人もやさしい、ご飯も美味しい、西表島の農家民宿マナに宿泊して大満足 #西表島 #島旅島宿

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リゾートホテルも良いけれど、こんな風に地元の素敵な人々と触れ合える、アットホームな滞在もあるんだなって知りました。
すごく良かったです。

竹富町が企画したブロガーツアーに招待いただき、3月頭に西表島に一泊しました。

沖縄本島より遥か南の八重山諸島は、石垣市+与那国町+竹富町(その他の小さな離島群)。一市二町からなる島々で、八重山旅行者の数は、新石垣空港ができてLCCの就航等で2013年から跳ね上がったけれど、宿泊客の伸びは石垣一市がほぼ独占。でも離島の滞在も素晴らしいのです。島旅のよさは、島宿のよさ。だからホテルにはない魅力を探して、見つけるのが今回のツアーの趣旨です。

ツアーと言いつつ、交通手段と宿だけ手配してもらう完全な自由旅行でした。

私旅行大好きだけど、海外が多いし、民宿なんか学生の時に泊まったような気がする程度。離島で民宿に泊まるなんて、今回の企画が無ければ思いもつかなかった。
八重山の離島に自分で行くなら、とりあえず高いけど星野リゾートとか泊まってそうだもん。

今回宿泊させてもらった西表島の農家民宿マナ、とっても良い所で、これまでの「宿泊」の考え方が変わっちゃうくらい
そんな事をこのブログ記事でお伝えできればいいなと。

農家民宿マナの場所は西表島のこのへん。周りはなーんにもない!

どんな雰囲気かは動画でご覧くださいませ。


自然食品のお店もやっています。
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ウコン粉末「うきうきウッキン」や島とうがらしは、この民宿を運営している農家の石原さんが作るもの。

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シュガーローゼルの砂糖漬けやお茶も、完全に自家製!

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ちょうどウコンの収穫時期だったようで、宿の外にはたくさんのウコン。ウコンの見た目は生姜そっくりだったー。


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泊まる場所は1棟まるっと借りれる。鍵はなくてもヘーキ、離島地元感覚。(というか鍵渡されなかった)

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そして一番手前はこんな素敵なお部屋。本やCDがたくさん、楽器が置いてある。
ワオ!こんな場所があるなら何泊だってできそう!って一目見た瞬間に思いました。

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居心地、良さそうでしょ。

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最大5人くらいは泊まれそう。家族連れにも良いと思います。

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台所。古いけれど、隅々まで綺麗に掃除されています。

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別の部屋。

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ピアノもあった!弾いてるフリ。(小学生の頃ピアノやってたけど全然弾けないクラスタ)

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置いてあった自家製のシュガーローゼルの砂糖漬けと、ほうじ茶でほっと一息。

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家の外はこんな感じ。レンタカー、家の目の前まで乗り入れております。

外で遊んできて、宿に戻って、ご飯に呼ばれたので行ってみます。
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わー!ご飯が並んでる!!!
ここのオーナーと農作業の手伝いしているスタッフみんなで同じテーブルで会話しながらご飯をいただきます。

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これは島のイノシシのお肉。山に登って罠かけて、捕まえて、自ら捌いたものだそうです。
全然臭みが無くてとても美味しかった。捌きたてのイノシシは刺身が一番美味しいのだそうです。それ、食べてみたい!!

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そして釣ってきたアカハタをレモングラスで蒸したものも出して頂きました。
民宿経営する、石原さん、これ釣った時は「私達に食べさせよう!」と思ってくれたそうで。
淡白でふっくらした白身の島のお魚、とっても美味しかったです。

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そして収穫したての新じゃが!もしかして日本で一番早くとれるじゃがいもかも?ほくほく美味しかった。

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サラダ、じゃがいものいためたもの、白身魚の南蛮漬け。そしてウコンの炊き込みご飯も。オリオンビールも美味しい!グラスもキンキンに冷やしてくれていました。
この日の食卓の食材の自給率は9割とのこと。そして(あたりまえだけど)全部手料理。
その日の食材に合わせてご飯は変わるので、毎日献立は違って、全く同じ日はないのだそうです。

最近開設されたらしい、農家民宿マナのFacebookページでは、水餃子とかサヨリの南蛮漬けとか並んでる...。美味しそう。

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この日食卓を囲んだみなさんと。(撮影・夫)

ここのほぼ日本最南端の離島の農家に住み込みで農作業手伝いに来ている人たちは変わってる人ばかり(笑)
北海道からやってきて、東京からヒッチハイクで西表島までやってきて農家の手伝いをしている若い夫婦や、熊本や神戸からやってきた若者たち。
人も極端に少ない、周りも何もない、便利な暮らしは一切ない、でも豊かな自然があって、島と共存しながら生きている、そんな原始的な暮らしを気に入っている人達。
これからキビ刈りの時期だそうで、日本の農作業労働の中でもとっても過酷な類のものだそうです。
(八重山の農家ではこの時期キビ刈りバイトを募集しているところも多くあるようです)

東京都心の都会に住んで、テクノロジーの恩恵を受け、利便性を追求しながら、特に最近は高カロリー消費&摂取的な、都会のホワイトカラー的な忙しい日々を送っている身としては、こんな人たちの生活が新鮮で羨ましくもあり、私も大自然の中農作業で毎日いい汗かいて、ご飯を美味しく食べるような生活を送ってみたいと思いつつも、でも自分には向いていないだろうから、やっぱりこうやって旅行で訪れるのが良い塩梅なんだろうなと思ったりしました。

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幻の泡盛、泡波を振る舞ってもらったり、

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さらに非売品、幻のウコンの精製水も振る舞ってもらったり(これ「ウコンの力」とか「酒豪伝説」なんか比じゃないくらい、純度が高すぎて効いて、ヤバイらしい)

こんな風にご飯をかこんで、お酒を飲んで会話を楽しみました。
ああ、これが地元に密着する島旅なんだなあ、みんな優しいなあ、素敵だなあ、と思った夜。

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ご飯を終えると、外は夜、あたりは真っ暗です。
ホタルも見つけました。でも月明かりが明るい。

部屋はSoftbankの3Gも無く、WiFiも無く(でも母屋にはWiFiあるのでネットやろうと思えばできる)、完全に外の世界から隔絶された状態。こんな時こそデジタルデトックスだと、自然の風に吹かれながら、ゆっくり音楽聞きながら、泡盛飲みながら読書しようと思ったけれど、前日の朝が早すぎてほとんど寝てなかったので、すぐに爆睡しちゃった。

ああ、よく寝た。

そんなわけで朝ごはん。
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おやおや、また何て美味しそうなものが食卓に並んでいるのでしょう!
昨日のお魚の出汁でつくったスープ、サラダ、マッシュポテト、ちくわと野菜のおひたし、

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そして自家製のシュガーローゼルのベーグル。もちもちしてて美味しい。
これまた自家製のシュガーローゼルのジャムなどと合わせます。

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さらに昨日のウコンご飯をワッフルにしたものとシュガーローゼルのお茶まで。
食材から全部手作りで優しい朝ご飯。美味しく堪能しました。

ああ、良い。ここは良いところだー...。ほわわーん。

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昨晩「明日カヌーでもしたいんだけど、ツアー申し込むタイミング逃しちゃって」と言ったら、カヌーまで貸してくれました。
近くの川にカヌー一式置いておいてくれてた。優しい...。お天気は微妙だったけど、マングローブの中をのんびりカヌーを楽しむことが出来てとっても満足。

こんな素敵な西表の民宿のブログとFacebookは以下です。
こころとからだにうれしい暮らし
(1) 農家民宿 マナ 西表島

1日1組限定、1人7000円。満足度最高です。

また今年のうちに行きたいな。
このブログで万が一人気出ちゃって予約取りづらくなったら困るんだけど、全力でオススメせざる負えません。

3月8日現在、サイトはまだ本オープンしていないけれど、以下の「島旅島宿」サイトから予約できるようになるそうです。
島旅島宿

そして西表島旅レポートはこちらにみっちり書きました♪
URAMAYU

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この記事について

このページは、mayumineが2015年3月 9日 10:05に書いた記事です。

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