このセブンイレブンの惣菜シリーズのCMが、こう、何とも言えない心惹かれるものがあります。
テレビで見るたびに、
「鍋くらい自分でつくるだろ!」とか、
「好きな人と好きな食卓にセブンイレブンの鍋はないだろ!」とか、
「そもそも付き合いたての彼女がドヤ顔でセブンイレブンの鍋を料理してきたら別れたくなるでしょ!」とか、
いろいろツッコミまくっていたわけです。
しかしセブンイレブンのマーケティング戦略は巧妙です。
このCMにすっかり洗脳され、晩ご飯はセブンイレブンの惣菜100%な家庭料理(風)を実現してみようと、釣られてみました。
近所のセブンイレブンの狭い惣菜コーナーから全ての食料を購入。
買ってきたもの。
さあて、これを火にかけたりレンジにかけたりして、料理したるでー!
ちゃんとCMのとおりにコンロで料理。
水を入れて、スープを入れて、7〜8分位で出来上がります。
芋の風味を活かしたこだわりのポテトサラダに、皮つき豚バラ肉を釜で2時間半コトコト煮込んだ後、タレに12時間漬け込み、仕上げにさらに1時間半煮込んだ豚角煮、こだわりの天然だしで炊きあげたひじき煮。
コクのある味わいの豚肉と豆腐のチゲ鍋に、具だくさんの鶏ちゃんこ鍋であったかい。
あと白いご飯もね。
あの…普通に美味しかったです。
鍋とかは出汁がしっかり出てて整ったお味、ひじきもポテトサラダも予想を裏切らない普通の味、角煮も柔らかくそこそこ美味い。
こんな感じで「全部手作りよ!」って感じで食卓に並べたら全部セブンイレブンだってわかんないだろうなあ。
(鍋は土鍋とかに移し替えればいいし)
とはいえレパートリーは限られるし、それなりに化学調味料も入っているだろうから、毎日食べるのはあり得ないけど、スーパーが閉まって家にも食材が無い場合の晩ご飯の選択肢としては「アリ」でした。
温めて並べるだけなので、10分ちょっとで食卓完成するし、こんだけ買ってふたりで1500円くらいで安かったし。
(今回はブログのネタにしたかったので、いろいろ惣菜買ったけど、普段こんなに食べなくて良いw)