10年ぶりに訪れるロンドン。
実はロンドンに1年ほど留学していたことがあるのです(一応)。
ロンドンは寒いからできるだけ春になってから行こうと、ルートづくりを工夫したのになんと「50年に一度の極寒の冬」だそうで、毎日マイナス気温で風は強いし顔は痛いし、観光するのが億劫な日々に相成りました。
なのでロンドンではわりとインドアに過ごしてたかな。
現地の懐かしい友だちにたくさん会ってもらったり、シアターに行ったり、パブに行ったり、クラブに行ったり、初めてのAirbnbで安価で素敵なカップルの家に泊まらせてもらったり、トルノスジャパン様に手配頂いた素敵ホテルに宿泊させていただいたり、ジョギングしたりしました。
ロンドンの空港にはSIMカードの自販機がある
たぶんロンドン中どこでも買えそうなSIMカードなのですが、せっかくなので空港の自販機で買ってみました。詳しくはGIZMODOに書いておいたよ!
ピカデリーサーカス〜オックスフォードストリートと極度乾燥(しなさい)。
ロンドンの中心地、ピカデリーサーカス〜オックスフォードサーカスエリアはロンドン屈指のお買い物ゾーン。
有名なリバティ〜〜。
オシャレなスターバックス〜。
ロンドン発の日本には絶対進出しないけど日本リスペクトのグローバルブランド「Super Dry 極度乾燥(しなさい)。」
日本以外でよくみかける「極度乾燥(しなさい)。」ブランド。常々謎に思っていました。着てる人結構みかけるし。
「JAPAN 堅い天候の会社」パーカーとか。こういう謎日本語の服のデザインをウリにしている。
デザインチームに日本語チェックする人くらいいても良いのに。でもどういうわけか世界的にそこそこ流行ってる。
日本インスパイアーなのに日本人不在(笑)。
あ、これも「日本人不在の日本ブーム」か!
日本では手に入らなそうなので、旦那氏はかっこいいのかダサいのかよくわからないTシャツを購入しました。
大英博物館とテイト・モダンのモダンアートに悶々する
ロンドンは博物館や美術館に無料で入れるのが良いです。(その代わりチップをあげても良い)
大英博物館はささっとモアイとミイラ見てきただけー。ようモアイ!イースター島ぶり!
ミイラの写真撮ったら呪われそうだから撮ってこなかった。
工場を改造した、有名なモダンアートの美術館、テイト・モダン。
私が感銘を受けたモダン・アート3点。
キャンパスをナイフでシュッと切っただけの作品。
黒く塗りつぶされただけの作品。
極めつけは「鏡」。ただの鏡をテイト・モダンに展示できるとかすごい。タイトルは「Unlimited Paintings(制限の無い絵画)」
「タイトルと額縁」がモダンアートであると聞いたことがありますが、何と言いますか、ものは言いようというか、やったもん勝ちというか、自分でもすぐに出来そうとか、こうね、鑑賞した後に悶々とさせられる時点で私はこのモダンアートに強い印象を受けているわけで、なんなら写真撮ってブログに書いっってる時点でもう負けです。
モダンアートってなんなの。モダンアートってわからない。
Airbnbに初挑戦
宿泊費も含め物価が高いロンドン。5000円以下でそこそこの宿は中々見つからなそうだったので、ロンドンではAirbnbを使ってみることにしました。
Airbnbとは空き部屋を短期間で貸したい人と、旅行などで宿泊地を借りたい人をマッチングするサービスで、つまりホテルでも何でもない、一般の人の空き部屋に泊まることになるのです。
場所や価格、評価の高さから、イーストロンドンのStevenとJustineの2LDKの家をチョイス、Airbnb経由から泊まりたい日時とメッセージを送ると、翌日には「OK!」の返事が返って来ました。
Double Room, Trendy East London, E1 in London
ここは結果として大正解。ホストの2人は日本好きですごく親切。
彼らの家はすごく清潔で余計なモノがなくて、iPadとMacbookを愛用してて、ベジタリアンで、ゴミも少ない、夜早く寝て朝早く起きて自転車で会社に行くという、恐ろしくシンプルモダンなライフスタイルでした。
これがエコなヨーロピアンな人の生活なのでしょうか。
日本で狭い家で大量のモノに囲まれ怠惰に生きてる自分たちのライフスタイルを見直すきっかけになりました。(実際日本に帰ってから超断捨離した)
そしてこの素敵な家からだいたい毎日、イーストエンド付近をジョギング散歩したりしてました。お洒落無職生活な感じです。
寒くても走れば体は温まりますしね!
いかに良かったかはAirbnbの私の絶賛レビューを見てみてくださいw (英語ですが)
Steven & Justine - Airbnb
家のすぐ側の古い教会。リスもたくさんいてイギリスっぽい雰囲気が好きだった。
Airbnb、また機会があれば使ってみたい。
10年前に住んでたイーストエンド、Old Streetに結局3回くらい行く
Old Streetと言えば、イーストエンドのロンドンを代表するシャレオツスポット。
レンガ造りの建物が並ぶ殺伐とした通りには、無数の個性的なストリートアートが描かれ、おしゃれなギャラリーやショップにカフェやレストランがいっぱいあって、10年前も今もトレンディなのですが、なにせ当時の自分は学生で金が無いのでそのようなシャレオツなものには縁が遠かったのでした。
はあ、なつかし~。これが昔住んでた学生寮。
6人でシェアするフラットで、1人ずつ洗面台付きの個室があって、バスルームは2つあって、キッチン&リビングは1つという快適なフラットでした。
10年ぶりに会った、当時のルームメイトとも何度か飲みに行ってもらったりしました。
ブリックレーン。
多分新作のストリートアート「新しい法王」。
ちゃんとバンクシーのアートも見つけておいた。ちゃんと保護されてます。
これはイーストエンドにあるものじゃないけど、これも有名なバンクシーの絵。
ロックな下町カムデン・タウン
古着とか面白い小物とか、ロックなアイテムのお店が立ち並ぶ有名なカムデンタウン。
10年前は良く行って、安くて(今思えば)ダサい服を買ってたわけでして、懐かしみに行くわけです。
ロンドン的、竹下通りみたいな。
天然記念物みたいな方も生息している。
しかしロンドン超寒い。
スパッツ二枚履き、この中にユニクロのウルトラライトダウンジャケット着て、セーター着て、ヒートテック着て、寒い。
食べ物
イギリスではイギリス料理と言うよりは、中華やインド料理、ベトナム料理に日本料理(ラーメンとか)が美味しいです。
ピカデリー・サーカスにある「昇龍」美味しい本格的日本のラーメン。久々にこういうの食べてすっげーーー美味しかった。一杯10ポンド(当時で1500円くらい)もしますけどね!
チャイナタウンでお腹いっぱい中華!中華は安くて美味しいです。間違いありません。
イーストエンドのショーディッチはベトナミーズレストランが並ぶ通りがあります。
そこのベトナム料理はかなりいける。パクチーとかレモングラスとか山盛りに別添でくる本格派。このフォー、すごく美味しかった。東京一美味いといわれる蒲田のベトナム料理屋並に美味しかった。
ロンドンのベトナム料理屋は平均的に東京より安くて美味しいです。
ロンドンで安くて美味しいもの。それはカレー。
イーストエンドのブリックレーンのインド料理屋街は、どの店も「BEST CHEF 2012」だの「なんとかAWARD」だの「何らかのSPECIALIST」だの仰々しい看板を掲げています。
客引きも多くてどこに入っていいか悩みますが、どこも本格的で美味しい(と思う)インドカレーが楽しめる。
種類も豊富で味も美味しい。日本でその辺のインド人がやってるカレーよりずっと美味しいことは確か!
ちゃんとフィッシュ&チップスも食べました。カラっと上がったタラとポテト、美味しかったです。
結構有名なイギリスビーフのステーキ店。予約しないと入れないし高い。けどちゃんと美味しかった!
この暖かいアップルサイダー美味しかったなあ。アルコール入ってるんだけど、シナモンの香り良く、体がぽかぽかした。
あとパブたくさん行ったけど写真とってないや。
イギリスでは1パイントのぬるいビールをガブガブちびちび飲み続ける。
あまりおつまみとか食べない。
友だちで行ったら割り勘はしなくって、例えば1人が3人分のビールを買って、次は別の1人が3人分のビールを買うという感じ。人数が多ければ多いほどチキンレースになりやすいけど、自ら買いに行かないのは紳士っぽくないので、結果的に女子はビールをおごってもらう率が高くなるw
マイケルリスペクトのショー「THRILLER」観て、Fabricに行ったり
マイケル・ジャクソンの曲で歌って踊るショー「THRILLER」観に行って来ました。
ミュージカルやショーが盛んなロンドンでも「THRILLER」の評価は高いらしく、実際にとても楽しめました。
内容はマイケルのライブのコピーではありません。でもマイケルへのリスペクトをしつつ、マイケルの曲を伝った歌と踊りのショー。みんな歌も踊りも異常に美味いのです。やっぱ黒人の音楽は黒人がやるのが一番しっくり来るなあと思いました。
10年前、そこそこ通ってた、ロンドン屈指の巨大クラブでドラムンベースの聖地、Fabric。
10年も経てばクラブも健全になるわけで、IDチェック・ボディチェックは厳しくなってて、全面禁煙、トイレには常にセキュリティスタッフはいる。
行った時の客層が若かったのか、皆ビール飲まずに水で踊ってる。(でもみんな気は確かそうw)
おばさんたちは2時で退散しましたけどねw 懐かしかった。
ワシントン メイフェア ホテル
トルノスジャパンさんの手配で、今回もありがたくロンドンの一等地グリーンパークにある、4つ星ホテル、ワシントン メイフェア ホテル(The Washington Mayfair Hotel)に宿泊させて頂きました。
クラシックで良い部屋。
清潔感のあるバスルーム。
なんとフルーツとチョコレートをサービスしてもらっちゃいました。
朝ごはん食べるところ。
外があまりに寒いので、滞在できる時間は出来る限りこのホテルにこもってネットしてパリ旅行の諸々手配などしていましたね。快適に過ごさせて頂きました!ありがとうございまいした。
ロンドンでは観光もたくさんしたけど、でも毎日極寒のロンドンを毎日普通に過ごしていたような気がします。
懐かしいロンドンのトラディショナルだけどモダンで都会な雰囲気は好きです。住めるならまた住みたいものです。
あと、英語圏やっぱり落ち着きます。
でも物価が高いのと寒いのは辛かったですけどね。
ロンドンについてはトルノスジャパンブログでも書いてます! こちらも合わせてどうぞ。
イースト・ロンドンでストリートアートを探しながら美味しいベトナム料理とインド料理を食べるの巻 : トルノス・ジャパン