世界一周12ヶ所目:はじめてのスペイン、マドリッドで生ハムの美味しさに衝撃を受ける

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マドリッドのターミナルのアトーチャ駅。植物園のような内観は世界の美しい駅舎として有名。

真夏のリブラジルから一変、冬のヨーロッパへ。
日本からオーストラリアに下り太平洋の島を渡り南米を巡り、ついにやってきました、北半球の歴史ある先進国に。

真夏のリオからやってきた感想は、
  • 超寒い!冬のヨーロッパなめてた!(スペインならまだ南だから大丈夫だと思ってた)
  • 街が南米の諸都市よりずっと荘厳!ほとんどの南米の都市の街並みはスペインの街の劣化版コピーなのね...納得!
  • ご飯美味しすぎる!特に生ハムの芳香さといったらすごい
  • ビールの味わいが違う!生ビールって確かにこれだけ美味しかった!(南米で飲むビールは大体が薄いボトルビール)
  • コーヒーの味わいが違う!香りがよくて濃くて美味しい!(南米で飲むコーヒーは大体が薄くて甘いネスカフェ)
  • 誰でも片言の英語が通じる!(南米は「ワン・ツー」も知らないタクシー運転手いっぱいいる)

昔はスペインとポルトガルの植民地であった南米を1ヶ月弱ウロウロしていた身にとっては、ヨーロッパの都会っぷりと荘厳な街並み、おいしいご飯、どこでも通じる英語、世界各国からの沢山の観光客(日本人も沢山)とそれ相手に商売している大道芸人やレストラン、そしてヨーロッパの寒さに、これまでとは異なる世界に来た実感が湧きます。
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浮いてる大道芸人。仕掛けが全然わからない

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中心地のマイヨール広場。3つの首を並べる大道芸人とミッキーの着ぐるみの人のコラボがあまりにシュール

Hotel Husa Princesa(ホテル・ウサ・プリンセサ)

ワールドホテル系列のRHotel Husa Princesa(ホテル・ウサ・プリンセサ)。 今回マドリッドでも、ブログのゲスト編集長を努めさせてもらってるトルノスジャパンさんのご手配により、このホテルに1日ステイさせて頂くことができました。

中心部からほど近いプリンセサ駅から歩いてすぐのところにある四つ星ホテルです。
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ホテルの場所はすぐにわかりました。

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そして広々とした素晴らしいお部屋!インテリアもスタイリッシュで、大きい全身鏡は斜めに置かれているので足が長く見えて嬉しくなります。

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広々としたバスルーム。久々のバスタブ!嬉しい!

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アメニティも充実。
ちなみに日本以外の国で歯ブラシがついてるホテルは見た事がありません。

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スペインで売ってる服は安くて個性的なのばかりで、ついつい服買って、素敵ホテルでドヤ顔で写真撮影もしちゃうってもんですよ。QUSTOやDesignal、CAMPELなんかはスペインのブランドで、かつセール期間だったりしちゃうので、ショッピング欲が高まります。荷物増やしたくないの仕様がないよね。
CAMPELの靴、セール品なら日本の3分の1くらいだったから買っておけばよかったかあ...。
おっと、話が逸れちゃいました。
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こちらは HOTEL HUSA PRINCESAの別のお部屋。どの部屋にも絵が飾られていて素敵です。

朝ご飯もとても美味しくておすすめです!
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スペインらしくチュロスも選べる品数豊富なパンに、

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これまたスペインらしく生ハムも選べるハムやソーセージやチーズも美味。

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野菜もフルーツも豊富です。海外旅行中、不足しがちな生野菜やフルーツを多めに頂きました。
ここの朝ご飯、とても品数多くてどれも美味しかったのでおすすめできます。

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ビジネス用途にもちゃんと対応してて、大人数収容出来るコンベンションルームも完備ですよ。
マドリッドでもリオデジャネイロに引き続き、素晴らしいホテルステイとビーチリゾートを堪能できました。 トルノスジャパン様、ワールドホテル様、ありがとうございます!

もちろん、トルノスから予約できます♪

ところでスペインは本当にご飯がおいしい

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特に生ハムが信じられないくらい美味しい。
スーパーで売っている1ユーロの生ハムが日本のクオリティからすると考えられないくらい異常に美味しかったり、もちろんその辺のバルで食べれる生ハムのクオリティだって、日本だったらこのクオリティと量だったら3000円位とられちゃうかも!(いや、ほんとの所は良く知らない)ってくらいのものが徒歩10分以内の至る所で食べれます。
自称生ハム好きなので、日本のイタリアンレストランやスパニッシュレストランでは生ハム食べる率高い方なのですが、もうね、スペインの生ハムはレベルが違う。
自然にしっかり熟成された、旨味と甘みが生ハムから滲みでているのよ。
芳香で口に広がる熟成された味わい。なんなの、旨すぎる。

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酸味ゲル市場で食べた50g 10ユーロくらいの高級生ハム。
50gなんて贅沢、食べきれない!とか思ってたけど、旨すぎてあっという間に平らげてしまった。
自称「生ハムそんなに好きではなかった」相方もすっかりスペインの生ハムのとりこになっていた様子。

ちなみにスペインで生ハムを食べる際はこのブログの記事を読むと、よりいっそう興味がわきます。
スペインで出会った人生観を変える食い物 - Censorable log
gran reserva とか、reserca とかで熟成度の違いを表してて、gran reservaの方が熟成されてて高級で旨い。などなど。

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中心部のソル付近にある「生ハム博物館」という名の庶民的な生ハムバル。
食料品もお手頃な値段で売ってて、立ち飲みカウンターのバルも安い!ビールと生ハムサンドのセットで2ユーロとか。
マドリッドに長く滞在するなら間違いなくここに通っていました。

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あと、マドリッドでパエリアを食べるならここ!と地球の歩き方に書かれていたスペインレストランもとっても美味しかった。パエリアもですが、むしろそれ以外のメニューもおすすめ。
La Barraca - Photos - Google+

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スペイン定番、カタルーニャ風スープ(にんにくスープ)。トマトベースのにんにくたっぷりの濃いスープに、生ハムの塩っからさ、玉葱の甘さ、クルトンのパンの食感、そしてポーチドエッグのハーモニー。この組み合わせはすごい美味しいし、日本の食材でも再現可能な気がするので、日本に帰ってからレシピ研究して得意料理にしたいと思いました!

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ムール貝のグラタン焼き。これ、ムール貝にホワイトソースとチーズ乗せてやいてるだけじゃなくって、じつはムール貝をたたいた野菜も入ったミンチにホワイトソースとチーズがかかってこんがり焼かれたもの。
今までに食べた事無い美味しい料理!これもまた食べたい。真似できるかな。

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そして名物、バレンシア風シーフードパエリア!
魚介の出汁がしっかり出てて、ご飯の滝加減も絶妙で、とても美味でした。

他にも、
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スペインでしか食べれないと思われるウナギの稚魚みたいなのをゆでたものにオリーブオイルをかけたものが妙に美味しかったり、

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チュロスとチョコラータの有名店でこんなの食べたり。
カリッとあがったチュロスを、甘過ぎないけど濃厚なドロッとしたチョコラータに浸けて頂く。とーっても至福で美味しかった。でも通常のオーダーで、チュロス6本なので自分で全部食べるのは厳しいのでシェアして食べました。それでも満足すぎる。

ピカソのゲルニカはマドリッドにある!

中学校の時、美術の教科書で見て、こんなわけのわからん絵も芸術なのか!と衝撃を受けたピカソのゲルニカ。それはマドリッドのソフィア王妃芸術センターで見る事ができます。
しかも夜の19時以降の入場は無料。つまり、夜に来ればタダでピカソのゲルニカが見れます。なにげにすごい。

ゲルニカの絵は巨大で、ひとつひとつのディテールに見応えがあります。モノトーンで奇怪な人々が嘆き悲しむ様子を描いた巨大な絵。絵をずっと見ているといろんな発見があり、ずっと見ていても飽きません。
「これがあのピカソの代表作品かー。すげーなー。変な絵だけどすげーなー。人の顔のデッサン、すげーなー。あれは泣いてるんだなー。」
とかずっと思って鑑賞していられます。

ゲルニカはいつか見てみたいものの一つだったので、その目標がマドリッドで達成できて良かった!
さすがにゲルニカの写真撮影は禁止でしたが、この美術館含め、ティッセン=ボルネミッサ美術館の写真撮影問題なかった絵画など。

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ゴッホ。

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レオナルド・ダ・ビンチ。

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ピカソ。

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なんか教科書とかで見た事あるような気がする作品。

日本人がゆえ、ヨーロッパ美術において大多数である宗教絵画はあまり興味をもてませんが、ピカソとかゴッホの現代的な絵画は割とすき。絵心無いのでよくわかりませんが。

そんなわけで、マドリッドの街そのものはガウディ建築目白押しのバルセロナより見所は少ないし、なんとなく普通な印象かもしれません。
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ただ、バルセロナほど観光地化されていないので、バルセロナよりマドリッドの方がレストランやホテルの値段は安いし、スペイン系列のファッションブランドのセールもマドリッドの方が値引かれていたような気がします。
まあ、2日間の滞在で何がわかるのかという話ですが。

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マドリッドのアトーチャ駅からスペイン高速鉄道AVEでバルセロナまで行きます。

tornos_banner.jpg トルノスジャパンブログでゲスト編集長もやってます!
週に1度くらいのペースで現地からの情報をお届けしています。個人旅行の楽しさを存分に伝えられればと思います。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。