人口の砂浜に海岸、人口の変な形の島、超高級ホテル、世界最大規模のショッピングセンターが点在し、世界一高いビルがそびえ立ち、未来的なメトロが街を走る。
アラブのど真ん中の人口の7割〜8割が外国人、だけど民族衣装をまとった裕福なアラブ人がお金を使いまくってるイスラム国家。そんなアラブの超バブル都市ドバイを見てみたくて、数日滞在しました。
この街は貧乏旅行が一番似合わない、ただの旅行者には息苦しい街だけど、全てが「人・工・的!」過ぎる、未来の都市に一番近いのはドバイなんだろうなーと想いました。
ドバイでは、世界最長の全自動無人運転システム「ドバイメトロ」に乗ったり、世界で一番でかいショッピングモールに行ったり、世界一美しいスタバでコーヒー飲んだり、あのパームツリー型の人工島にあるアトランティスのプールへモノレールに乗って行ったり、世界一高いビル、ブルジュハリファの展望台に登ったり、トルノスジャパン様に手配いただいたスタイリッシュで居心地の良いプールバーがある「Media One Hotel」に宿泊したりしました。
世界最長の全自動無人運転システム「ドバイメトロ」
ドバイには世界最長の全自動無人運転システム「ドバイメトロ」のユニオン駅。
何この宇宙基地?みたいなデザインでさすがドバイといった感じです。
ユニオン駅構内。
ホーム。砂浜と海岸をイメージしたかのような流線型のデザイン。
電車の中。これは凄く空いてる時。通常は運が良くないと座れないくらいの混み具合。
(ちなみにこのメトロを建設したのは日本の三菱グループ!)
電車の一番前。ほんとに運転手がいないので、こんな感じで前のめりで前方の景色を楽しめます。
ちなみにお金持ちは車で移動するため、メトロを利用するのは出稼ぎでドバイに来ているような庶民たちです。
ドバイって思った以上にデカくて、メトロの移動も端から端まで1時間半くらいかかるのです。
もっとコンパクトに作ればいいのにと、思わなくもない。
ドバイのメトロについてはGIZMODOでも紹介させて頂きました!
ドバイのショッピングモール
世界最大のショッピングモール「ドバイモール」。
吹き抜けの場所から早回しの動画を撮影してみました。アラブの真っ白でシワひとつない民族衣装に身を包んだ(サウジアラビアの人かなー?)アラブ男性、真っ黒な衣装で全身肌を隠し美しい目だけが妖艶なアラブ女性が、すっごい勢いで買い物しています。
シャネルとか買っていつ着るんだと思いますが、アラブの女性は黒い衣装の中はきらびやかなんだとか。
見てみたい...。けどそのような機会には恵まれずでした。
そしてモールの中に巨大水槽があります。水族館の外側は誰でも鑑賞可能。
巨大な人口滝もあります。下に向かって飛び込む男のオブジェが。
これ、ドバイでは当たり前のように思えて来ますが、六本木ヒルズの森美術館あたりの展示作品だったらかなりの集客力がありそうなレベル。
高級アラブ菓子。結構美味しいので、世界一周してなければお土産に買いたかった。
ドバイモールのすぐ外で、世界一高く噴水が昇る噴水ショーが定期的に行われています。すげー派手な噴水ショー。これを毎日夜になると1時間おきにやるドバイのスケールヤバい。
夜景きれい。
さらに別の巨大モール「イブン・バトゥータ・モール(Ibn Battuta Mall)」にも行ってみました。
このモールは、モールの名前の由来にもなっている昔のイスラムの旅行家、イブン・バトゥータ氏が旅した世界の6エリア(アンダルシア・チュニジア・エジプト・ペルシア・インド・中国)に分かれていて、それぞれ外装だけでなく内装も本格的に作り込まれています。
これ、中国エリア。ド派手な赤い内装に巨大な船が飾られ、噴水が絶えず流れる。
はあ、派手派手。
世界一美しいと言われているスターバックス
ペルシャゾーンのモスク風の中に鎮座するスターバックス。
ブルーのモザイクタイルが敷き詰められた高い天井とスタバの雰囲気が何故かマッチしている。
英語表記とアラビア語表記の看板がエキゾチックです。
言っておくが、天井はものすごく高い。そしてすごく綺麗。
閉店間際(22:00前)だったからか、お客さんは全然いませんでした。
ドバイの世界一美しいと言われているスタバについてはroomieでも紹介させていただきました。
アトランティスのプール
あの有名な人工島パーム・アイランドを走るモノレール「ジュメイラ・モノレール」に乗りました。
パームアイランドの先端に現るこの城は、エンターテイメント施設&ホテルのアトランティス。ここのプールに遊びに行きました。
超お金持ちの家しかない、パームアイランドの雰囲気をモノレールの上から楽しみます。
アトランティスの真っ白くて美しい人口のビーチからモノレール、と島の遠くにそびえ立つ高層ビル群。
遠くには最低1泊10万円の超高級ホテル、ブルジュ・アル・アラブが見えます。
ほぼ直角に滑り落ち、サメのいるプールのトンネルを抜ける恐怖滑り台。滑りました。目をつぶってたのでよくわかりませんでした。
浮き輪に乗って流れるプール。一周30分以上、ところどころ急な滑り台みたいなところがあってぷかぷか楽しい。
他にも数種類のウォータースライダーがあって、大人も子供も楽しめます。
ブルジュハリファの展望台
世界一高い建造物、ブルジュハリファの展望台に登ってきました。
展望台に登るには当日行っても、まず満杯で入れません。要事前予約!個人旅行の人は公式サイトから時間指定のチケットを購入します。数日前に予約しようとしたのですが、早朝か夜中しか空いてなかったので、かなり前もって予約しておいた方が無難のようです。
しかも入場チケットは125AED(約3500円)とかなりお高いです。
その夜景がこちら!
もう高過ぎて遠近感がわからない。高層ビルが下過ぎて不思議な感じ。
未来っぽい...!
Media One Hotel
ドバイでもJTB様(トルノスジャパン様)のご厚意により、マリーナ近くのスタイリッシュな4つ星ホテル、「Media One Hotel」に宿泊する事ができました。
コンパクトながら真新しいオシャレな家具が配置、とても居心地◎。
スケスケのバスルーム!ジャグジーがついてた!久々のバスタブに浸かって旅の疲れを癒しました。
このホテルで気に入ったのが、この屋外のプールバー。
ドバイは一応イスラム国家なので、その辺のレストランではアルコールは提供されません。
なので気軽に来れるホテルの居心地の良いバーとしてすごく良い感じ。値段もそんなに高くない。
お気に入りのソファーベッド席。ここでぼんやりシーシャ吸いながらカクテルを飲む。最高でした。
宿泊者以外の近隣のビジネスマンも多く訪れているようです。
このホテル、高速WiFiがホテル全館で使えるのが良かった。
近くにはIT企業が多く連なる「ドバイ・インターネット・シティ」もあり、ビジネスで宿泊する人が多そうです。
ジムもあるし、PC広げて作業が捗りそうなここ以外のスタイリッシュなカフェ・バーもあったので、万が一将来ドバイに出張することになったらまたここに泊まりたいなあ。
Trip Adviserにレビュー ↓
モダンでおしゃれで快適なホテル - メディア ワン ホテル ドバイの口コミ 【トリップアドバイザー】
TIPS & 雑記
- 全員英語喋ります。インド人の英語はよくわかりませんが。
- メトロの運賃は運賃Dh2.00~6.50(約50円~162円)と安い。Suicaみたいなプリペイドカードを買った方が便利でオトク。
- タクシーも結構安い。Dh3から乗れる(60円くらい)
- 宿泊費も食費も観光スポットも逐一お金かかるのは覚悟。
- もちろん安く過ごすのは全然可能で、インド人宿に泊まって食事もアラブ・インド系のレストランで、移動はメトロやバス、観光もタダで入れるモールや噴水だけ見るみたいな過ごし方もアリと言えばアリ。でも他の国より惨めに感じそう。