上海万博に行ってきました

2010年10月中旬、上海万博に行ってまいりました。
丸一日いても回りきらないし、何より疲れると聞いていたので、二日間、半日ずつ回ることに。

チケットは日本から1日分は手配してたけど、上海のいたるところに割安の人民価格で買えたのでわざわざ日本から買って行くことはなかった。

1日目

1日目は12時すぎに地下鉄の駅から突入。
昼過ぎだったからか、入場までは一切並ばなかった。

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こんな感じのゲートにチケットを入れて入場。


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きゃほーい!万博だ!
見渡す限りの、各国の威信をかけた変な建物ばかり!!


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セルビア館。

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おしゃれな背景なので記念撮影もしちゃう。


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速攻ベルギー館の近くでヒューガルデンホワイトを見つけて買って休憩。
ビールは全然並ばずに買えるのに、ベルギー風ポテトフライ売り場には長蛇の列が出来てた。


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ポルトガル館。


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イギリス館。


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ロシア館。


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ちょっと座れるところでもこんなに人がいっぱい。


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スペイン館。


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ナイジェリア館。ヨーロッパ系とはうってかわって急に見劣りする。
でもアフリカ系で独立したパビリオンを持っているのはまだましな方で、アフリカの弱小国は、アフリカ連合館なるものにすべておさまってた。


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そうそう、万博で忘れちゃならないのがこの万博パスポート。
本物のパスポートみたいなデザインになってて、各パビリオンに設置されている各国のスタンプを押して回るという、まさにスタンプラリー。
でも海外を一気に回っている気分になれるのは楽しい。

大国は入るだけで何時間かかかってスタンプを集めるどころではないので、まさにアフリカ連合館みたいなところで「絶対に行かない国(弱小国)」のスタンプをかき集めるという作業に夢中になった。


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明らかにだるそうなアフリカのスタンプ係のお姉さんに殺到する人民たち、にまぎれて押し合いへし合いしながらスタンプを押してもらった後の私(画面奥)、の図。


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アフリカ連合館はどこも一緒(ごめんよ、アフリカ諸国…)で、せいぜいこんな感じに、アフリカの動物や自然を写したビデオ、民族の暮らしを現したような展示、特産物の展示、そんなもんだった。
アンゴラ、レソト、ボツワナ、ジンバブエ、タンザニア、なんかそんな国も聞いたことあるなあ、程度の国のスタンプをかき集めました。


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こんな工芸品を売ってたり。もちろんどれも買わない。


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そしてルーマニア館。


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のレストランで食事。ルーマニア館そのものに入るのに1時間弱は並んでそうだったのに、レストランはガラガラ。

これだけの量で酒も飲んで3000円いかないくらいの値段。
パビリオンのレストランといえど、それなりに国の威信がかかっているのでおいしくないわけがない、ということで美味しかった。


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万博のパレード。ディズニーランドのパレードとは段違いのクオリティで、s世界の民族衣装を着ているキャストはたぶん全員学生バイト。顔微妙、スタイルも微妙、ダンスも微妙、露出を避けるべく、肌色のスーツ着てる。


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そいでもってイギリス館にだけは入りたかったので並んだ。1.5時間ほど。
これは並んではいる価値あったなあ~~。


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中の壁。

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フランス館。


閉園間際のメインストリート。
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夜のポーランド館付近。


Shanghai EXPO 2010 China Pavilion
やはり中国館の存在は尋常じゃあない。


ヘトヘトになりながらも地下鉄で帰った。


2日目

この日は9時過ぎに会場に到着。
チケットも道端の人から購入。朝は混んでる!どれくらい混んでいるかというと、

これくらい混んでて、入場で1時間ほど。しかも列はきゅうきゅうで、パーソナルスペース超せまい。
走らなくていいところを人民たちは走るんだよね…。せっかちすぎだから!!
ああ、JTBのツアーとかで行ってれば、列に並ばずにすいすいと有名パビリオンだけ回れたんだろうなあ。
まあ、これも良い経験。てか、楽しかった。

入ったらまずは南米系パビリオンを冷やかす感じで。(もちろん15分以上待ちそうなところは入らない)。


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ブラジル館。


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コロンビア館。


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おっとこれはアメリカ館。でかかった。


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メキシコ館。


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チリ館。


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キューバ館。すぐ入れそうだったので入った。そしたらモヒート出すバーカウンターがあったので買った。


そして南米の弱小国が集まった連合館でまたスタンプをかき集めるなどした。


そして一気に中東~アジア系のパビリオンへ、バスで移動。

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イスラエル館。


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カタール館。何が見られるのか知らんが、カタール館ですら長蛇の列。人民パワーはすごい。


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インド館。きっと内部もふざけているに違いない。


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一番総工費にお金をかけた、ベストパビリオン5には入るらしい、サウジアラビア館。
建物でかすぎて、画角に全然おさまらない…。


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韓国館。


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背景がおしゃれなので記念撮影など。


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北朝鮮館。中入ったけど、まあ大したことなかった。

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日本館。むらさきのカイコみたいで気持ち悪かった。
巷で報道されてる日中問題なんか関係なしに、人民は3時間の列を作っておりました。

そしてスペイン館に戻ってレストランで食事!
スペイン館で食べたご飯、サングリアもビールもパエリアもサラダも絶品だった。
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これにて上海万博をあとにしました。
半日ずつ見て回って、ほぼ丸一以上は万博に時間を費やしたのですが、すべてを見て回るのは不可能だった!
まともに並んで入ったのはイギリス館のみ、あとは15分以内で入れそうな弱小国パビリオンをぐるぐるしてた。

上海万博の感想を簡単に箇条書きでまとめると、


  • でかい、スケールがでかい。2005年の愛知万博の比じゃない
  • 来場者の9割は中国人、長蛇の列に並んでいるのは99%中国人(外人のツアー客VIPコースで回っているっぽい)
  • 人が恐ろしく多い(万博の来場者目標を達成するために、国内にチケットばらまいてると思われる)
  • 中国人はレストランで食事はしない、みんなお弁当持ってきてるか、その辺で売ってる弁当買ってる
  • 活気が違う。
  • 各国のパビリオンに併設されているレストランは総じてレベルが高い上に空いてる
  • 中国人は列に割り込む、ゴミを捨てる、などマナーが悪いとか言われていたけどそうでもない
  • 割り込んでくるとしたら田舎から来たっぽいかんじのおばさん
  • ただしゴミ箱はいたるところに設置されてた
  • そして、疲れたけどすごい楽しかった!
  • 行ってよかった!だってもう2度と2010年の上海万博には行けないもの。
  • 世界にはいろんな国があって、そして各国のパビリオンで、ほんの少しでもその国のことを知ることができるのが万博の醍醐味。さらに行きたい国が増えすぎた。

万博は明後日まで開催しています。
行こうと思えば行けるので、ぜひ興味を持った方は行ってみてください~。(無理かw)


※上海系エントリーはこれにて終了~