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Dyson 360 Eye」(スリー・シックスティ・アイ)は2015年10月26日(直営店のみ23日)に発売された、ダイソンの最新型ロボット掃除機。

去年の秋に製品発表されて以来、今年の春に出ると言われて出てこなかった「360 Eyeですが」、世界に先駆けて日本で発売されることになったということで、発表会の会場に行ってきてみました。

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17年、53億、200人をかけて開発されたダイソンのロボット掃除機「Dyson 360 Eye」

   

201511/01

  
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Dyson 360 Eye」(スリー・シックスティ・アイ)は2015年10月26日(直営店のみ23日)に発売された、ダイソンの最新型ロボット掃除機。

去年の秋に製品発表されて以来、今年の春に出ると言われて出てこなかった「360 Eyeですが」、世界に先駆けて日本で発売されることになったということで、発表会の会場に行ってきてみました。

DSC08440.jpg 来日したダイソンのロボット工学主任のマイク・オールドレッド氏。
この掃除機の開発に17年間、約53億円、200人のエンジニアをかけて開発したそうです。
すごいよね。「深センあたりのスタートアップが半年で、アリモノの部品組み合わせてロボット掃除機作ってみました、クラウドファンディング!」とは当然ながら全てのレベルが違う。

じゃあ、ダイソンがそれだけの時間とお金とリソースと、そして熱意をかけて作ったこの掃除機が他の製品と比べて何がすごいのか。

ロボット掃除機の4倍というパワフルな吸引力
とにかくいろんなテクノロジーを結集して、めっちゃ吸うらしい。

・搭載されたダイソンデジタルモーター V2は、1分に78000回転する。
・ラジアルルートサイクロンテクノロジーは、吸い込んだ空気からゴミやホコリを効率的に分離する。
・HEPAフィルターで、0.5マイクロメートルの微細な粒子まで捉える。
・掃除機の機体幅ぎりぎりまで吸える。

以下はダイソンお得意の(?)他社製品比較デモ。
真ん中がダイソン、他ふたつが某ルンバと、某パナソニックのココロボです。

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実際に同じ条件で類似製品を動作するデモを見ると、ダイソン圧勝で、会場にいた記者のみなさまも「おおー!」っと感嘆の声をあげずにはいられない。
吸引力はさることながら、両端の他社製品は、ブラシで周りにチリを散らしているだけで、タイヤでもチリをまいてしまっています。
掃除している幅も、一番小さなdyson 360 eyeが一番広い!


規則正しく、自動で掃除する
独自の、360ビジョンシステムで、人間の視界より広い周囲360度映像から自分の位置を認識するビジョンシステムを搭載。
カメラで周囲環境を把握して、家の中の効率的な「掃除ルート」をつくって、現在地を把握しながら正確に掃除するのだそうです。
同時に赤外線センサーで障害物を回避。

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こうやって、四角い"らせん"のような動きで部屋の中心から外側に向け、まるで塗りつぶすように掃除していく仕組み。
同じ場所を行ったり来たりしないよう、効率的に掃除するんですって。

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360eyeに搭載しているカメラがとらえた家の中の風景イメージ。

これ、監視カメラにも使えそうだなー!と誰もが思うところですが、今のところ、ここで映しだされる映像はセキュリティの観念から、「掃除機が家の中を把握する以外の用途」には使う予定はないとのこと。

アプリとクラウドで掃除機をリモートコントロールできる
「Dyson Link」というアプリで、家のDyson 360 Eyeにアクセス、スケジュール予約や、コントロール、さらには掃除のログ(記録)やトラブルシューティングも表示してくれます。
掃除機録画面は、360 Eyeはどのように掃除をしてくれたか、地図の形で確認できるそうです。

掃除機のリモートコントロールっていろんな可能性ありますよね。
例えば、普段は人が住んでいない別荘やセカンドハウス等に、この掃除機をおいておけば、常に家の掃除メンテナンスが可能になる。
飲食店やオフィスなんかも、夜中にこの掃除機が動くようにセットして記録できるようになれば、掃除にかけるリソースやコストが削減できるようになるかもしれない。

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お値段は13万8000円(税別)。
うちみたいな小さな家にはスペック高すぎだけど、すごい欲しいし使ってみたい。

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