長崎港から観光船で30〜40分のところにある軍艦島。
明治時代から石炭産業で栄え、最盛期の昭和30年代は世界最大の人口密度を誇るも1974年に黒字閉山、島民が一斉に退去、それ以降は島全体が廃墟に。海から見た島の姿がまるで軍艦のようだから通称軍艦島。
上の写真、まさに軍艦のようだよね。
私は、日本でHDRを撮りに行くなら兎にも角にも軍艦島以外無いと思っていました。
ついに念願叶って長崎まで小旅行へ。
長崎市から特別な許可をもらわない限り、軍艦島へはツアーでしか行けません。島内の決まったコースを説明を受けながら1時間程度で回るのが一般的。時間も行ける場所も限られているので、撮れる構図も限られている。
幸いにもお天気は青空と厚い雲の具合がちょうどよく、荘厳な廃墟の様相を醸し出している。
会社になぜか新規導入されてたサムヤンの10mmの超広角レンズを(ちょっとお借りして)撮影してみる。
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これもサムヤンで。
この広角の迫力、たまりませんなあ...。
これは頑張って、SIGMA dp2 quattroでHDR撮影したやつ。
解像感が全然違うことがわかった。やり甲斐ある!
でもdp2 QuattroでHDR写真にするのは中々一筋縄ではいかず、ブラケット撮影がまともに出来ないし、このカメラのRAW形式の現像はSIGMAのPhoto Proとかいう使いづらくてエラー頻発のソフトでしかできない。
三脚使って(必須)頑張ってブラケット撮影して、Photo ProでTiffに変換して、そこからPhotomatixで合成、さらにLightroom現像。超面倒くさいけど、それを乗り越える喜びが、あったよ...!!
α7なら揺れる船の上からでもぱぱっとブラケット撮影して、生じた写真ズレはPhotomatixでほぼ直してくれて、ビシッと軍艦島のHDRが完成です。
はあ、かっこいい...。
とっても楽しく満足なHDR写真撮影でした。
(30代女性がでかい謎レンズつけたα7とdp2 quattroぶらさげて、島の説明全然聞かずに、必死でブラケット撮影しまくってたこその成果だよ)