世界一周20ヶ所目:思ったより安全で人も優しいヨルダンの首都アンマン

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西欧からアラブの国に来たということで、身構えて降り立ったヨルダンの首都アンマン。
アラブ人は怖い何となく怖いイメージがあったわけですが、ヨルダンに限っては前言撤回。
確かに観光地のアラブ人はぼったくってくるし、何かと交渉が必要だし、日本人男女二人組とあらばものすごい勢いで凝視してくるし、スカーフをすっぽり被って肌を隠している女性は何考えてるのか不思議だし、面倒くさいことは多少ありますが、基本的にヨルダン人は根が良くて優しい人が多かったです。

タクシーに乗れば、ドライバーはヨルダンについていろいろ親切に教えてくれた後に「俺はプロフェッショナルの英語が上手なタクシードライバーだ、俺のタクシーをチャーターすると良い」という30分ほどの営業トークを適当に流しつつ「I'don't need.」の一言であっさり引きさがり謝ったりするので、根は良いやつです。

街を歩けば、ニコニコと「Hello, welcome to Jordan! come come!」と、30秒に1回はフレンドリーに声をかけられます。ウザいといえばウザいのですが、基本的には観光客を歓迎してくれている感じ。そして願わくばウチの店でなんか買っていって!という下心が顕になっているのですが、それはそれで清々しい。
いや、お前のところの紳士服店でそんなダサい服買うわけねーだろと思うし、お前のところの露店のガラクタいらねーよ、と思うわけですが。

また人にものを聞けば、親切に教えてくれたり、いろいろ世話をやいてくれます。基本的に世話好きなようです。

子供も興味津々でこちらを凝視し何故か大笑いされます。
旦那氏がジャッキー・チェンに似てて、幾度と無く「ジャッキー・シェン!」と言われるので、それだと思うのですが。
世界各国旅している中で、これだけ外国人に興味を示す国はヨルダンだけです。
(あと2009年ににエジプトとトルコを旅した時も同じ印象を持ちました、緩めのイスラム国家の人たちは人懐っこい印象です)

アンマンに関して言えば、あまりぼったくられるようなことはなく、普通に地元の人と同じ価格でタクシーに乗ったり食事ができました。

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旧市街はゴチャゴチャしてる

あとみんな英語ができる!
ヨルダンの人は、下手くそだけどそれでも流暢に英語を話すのには関心しました。
ヨルダンには石油が無くてほとんど産業が無いので、グローバル人材を育てるための教育をしているのだそうです。
(よく言われていることですが、ほとんどの日本人が何年も英語勉強してるのに何でちっとも話せないんでしょうね...。)

そしてすごい安全。意外だった。
アラブの国ってすごい危険なイメージがあったけど、ヨルダンに関してはまったく危険な香りがしない。
朝から夜中まで街には人がうじゃうじゃいて店も遅くまで開いています。
イタリアやスペインや南米などの他の国と違って、イスラム世界には基本的にスリがいないのです。
イスラム教の教えでは窃盗は重大な罪で、窃盗罪で手を切断するような国もあるとか。
久々にリラックスして街歩きできました。

とはいえ、私たちは旧市街のど真ん中に宿泊してて行動範囲も旧市街だけだったので、安全だったのだろう思います。

外務省のヨルダンへの渡航に関しては「充分注意してください」レベルですし、3月のヨルダン戦ではこんな有様だったそうですし、
【悲報】ヨルダン人の民度が低過ぎる | 【2chまとめ】ニュース速報嫌儲版
女性のみで旅していると、そこら中のアラブ人によるセクハラとの戦いになるので女子旅は全然オススメできないし、誰でも快適に安全に滞在ができるとは限らないのですけどね。

でも、基本的に親日だったけどなあ。
サッカーのサポーターに関しては度を超してたのかもしれないけど、一般的にはヨルダン人に悪い人はそんなにいなかったと思います。あくまで数日ヨルダンに滞在しただけの感想ですが。

アンマンは観光するところはほとんど無い

見どころ全然ありません。
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あえて言えば、このローマ時代の円形闘技場くらい。

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モスクもあったけど、ムスリム以外入れないから外からちょっと覗くだけ。

食事はアラブ料理しかないけど、日本人の口に合って美味しいし安いです。でも毎日アラブ料理は飽きそうです。
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ひよこ豆のペースト、ホンムス。これをピタパンにつけて食べる、中々うまい。店によって結構味が違います。

アルコールは基本ご法度だけど、買えるところ、飲めるところでは飲めます。
ホテルも安い。ダウンタウンのどまんなかにある1泊2500円の宿を拠点にさせて頂きました。
宿の人も親切で、WiFiもばっちりです。

そんなわけで、アンマンは「思ったより良かった意外性ナンバーワン」の場所でした。


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