2月14日 東京事変 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage @横浜アリーナ(ネタバレ)

2012年2月29日に解散を宣言した、東京事変のラストライブツアーの初日に行ってまいりました。

東京事変のラストライブは、東京・横浜・大阪で全六公演開催、チケットは抽選制だったのですが、47万人落選したらしいとかTwitterで流れたりするなど(真偽の程はわかりませんが)、とにかく大勢の方が東京事変の最後のライブを一目見たいと思った事には違いありません。

私も椎名林檎・東京事変のファンクラブが発足してから約8年間、忠実なファンとして、ライブには多分12〜13回程足を運ぶなど地道に仕え続けて来た結果、ライブのファンクラブ先行予約抽選では外れた事がないし、むしろベテランになればなるほど、かなり良い席が当たる率が上がっていきました。
が、今回は初めて、最後の2月29日のライブは落選するという結果で残念でしたが、それでも初日の本日のライブが当選したので「やんどころなき事情なのです」と言って会社を早退し、横浜アリーナにかけつけました。

以下、セットリストや思い出せる範囲での演出などを記述していきます。
思いっきりネタバレしていますのであらかじめご了承ください。
(尚、セットリストはライブ直後に速攻更新されていた[Live Fans]をソースとさせて頂いてます)


01.生きる(「スポーツ」1曲目)
圧倒的な椎名林檎の声量・歌声。斎藤ネコ率いるオーケストラが登場!
衣装は今回発売されたDISCOVERYのカバージャケットっぽい雰囲気。
(今回は衣装を細かく確認出来るほどステージが近くありませんでした。)

02.新しい文明開化 (「大発見」3曲目)
パッと会場が明るくなって紙吹雪が舞って会場は盛り上がる。

03.今夜はから騒ぎ (「color bars」1曲目)
最新ミニアルバムから。

04.OSCA(「娯楽」5曲目)
盛り上がった。ここで4人の女性ダンサーが現れ、創作ダンスっぽいのが披露される。

05.FOUL(「スポーツ」5曲目)

06.シーズンサヨナラ(「スポーツ」3曲目)
斉藤ネコさんのソロヴァイオリンとオーケストラアレンジで最高にかっこ良かった!

-- オーケストラが「カーネーション」をバックで演奏しつつメンバー紹介のVJ --

07.海底に巣くう男 (「大発見」5曲目)
衣装チェンジ。
林檎はピンクっぽいでっかいアフロヘアーに、ボディコンのピンクスパンコールで、セクシーなダンスと歌声。

08.怪ホラーダスト (「color bars」2曲目)
color barsより。
林檎のピアノソロから(普通に上手い…!)、伊澤さんのボーカル。
伊澤さんは、ヒデになりたかったのかなあ。

09.ほんとのところ (「color bars」5曲目)
でました、刄田綴色作曲&ボーカルの不思議な曲。
林檎がボディコン姿でドラム叩いてる姿に釘つけだった。良く見えなかったけど。

10.sa_i_ta (「color bars」4曲目)
浮雲の曲。この曲、男性陣のバックコーラスがおしゃれで好き。

11.能動的三分間(「スポーツ」7曲目)
わたし、この曲は東京事変の集大成だと思ってる。
三分間で可能な限りの音楽表現を詰め込んだ超クールな曲。
3分間を刻むストップウォッチのVJもお馴染み。

12.修羅場(「アダルト」5曲目)
これも東京事変っぽいかっこいい曲!

13.絶体絶命(「スポーツ」8曲目)
林檎以外のメンバーはお着替えで一旦ステージから引きます。

14.アイスクリームのうた童謡のカバー
赤いスーツの事変男性メンバーが昭和歌謡な雰囲気のオーケストラをバックに童謡を歌うという、愉快な演出。

15.おいしい季節栗山千明に椎名林檎が提供した曲のセルフカバー)
真っ赤なドレスにボブヘアー、真っ赤な三角の帽子か髪飾りを纏って再登場。

16.女の子は誰でも (「大発見」13曲目)
この林檎は最高に可愛い!

17.御祭騒ぎ(「教育」10曲目)
このアレンジ、(確か)オーケストラ入りで最高だった!
林檎の衣装もミニスカートにチェンジ!

18.天国へようこそ(「大発見」14曲目)

19.タイムカプセル(「color bars」3曲目)
メンバー全員水色の衣装にチェンジ。
この曲いい曲だわー。

20.電波通信(「スポーツ」2曲目)
疾走感!かっこいい。

21.閃光少女(「スポーツ」12曲目)
東京事変の中でも1番好きな曲かもしれない。
ライブでも必ずやってくれて、この曲聞くと涙腺緩むのです。

22.勝ち戦(「スポーツ」4曲目)

23.キラーチューン(「娯楽」12曲目)
原曲より高いキーのアレンジなのに、よく声でるなー!

24.空が鳴っている (「大発見」11曲目)
この曲も疾走感があって好きな曲。

アンコール 1
01.群青日和(「教育」2曲目)
アンコールで絶対やってくれると思っていた、東京事変のデビュー曲、群青日和!
衣装はメンバー全員マリン調。

02.青春の瞬き(栗山千明に楽曲提供、セルフカバー)
なんかいい曲だなーと思ったんだけど、栗山千明に提供した曲だったのね。
(なんか栗山千明にはもったいな…ry)

アンコール 2
01.透明人間(「大人」10曲目)
これも大好きな曲!
東京事変と素晴らしい時間を共有できる最後の最後の瞬間です。
会場一体となって旗を振る。
歌詞の最後は「またあなたに逢えるのを 楽しみに待って さようなら


今回のライブは本当に東京事変の集大成と言えるべき神セットリストで、斎藤ネコ率いるフルーケストラにダンスパフォーマンス入り、4回の衣装チェンジという豪華な演出。
もちろん東京事変の個々の演奏力の高さは相変わらずだし、結成当初よりもずっとパフォーマンスも安定しているし、アレンジも手抜きなし。

でも席が遠く(それでも大分良い指定の席だったんだけど)、演奏をじっくり見たり、メンバーの表情を楽しむことが出来なかったのですが、今回は行けただけでも幸せです。
(やっぱりライブは近ければ近いほうが良いに決まっているんだけどね)

会場で購入した「チャンネルガイド -東京事変オフィシャルブック-」をさらっと読んでみると、椎名林檎は今回の東京事変の解散は2010年には心に決めていて、その理由は「もうやれることはやり切ったからだ」という主旨の事を話していました。

確かに毎回のアルバムやライブツアーの完成度は凄まじいし、これ以上どう進化するのかと思うと、「東京事変でやれる事は全部出し切った」と言うのは、わかる気がする。

でも椎名林檎としてソロで音楽活動に専念するつもりは全然無いらしい。
頂いた仕事のオファーはありがたくお受けしていくそうなので、椎名林檎の創作活動が無くなる事もないだろうし、いつかまた事変で集まれたらいいなーみたいな主旨の事も話していたので、もしかしたら4年後の閏年の2月29日に東京事変がが再結成して幻のライブとかやるかもしれない、と勝手に期待しています。

熱心なファンとしては東京事変が解散するのはとても寂しいのですが、東京事変は100以上の楽曲に、何度見ても飽きないライブなどの映像作品があり、私はそれらを愛で続けるだろうし、マイケル・ジャクソンやホイットニーヒューストンみたいに、メンバーが死んでしまった訳ではないので、私にとっては「東京事変の解散」は絶望的に悲しい出来事でも無いです。

これまでどうもありがとう、東京事変!
そしてこれからもずっとファンです。

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(2003年の東京事変になる前のライブツアーで買ったお気に入りのTシャツで古参ファンアピールしてきた)


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