関西方面に「日本一美味しいらしい冷麺」があるらしい、それは元祖平壌冷麺屋というらしい、それは関東にはないらしい、ということで今度関西方面に帰った暁には絶対に行こうと思っていたのでした。
行ったのは元祖平壌冷麺屋 心斎橋店。本店は神戸にあるらしい。
その幻の冷麺がこれ!
水キムチの汁をベースにした清涼感がある酸味のきいたスープ、手打ちで弾力のある麺。
特にスープが妙に後引く味で、普段ラーメン類の汁は結構残す派なのですが、うまいうまいと飲み干してしまいました。
あの酸味と味わい、また食べたいなあ、と妙に癖になる味で、なるほどこれはリピーターも多い類の一品だと納得したのでした。
冷麺以外のメニューも美味しかった。
ハラミの串、1本200円位だったのに、かなーり柔らかくて美味しかった。
写真は撮り忘れたけど、ユッケ巻きもうまかったし、やかんで飲む生マッコリも美味でした。
冷麺好きとしては、ここの冷麺はトップクラス。
他にお気に入りの冷麺屋も紹介しておこう。
赤坂草の家、チョンギワは両方とも赤坂にあって、細ーいゴムみたいな麺を食べる前にチョキチョキはさみで切ってもらって食べる。細すぎる麺に酸味の効いた味、さっぱり冷たくて夏には最高です。草の家もチョンギワも味は結構似ています。
ぴょんぴょん舎は盛岡冷麺で、かなり有名ですね。銀座店は並ぶそうですが、川崎ラゾーナのフードコートで一切並ぶこと無く簡単に食べれます。
実は冷麺、本場北朝鮮の平壌で食べたことがあります。
何年も前、真冬の北朝鮮に旅行で行った時のツアーコースの中に、ランチに本場の平壌冷麺を食べるというのがありました。
暖房も効かない、息が白くなるほど凍える店内で、ダウンを着たまま冷たい冷麺をすすった思い出は今も忘れません。
美味しいか美味しくないかではなくて、とにかく「冷たい、寒い」が感想でした…。