お仕事の関係上、オリンパスAIR A01は発売前から関わらせて頂いていました。
オリンパスのオープンプラットフォームカメラ「OLYMPUS AIR」と、OPC Hack & Make Projectと、私 | URAMAYU
ついに3月末に発売、念願の製品を手にして、1ヶ月ほど楽しく使っています!
ついにズームレンズキットのOLYMPUS AIR A01!
カメラの箱のくせに随分小さい。
OLYMPUS AIR A01はボディ本体にバッテリーが入っていて、充電もマイクロUSBだから付属品が少ない、薄いレンズも同梱されててこの箱のサイズです。
そしてキットレンズの14-42mm(35mm換算28-84mm)の電動ズームパンケーキレンズがうっすい!
OLYMPUS AIR A01につけると存在感あるけれど、通常のマイクロフォーサーズのカメラにつけると、ほぼレンズキャップくらい薄い。
そしてセットに入っているこの自動開閉式のレンズキャップ最高!
レンズキャップを着けたり外したりという煩わしい動作から開放される。
そして付属されているスマートフォンをはめるためのAir Couplingが良くできている。
AIR本体の下にカチッとはめて、スマートフォンのサイズに合わせて「LARGE(iPhone 6plus程度)」「SMALL(iPhone 6程度)」ではめるサイズを選べます。
そしてこんな風にはめる。かなり安定します。
ストラップ穴もついているので、手首に巻いたり首にかけたり、カバンに着けたりできますよ。
撮影は全部アプリ
OLYMPUS A01の撮影は全部アプリで行います。オリンパスから純正のアプリは8つ出ています。
まずは、基本設定アプリの「OA.Central」をダウンロードしましょう。
OA.Centralをダウンロードして、他のアプリも一気にゲット。
AIRアプリ専用のフォルダを作ってまとめておくと良いです。
私が一番使う(というかこれしか使わない)のが、一眼レフのように各種設定のコントロールが一番充実している「OA.ModeDial」です。
露出から絞りからシャッタースピード、ホワイトバランスからタイマー、その他いろいろが設定して撮影できます。
そしてOLYMPUS AIR A01ならこんな風に本体だけ寄って、スマートフォンでビューワーを分離させる自撮りもできますよ、と。
(そしてこの電動ズームのパンケーキレンズ、思ってた以上に寄れる)
カメラとスマートフォンをWiFiで繋いで撮影したり、撮れた写真を見たりします。写真は全部本体のマイクロSDに保存、必要に応じてスマートフォンに写真転送できます。
ひとつ注意点というかTIPSとして、iPhoneの場合、家やオフィスなどすでに何かしらのWiFiにつながっている場合は、最初にAIR本体をオンにして、WiFi設定画面からOLYMPUS AIR A01に手動で繋ぐ必要があります。
外出先など、他のWiFiに繋がっていない時は、アプリを起動すれば自動的に本体も電源が入ってWiFi接続までやってくれます。
この接続までに若干時間がかかるのは否めませんが、一度つながると随分安定します。
14-42mm(35mm換算28-84mm)の電動ズームパンケーキレンズですっぽんの頭の骨を撮影。
結構よく撮れてますね。
iPhoneよりずっと綺麗な画質で、スナップショットならこれだけで超充分。
家の縁側でインコをひなたぼっこさせてたら、リアルねこあつめが出来てしまったの写真。ガラス越しに猫、迫ってます。
ついでにLUMIX G VARIO 12-35mmレンズで撮影した写真も。でかくて値段も少しお高いだけにキレイに撮れる。このレンズとっても良いレンズ♪
先日のバンコク旅行の時にもOLYMPUS AIR A01は大活躍。
小さい肩がけバックに収まるサイズ、最高だー。つけてるのはLUMIXのレンズ。
アユタヤの木に埋もれているブッタの写真。
JPEG撮って出し、設定も全部オートで撮影でこれだけ撮れるんだから気に入った。
遺跡も鮮明!
レンズも良いんだけど、センサーも1600万画素と、そのへんのAPS-C機マイクロフォーサーズと同等のスペック。
撮ってる姿はこんな感じ。
おしゃれギーク感出てて気に入ってます(笑)
ファインダーとレンズを分離して撮影できるので、普通のカメラだと取りづらい、このような真上料理写真もお手のもの。
チャオプラヤー川ほとりのレストランで食べたタイ料理、特にエビ、美味しかったー。
おしゃれなホテルに泊まって、オープンエアのレストランで食べた朝ごはんの写真もビューティフル。
おしゃれInstgrammerになれそう。
とくに特別な設定もせず、ほぼオートで撮影してるんだけど、この鮮明さと空気感はかなり好き。
OLYMPUS AIR A01は、今のこの一瞬を今すぐ撮影したい!というのにはあまり向いていません。
毎回スマートフォンとカメラをWiFiで接続するのは時間がかかる。
でもカメラ本体だけでファインダーを見ないで撮影する「ノールック撮影」もかなりいける。
上の写真はノールックで、本体のシャッターを半押ししてピントを合わせて、極力水平撮って撮影してみたスナップショット。
横長で大きめのシャッターボタンがあるおかげで、わりと自然に水平をとることができます。
旅行の途中でノールック撮影が結構いけることに気づき、5回に1回はノールックで撮っていましたが、かなりいけます。
飛行機内をノールック撮影。そう、盗撮まがいなこともできちゃう(笑)
とりあえずカバンに放り込んでおいて、撮りたい時に取り出して撮影できるの、イイ!
フルサイズ機持ち歩くまでも無いとき、でも、iPhoneよりずっとキレイに撮れるとっておきの撮影道具です。
マイクロフォーサーズのマウント径の小ささに合わせた極力小さい本体サイズも素敵です。
ジェットダイスケさんなんて、マイクロフォーサーズレンズ用の撮影もできるレンズキャップだなんて言ってたけど、そのくらいの小ささ。
これからAIR A01対応のタイムラプスアプリとか、HDR撮影アプリ(ああ、つくりたい)とか、A01専用のケースとかアクセサリーとか、OPC Hack & Make Projectからたくさん出てきて、私のようなユーザーがいろんな遊び方で楽しく使える世界がきっともうすぐ来るはず。
オリンパス OPC Hack & Make Project
とりあえず、実際に1ヶ月、いちユーザーとして使ってみた感想です。
手に入れた日、会社近くの公園で使っている様子。「まゆみんアンドロイドっぽいね」って言われた。
贔屓目に見ても、正直とってもお気に入り。
仕事で携わっていなくても、多分買ってたでしょう。
でもライフワークのHDR写真には向いてないので、解像度重視のフルサイズのミラーレスα7との併用です。
気になる人は買っちゃえば良いと思う。
OLYMPUS A01は、なんと、オリンパスのオンライン・ショップのみでしか買えません。
OLYMPUS AIR A01 | オープンプラットフォームカメラ | オリンパス