先日、食べログのこのレビューが話題になってて超行ってみたい!と思っていた噂の「清貧」にいちる氏と行ってきました。
ここのお店はすごく変わってて、とにかく安い、生ビール199円!梅酒99円!だけど自分の食事は厨房で自分でつくれ!というコンセプト。 「すごく汚い店だったらどうしよう」「オヤジが超面倒くさいやつだったら速攻帰ろうぜ」みたいな話をしながらドキドキ「清貧」へ向かいます。
お店の中はこんな感じ。あら。全然キレイじゃない。なんか中央線沿いのチープなイメージを醸しつつ、広々としています。 まずは、店長=おやじが店のシステムの説明を受けます。
清貧・おやじのブログを見ると、語尾が「ダス」とか書いてあってなんかすごく変わった人だと思ってましたが、全然フレンドリーだし、変に絡んでこないし、良い方でした。 そして首から下げるMy伝票を渡されます。
このMy伝票に、自分がオーダーしたドリンクや、使用した食材の値札を貼っていきます。最終的にここにある値札を元に会計をするのです。まずは生ビール199円の値札がぺたっと。 そして席について、一息ついたら厨房に入ってみます。
席にはこんな店のコンセプトが書かれた紙が。なるほど、こういうコンセプトです。 厨房ではまた店員さんが一通り厨房の使い方を教えてくれます。
缶詰とか。調理が面倒な人はこれ食べとけと。 缶詰とか開けるのも面倒な人は、チョリソーとかの居酒屋メニューをオヤジが作って出してくれます。(だったら普通の居酒屋行ってくれ、ということらしい)
レシピも調べられるよ。クックパッドが便利だぜ。
調味料など。
厨房では若い人達がみんなでワイワイお料理していました。
冷蔵庫その1。豆腐とか卵とか、チーズが入ってました。オヤジ専用の食材も。
おっきい方の冷蔵庫。野菜、お肉が一通り揃っています。 ここから食材をピックアップします。食材にはそれぞれ値札がついているので、それをはがして自分のMy伝票に貼りつけます。食材の値段もスーパーと同価格くらいで安い。ねぎ半分60円とか。豚ひき肉1パック240円とか。 調味料は基本タダ。ほとんどの調味料は揃ってて、豆板醤もオリーブオイルも、ごま油も、とりあえずお店の人に聞けば無いものはなかったよ。
トマトと卵の中華炒めを作ってるいちるパパ! 使った調理器具は洗うのがルールです。
厨房の使い方を教えてくれた店員さん。
酒盛り第一弾は、焼きそら豆と私のつくった「ごまねぎきゅうり」、あとはいちるパパのトマトと卵の中華炒め。 しかしここではうっかり自分の料理スキルを問われるのは間違いない。
- 店にある食材で
- 一緒に来た人の口に合う
- パッとつくれる料理を
- 瞬時に判断して
- パパっとおいしく作る
ことが求められる!料理に時間をかけてるとその分時間が無駄なわけです。オリジナルカレーとか、牛肉の赤ワイン煮込みとか、じゃがいもをゆでてさらに潰してどうこうするとか、そういう手間がかかるようなご馳走料理をつくるとかは空気が読めてないのです。 逆にこの場でパパっとうまいもの作って振舞ったらモテると思う、絶対に! 「清貧合コン」とかアリだと思うんだよね。 初対面からいきなりその人の生活スキルを見ることができちゃうという。 さて、そんなわけで途中から合流したカイさん、お母さん直伝の麻婆豆腐をパパっとつくってくれたよ。
麻婆豆腐美味しかったよ、今度ここで合コンしたらモテると思うよ!
私はアスパラとベーコンをたっぷりのにんにくオリーブオイルで炒めたやつをつくりました。 もちろん、美味しかったし!私もモテたいし! そんな訳でカイさんの麻婆豆腐、いちるさんのきのこバター焼き、わたしのアスパラベーコンが揃いました。 全部美味しくいただきました! このお店、30分毎に200円のチャージ料金がかかるので、つまり飲めば飲むほどオトク感が増します。 結局4時間くらい居座って、調子に乗って高めの焼酎ガンガン飲みだしたので最終的には3500円の会計でした。 清貧はみんなでワイワイ料理しながら楽しむのも良いし、ひとりでビールと白いご飯と缶詰食べてる若い人もいました。いろんな楽しみ方ができるすごくユニークなお店です。 場所は丸の内線の新中野でちょっと行きにくいのですが、おすすめです! このレビュー見て、行きたい、と思った方は一回行ってみるとまたもう一回行きたいと思えるはず!
お店データ
- TEL:03-6892-0841
- 住所:東京都中野区本町6-20-12 SAN新中野ビル1F(地図)
- 営業時間:火~金、PM7:00~AM5:00、土、PM5:00~AM5:00、日・祝日、PM5:00~AM0:00
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