3食含む)が含まれます。例えばオーストラリアのブリスベンの2週間コースだと133,800円からみたい。1日約1万円で学校行けて食事も寝るところもあるのだから世界一周旅行プランとしてもすごくアリなんじゃないかと思います!
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