パピヨットとかポワレとか、シャレオツなレストランで実はよく分かってない料理用語をまとめておく

 

牛挽肉のラグーとか白身魚のポワレとか、フランス語で言えば何でもお洒落だし美味しそうに聞こえます。

でも日本語で平たく訳すと、牛挽肉のラグーは牛挽肉を煮込んだやつだし、白身魚のポワレは白身魚のバター焼き
すぐに忘れてしまうシャレオツ料理用語、ちょっと高級店に行った時に知ったかぶりをしないために備忘録として残しておこうと思いました。

 

グラッセ

ハンバーグとかの付け合せによく出てきますね。砂糖水(シロップ)などで煮詰めてツヤを出したやつ。

グリエ

網で焼くこと。コンロのグリルみたいなもん。

コンフィ

よく聞くのは「鴨のコンフィ」。肉を塩漬けにして、その肉の脂で80度くらいの低温でゆっくり煮込んで仕上げたもの。

ジュレ

ゼリー状にしたもの。

フランベ

肉や魚にブランデー、ワイン、リキュールなどのお酒をかけ火をつけて調理すること。炎がブワッと上がって、アルコール分が飛びお酒の香りだけを残すことができる。

ポワレ

フライパンで油やバターを使って焼くこと。

マリネ

酢漬けのこと。

ラグー

煮込みのこと。

ロティ

焼くこと。どちらかと言うとあぶり焼き。

フリット

揚げること。鶏もも肉のフリット=つまり鶏唐揚げ。

ガランティ-ヌ

鶏、鴨、ほろほろ鳥などの骨を抜いて詰め物をし、元の状態にして調理した料理。

パピヨット

魚、肉、野菜などをハーブなどと一緒に紙やアルミホイルで包んで、オーブンで蒸し焼きにした料理。

ビスク

エビ、カニなどを殻ごとつぶして香味野菜と一緒に炒め、白ワイン、ブイヨンなどで煮込んで漉したものに、生クリームなどを加えて仕上げたポタージュのこと。

リエット

豚、兎、鵞鳥などを細かく切り、その脂やラードで柔らかく煮て、その身をほぐして、冷たくして固めたものです。パンやカナッペにつけて食べるのが一般的。

ムニエル

サケや舌平目などの魚に小麦粉をまぶして、バターで焼き上げた料理のこと。

アクアパッツア(イタリアン系)

>魚介類(白身魚と貝類)をトマトやオリーブなどとともに水で煮込んだ料理。

アヒージョ(スペイン系)

たっぷりのにんにくを入れてオリーブオイルで煮る料理。

セビーチェ(南米系)

生または軽くゆでた魚介類とたまねぎ・トマトなどの野菜を、ライム(またはレモン)果汁・塩・種々の香辛料などで和え、そのまま漬け込んで冷やし、味をなじませたもの。

個人的にはガランティーヌとかパピヨットがレベル高そうに聞こえるし、「私、セビーチェ得意!」とか言うとなんかめっちゃ料理得意そうに聞こえます。

なんなら豚の生姜焼きだって「ジンジャーMISO仕立てのポークロティ」にすれば随分おしゃれに聞こえますね。

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この記事について

このページは、mayumineが2012年9月10日 16:00に書いた記事です。

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