先日、590円まで無料になるスターバックスのコーヒーチケットを頂いてとてもうれしかったのですが、590円分の有意義な消費の仕方がわからず、未だに財布の中の資産のままです。
何かこう、スターバックスってお洒落に自分好みのカスタマイズコーヒーを頼まなきゃいけない雰囲気ってありますよね。
「◯◯ラテを何とかミルクに変更して、◯◯シロップを追加、熱めでね!」みたいな。
自分の好みのコーヒーを理解し熟知し、それを的確に伝えられる能力ってすごい。憧れます。
私の場合、大体スタバに限らず、コーヒー購入時の行動パターンは、
・コーヒーのSください
・アイスコーヒーのSください
・カプチーノのSください
の3つが私の基本コマンドです。
ミルクやホイップクリームが苦手なので、頼めるコーヒーの選択肢がかなり狭まれるのも問題です。
でもこれじゃ590円分使い切れそうにありません。
先日、一発奮起してスタバのカスタマイズにチャレンジしてみたことがありました。
(それがトラウマになったわけですが…)
ベースはソイラテにしてみました。
ソイでラテって、女子力高そうだから。
ソイミルクは牛乳よりもカロリー低く、大豆に含まれれるイソフラボンはお肌とかに良さそうだし、ラテという響きがおしゃれで可愛くて、ホットなミルクでで女子っぽいし、ゆるふわっぽい。
でも実際はミルクが苦手で、ラテとか本当は全然好きじゃないので、出来るだけ「ミルク感」は避けたい。
でも、ソイラテという女子力高い飲み物をなんとか自分仕様で飲んでみたい。
ということで頑張ってこんな風に注文してみました。
私「ソイラテで、ソイ少なめで…、あとコーヒー濃い目でお願いします。」(これが精一杯)
店員「ショートサイズでよろしいですか?ショットをダブルということでよろしいですか?豆乳少なくすると濃くなりますがよろしいでしょうか?」
私「え? はい、大丈夫です。」
店員「50円追加になりますがよろしいでしょうか?」
私「はい。(そうかお金かかるのか…そりゃそうか)」
店員「ソイミルク少なめってどのくらいでしょうか?」
私「え?ええと、7割くらいで」
店員「な、7割位ですか?ええと、ソイミルク少なめで、エスプレッソショット追加ということで(本当に)によろしいですね?」
私「…はい。」
もう心が折れそう。
自分でもわけがわからない。
私は本当にソイラテなんて飲みたかったのだろうか。
でもここまできて、
「あ、やっぱり本日のコーヒーでいいです」
とか言えないじゃない。
そして出てきた、自分好みにカスタマイズしてもらった女子力高い飲み物「スタバのソイラテ」は、あまり美味しくなくて、2度心が折れた。
なんか、変に苦いのに、味がないの。
スターバックス様が編み出したソイラテの黄金配分を無視した私が悪いということが思い知らされました。
ところで「スタバ 呪文」で検索したら、こちらがスタバの最上位呪文らしい。
「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ」
これって一体いくらかかるのかしら。
590円には収まらなそう。
そんなわけでスタバで今日も自分好みのコーヒーを注文できないままなのでした。