透明の海、絶景温泉、爆釣サビキ釣り、大満喫の2泊3日の式根島旅行レポート #tokyo島旅山旅 #式根島

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2015年9月11日から13日の2泊3日で東京都の式根島へ、#tokyo島旅山旅のレポーターとして行ってまいりました。
式根島は東京から南へ160km、人口は約550人、島はぐるっと一周すると12kmの伊豆諸島の小さな島。
今回この機会を頂くまで「式根島?どこそれ?東京都の島?」くらいにしか思ってなかった(つまり知らなかった)のですが、行ってみてびっくり、東京都にこんな大自然がそのまま残るような離島があったとは!驚きでした。3月に西表島に行ったけど、もっとずっと近い場所に離島、あった。
今回の2泊3日の旅行の様子を時系列でレポートしていきます!

1日目

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調布空港到着。


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新中央航空、調布→新島行搭乗。


新中央航空の搭乗レポート動画です。
いやー、思いの外めちゃくちゃ楽しい空の旅でした。調布飛行場から乗る新島行きの飛行機搭乗レポートは以下の記事で詳しく紹介しました。


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新島空港着、荷物を受け取って島に降り立つ!
新島空港から式根島へは連絡船で移動。空き時間が2時間ほどあったので、新島をうろうろ。タクシーやバスの交通手段がよくわからず、街へは15分〜20分歩くと出られるそうなので、歩いてみる。

DSC07953.jpg 変な店に、

DSC07968.jpg 変な石像?

DSC07954.jpg そして青い海ー!
東京の調布からたった35分で突然の離島感...!素直に感動しました。

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ブランチはPOOL / PARK" target="_blank">POOL/PARKというこじゃれたカフェで。後から知ることになりましが、式根島にはこじゃれた店がありません。

DSC07966.jpg ワンプレートランチでハンバーグ。美味しかったです!

DSC07964.jpg ちなみに夫婦揃ってブロガーズトート!2泊3日の旅行にもぴったり。(私は荷物はかなり少ないほうだけど、カメラとかレンズとかPCとか電化製品多くてかばん重い)

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新島から式根島へ。連絡船にしきで移動、式根島へは10分で到着!
ちなみに連絡船は1日3便しかありません。(連絡船にしき 時刻表

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連絡船乗り場まで民宿の方に迎えに来てもらって、民宿にチェックイン。今回の宿は石白荘。極めて民宿。特筆すべき点はとくにありません。
洗面所、トイレ、お風呂は別。8畳程度の部屋でエアコン、テレビあり。薄いお布団は自分でひきます。鍵も至ってカジュアル仕様。この日は私達以外に宿泊客はおらず。

式根島の宿泊施設はほとんどが民宿でどこも大差無さそう。(式根島の宿一覧
一部、貸し別荘タイプの宿は良さそうに見えるけど、全体的に、この島では宿に対するクオリティの期待は望まない方が懸命のようです。
基本的には若い学生集団が夏に来て、民宿に泊まってウェイウェイやってる感じで、もともと「大人のリゾート」という感じではなさげ。

ともあれ、眠かったのでちょっと仮眠をば。
そして水着を中に来て、レッツお出かけ。

石白川海水浴場

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石白荘から徒歩30秒、石白川海水浴場に降り立つ。
おおおー、東京にこんなキレイな海があるとは知らなかったよ。

DSC07976.jpg はー、キレイな海だー。
ほとんどプライベートビーチ状態。台風の後で風が強く、この日は遊泳禁止だったけど、忙しかった東京の日々をリセットしてぼんやりするには充分過ぎる環境。

DSC07978.jpg どうやらこの島での交通手段は自転車のよう。島にはいくつかレンタサイクル屋さんがあります。

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最新の電動自転車を借ります。2015年モデルのYAMAHAのPASの電動自転車は1日レンタルで2000円、超快適な移動手段を手に入れました。式根島はアップダウン激しい島なので、電動が高いからといってケチらず電動自転車にしたほうが懸命です。夫の方は電動無しのを借りて死んでました。
ちなみに島でクレジットカード使える店はひとつも無いです、たぶん。

松が下温泉

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とりあえずなんか近くに温泉があったのでビールもって行ってみる。

DSC08053.jpg 松が下温泉は水着着用、無料、24時間入れて脱衣所もありますよ。

DSC07989.jpg 来てみてびっくり、松が下温泉は想像以上の天国だった。

DSC08009.jpg 最高すぎる。

足付温泉

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松が下温泉から、軽くトレッキングばりの短い道をビーチサンダルでてくてく。

DSC08043.jpg 岩と海!と思いきや、ここは天然温泉。

DSC08048.jpg 海に浸かってるようですが、ちゃんと温かい天然温泉!
足付温泉は別名「外科の湯」。切り傷やおできに効能があるそうです。付近には松の生えた岩礁が点在でなんて風光明媚。

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水着を中に着たまま、自転車で別のビーチを目指してみる。少しずつ暮れゆく晩夏の日差しを浴びながら、誰もいない島の道を自転車で滑走しているだけで、心が洗われるようです。

DSC08064.jpg 途中、こんなかわいい神様が奉れてたり。都会から少し離れただけで、タイムスリップしたみたい。
きっとこの景色は50年以上前から変わってないんだろうなあ。

DSC08068.jpg シマアジ養殖場。

泊海岸

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貝殻のカタチをしたような泊海岸。ああ、キレイだなあ。
チャリ漕いで疲れたので眺めるだけ。
17時頃、宿に戻って一旦お風呂に入ります。


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夕食。
極めて家庭的な普通に美味しい民宿の夕食です。
ちょっとゆっくりした後に、夜の露天を目指します。

夜の松が下温泉

Starry sky in Onsen 20:00

天国に来ちゃった。
上の写真は奇跡の一枚。2015年9月11日、台風一過で晴れ渡る空と新月の夜。
この天国体験と松が下温泉については以下に書きました。


21:30
宿に戻って、少しPC開いてメールなどして寝ました。
島の夜は早い。夜はどこにも行くとこないしやることも無いし、何より眠いのでさっさと寝ちゃいます。

2日目

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朝食。極めて普通の民宿の朝ごはん。
朝5時に起きて朝日見て散歩とかしようと思ってたのにおかしいな、起きれなかったぜ。

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石白川海水浴場。ああ、海は今日もキレイですなあ。

爆釣釣り体験

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レンタル竿セットで式根島港付近で堤防釣り。
リールなしの木の竿&適当なサビキの仕掛けでも釣れる...!!
海の透明度が半端ないので、サビキを海に入れただけで魚がじゃんじゃん寄ってくる様子が手に取るようにわかる。
餌が来た瞬間、魚が色めきだって餌パクつくけれど、中々仕掛けには引っかからないもんだね。それでも爆釣。

DSC08109.jpg イシダイとか、アジとか。
民宿に持って行っても調理してくれなそうな感じなので、キャッチアンドリリース。
ここなら、きっと誰でも釣れます。基本餌入れて竿垂らすだけで、魚がわっさわっさやってくる。島の魚は素直で良いなあ...!

DSC08121.jpg 釣りにも飽きたところで自転車で移動。今日もいいお天気。自転車気持ち良い!

神引展望台

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式根島随一の絶景スポットにもやってきたよ!ここは神引展望台。
新東京百景にも選ばれた景色なんですって。大島から御蔵島まで見渡せます。海、崖、山、島、何度も言うけど、こんな景色が東京にあったとは。

DSC08127.jpg まったく、この島にはこんな景色が軽く存在してるんだから驚きです。

お昼ごはん

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島の適当な中華屋で頼んだ冷やし中華。美味しくなかった。マルちゃん正麺使ったほうがよっぽど美味しくできるでしょう...。
この島でグルメを求めるのは諦めるべし。

中の浦海水浴場でシュノーケリング

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式根島での体験の中でも特に感動したのがこの海水浴場でのシュノーケリング。

DSC08150.jpg こんな感じでね、ちょっとポテチとかでおびき寄せるとこんなに魚が寄ってくるの!!

DSC08172.jpg 人魚姫気分ですわ。

DSC08154.jpg ウニもいた!トゲには気をつけてね。

DSC08190.jpg 見てください、この透明度の高い海を。
海の中の撮影装備を持ってこなかったのですが、海中はほんとにお魚いっぱい。エンゼルフィッシュもいたし、タカベもたくさん見かけたよ。
サンゴもあった。
ああ、すっごい楽しかった。

戻ってまた釣り(とiPhone 6s予約)

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また式根島港で釣りのフリしながらiPhone 6s予約完了しました。いまや、どこいたってiPhone予約できる時代ですね。

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近くの松が下温泉で軽くお湯に浸かります。水着は着っぱなしでございます。

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宿に戻って、夕食。昨晩とバリエーションが異なりますが、至って普通に美味しい民宿の料理。焼き魚とお刺身で島の味を堪能できますが、土地柄、野菜と肉に乏しい...。(文句言うなってね)

ご飯食べて宿でだらだら過ごします。

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そして今宵も星空温泉へ。昨日のよりも星は少ないけれど、ああ、やっぱりここは天国です。何度でも来たいよ。
帰って、お風呂入っておやすみなさい!
ちなみに道中、売店でちょいちょい飲みもの買ったり、お菓子買ったりしています。

3日目

さあ、最終日。昼には高速船に乗って東京帰ります。
ちなみに民宿は8:30チェックアウト。それがこの島の習わしのようです。荷物は置けるしシャワーも浴びさせてもらえるので何も困らないんだけど。
さあ、今日も遊びに行くぞー。

大浦海水浴場

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朝ごはん食べて、シュノーケルセット借りて、大浦海水浴場まで来てみた。ここも素晴らしい!
でもやっぱりシュノーケルするのは中の浦海水浴場が良さそうな感じがしたので移動。

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再び中の浦海水浴場でシュノーケリングを楽しむ。ちょっと寒くなってきたので早々に切り上げる。(時間も限られてるしね)

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湯加減の穴あったので、一応手を入れてみる。確かに暖かい。

地鉈温泉

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ここが温泉への道?ちょっと険しくない?というか、すでに絶景なのですが、なんなんですか、ここは。

DSC08237.jpg ていうか遺跡ですか?ここは。

DSC08241.jpg ペトラ遺跡を思い出したよ。

DSC08252.jpg これが温泉...だと?

DSC08255.jpg 鉈(なた)で割ったような地形の絶景温泉。ちょっと来てみてびっくりしたよ。

DSC08269.jpg でもちゃんと温泉で、湯加減は場所によって暑かったり温かったり、調度良い湯加減だったりします。
こんなワイルドな天然温泉は生まれて初めて。式根島、すげぇ。

12:00
近くでお昼ごはん食べたり、自転車返したり、宿に戻ってシャワー浴びて身支度整えたり荷物をピックアプしたりします。

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東京汽船のジェットフォイルで東京へ帰ります。
この高速船は片道1万円ほど、要予約。
ジェットフォイルは、「ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気のかわりに海水から揚力(浮き上がる力)を得て飛ぶ海のジェット機だそうで、全然着水時以外はほとんど揺れません。帰りはほとんど寝てますし、意外に電波もありました。


式根島旅行、勝手にQ&A

Q. 総じてどうでしたか?
本当にすごく良かったです!東京都にこんな素朴でワイルドで自然が残る離島があるとは知りませんでした。綺麗な海でシュノーケリング、釣り、海水浴、そして、今までの温泉体験の中でも間違いなくベストな星空露天風呂、そして地鉈温泉もすごかった。景色ものどかかつ離島の雰囲気が満載で、わざわざ沖縄方面に行かなくても、こんなにリフレッシュできる場所があるのだと、心から関心しました。

宿や食事はどうですか?
正直、過度な期待はしないほうが良いです。リゾートホテルは皆無。基本的に島の住人が30年以上前から同じオペレーションでやってるんだろうなあ...という民宿のサービスレベルが平均的なんだと思います。島の名物もこれといって特筆するものはありません。魚は新鮮です。

店などの買い物事情は?
酒、飲みもの、食料品、生活用品などを売る売店は結構あります。が、7時を過ぎると店がどんどん閉まるので気をつけましょう。
薬は最低限のものが買えます。お菓子やおつまみも買えます。が、SDカードとかiPhoneの充電ケーブル、モバイルバッテリーとか、電子的なものは買えないので、忘れたら諦めましょう。
おみやげに関しても、これといったものは無いので(あることはある)、買わなくてもいいのでは。

夜は?
何もありません。居酒屋はあります。基本は夜は宿でのんびり過ごし、朝早くから遊びに行く!というのが島の遊び方ですね。
日中陽の光を浴びて遊んでたら、夜は自ずと眠くなるものです。

持ち物
日焼け止め、蚊よけは持って行きましょう。(日焼け止めは島でも買えますが)
あとずっと水着着てることになりそうなので、水着は複数持って行ったほうがよいかも。泊まるのが民宿なので、アメニティ類は充実していないと思われます。

その他
島の楽しみ方が、海、温泉、自然、釣りの自然と楽しむアクティビティがゆえに、天気が悪いと一気にやること無くなりそうです。
こればかりは運ですね。
今回はこれ以上ないくらいの天候に恵まれ、本当に全力で楽しかったです。

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この記事について

このページは、mayumineが2015年9月20日 16:00に書いた記事です。

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