「ひらくPCバッグ」「かわるビジネスリュック」のスーパーコンシューマーから、のいしたにまさきさんプロデュースによる新製品、「ひらくPCリュック」が満を持して発売開始されました。なんと企画開発に足掛け3年以上要していたという、驚きの事実。
先日開催されたお披露目のイベントでレビュー用にひとついただいたので、さっそくキャンプに持っていったりしたので、その雰囲気をレビューしたいと思います。
女性が持ってもかわいいか?でかすぎない?
キャンプ女子的に使った様子がこちらです。色はネイビーです。(7月21日、ふもとっぱらキャンプ場で開催されたKAWS in Holidayにて。朝、寝起きで髪ぼっさぼさでメイクも落ちきった状況ですw)
結論として、でかいし、女性向けに可愛くは作られていない。そんなの知ってるよね。
だけどこんな着画で「あ、良い感じじゃん」と思える人向け。つまり、今までひらくPCリュックとか使ってきた女性ならどうぞいけます!という感じ(笑)
しかしひらくPCリュックはアウトドアファッションに合うと思った!
実用性もアウトドアにぴったりで、カメラとかガジェット系の荷物を入れてたんだけど、テントの中や車の中でもしっかり自立した状態で置いておける安定感が良い。バッグとして作りがしっかりしてるので、カメラとか大事な電子機器をひらくひらくPCリュックに放り込んで、車に雑に置いておいても安心感ある。
こんな感じでテントに置いておける。
ギアとして普通に便利。使いやすいしかっこいい。
いろんな用途を考えていろいろ入れてみる
無骨な亀の甲羅のようなデザインを小粋に見せようと、数年前にFabCafeのイベントで買った、超お気に入りの「OK Google, Make me famous」ステッカーを貼ってみた。めっちゃおしゃれになった!
従来のひらくPCバッグシリーズ同様、ひらくPCリュックの特徴は三角形で直立できること。その独自の形状のおかげで、バックの上の方までものを入れて重心を高くしてもバランスが崩れないというのがポイントで、その「直立する」特徴は、ひらくPCリュックでも再現されています。
ひらくPCリュックの発明のひとつ、「パーカーポケット」。
外側のパーカーポケットは片方の肩にリュックをぶらさげた状態で手を差し込みやすい。
「ひらく」シリーズの象徴的なデザインでもある、外側のパンチングポケット。ここに「薄い財布」がちょうどよく収まるサイズなのは嬉しいんだけど、リュックの外側&ポケットの中身が見えるデザインなので、現実はここに財布は入れないな。
中身はガジェッター仕様にしてみた。私のひらくPCリュックの中身を自慢させてください。
手前のメッシュポケットには、AnkerのPower Port Atom PD1の充電器、beatXのイヤホン。
メインの部分にはカメラ系。ソニーのα7Ⅲに、Gマスターレンズ24-70mmをつけて、替えレンズに、ZEISSのVatis 25mm単焦点を入れる。
ポーチも縦にいい感じに収まった〜。
インナーポケットには、iPad Pro 12.9inch。左側のポケットにはApple Pencilが良い感じに入って、肯定感高まる。さらに右側のポケットにはDJI Osmo Pocketも入って、イケてる。
そう、ひらくPCリュックは、こうやってさりげなく人にガジェット自慢できるリュックでもあるんですね(違う)。
これだけのものを整理整頓して入れられて、かつ自立するというのは、やはり唯一無二の特徴ですね。
ホームパーティーにも便利なことがわかりました。
ワインとかスパークリングワインとか持って行ったりすると思うんですが、ボトルが縦にしっかり固定された状態ですっぽり入って最高。しかもワイン、結構保冷できていた気がする。
その他食べ物類を整理整頓して収納できるし、背負ったときも重量が感じにくいようになってるので、これは良かった。
バリューイノベーション10周年おめでとうございます!
先日おなじみ豚組で開催されたバリューイノベーション10周年イベント&ひらくPCリュックお披露目会に呼んでいただきました。
ありがとうございます&おめでとうございます!
実は前職のときに、バリューイノベーションと一緒にお仕事をさせていただいたことがありました。
そのプロジェクト自体は、今は続いていないのですが(汗)、そのときに伺った、南さんのモノづくりと組織づくりの考え方がすごく良いなと思ったのを思い出しました。
弊社のプロダクトづくりには、平均1年くらいかけて作っていますね。逆にそれくらいかけなきゃダメだと思っています。
1つの製品を出す毎に100%やり尽くしているからずっとクラシック(だからオンラインストアの名称がSUPER CLASSIC)、廃番はありません。薄い財布を作ったのは7年前※ですが、売上は全然落ちてないどころがむしろ上がっています。
うちみたいに1つのプロダクトでサンプルを30回位作るとか、他のメーカーはまずそんなに作りません。出来上がってきたものをぶっ壊して、最初から考えなおすのもプロセスで、プロセスを楽しんでやろうと言うのがテーマでもあります。
今弊社は10人以下ですが、組織のデザインも重要です。
例えば社員が30人〜50人いたら固定費も変わるわけで、そしたら「明日売らなきゃいけないプロダクト」をつくらないといけない。
でも僕は、本当に欲しいプロダクトを、2年でも3年でもかけてつくれるような体制を維持していきたいんです。今のところそれで売れていますから。
※リンク先の記事では、当時は7年前ですが、今現在、薄い財布が出たのは10年前! すごいな。私、今も薄い財布現在進行系で使ってます。
この考え方は今もまったく変わってなくて、少数精鋭のメンバーで作りたいものを時間をかけて作り続ける。そのモノづくりのストーリーも発信し、ファンに根強く支持されながら、独特の市場ポジションを貫くバリューイノベーション。
(ファンのおじさんたち)
(Photo by kazuhiko saika)
私もそのファンのうちのひとりです!
これからも毎日使ってる、バリューイノベーションのAbrAsusやスーパーコンシューマー製品を愛し続けていきたいと思います。