デザインリニューアルの仕事を受けて、最初はクライアントと良い感じだったはずが、気づいたらクビにされ、恐ろしいデザインになっていた・・・、そんなストーリーをイラスト付きで面白可笑しく綴られていたのでご紹介してみます。
(訳は超意訳で省略しまくってます!)
最初は何もかも上手くいきそうにみえるんだけど・・・
クライアントは要望を伝えます。あなたは期待に応えられると確信し、やる気に満ち溢れています。
そしてクライアントは現在のウェブサイトを見せ、互いにどんなにひどいサイトか、笑いあったりします。
「HAHA, ゴミみたいなサイトだろ!? 前のデザイナーはアホだねww」(クライアント)
「本当ですね、何が起こってしまったんでしょうw 人間が考えたものとは全く思えません、罪ですねwww」(あなた)
そして、デザイン案をご提出しました
「すごくいいね!気に入ったよ!、でも・・・・・・」(クライアント)
最初は「ちょっとした修正」だったんだけど・・
「デザインはすごくいいんだ、でも僕はCEOだし、よりウェブサイトをよくするために少しだけ意見を言わせていただいてもいいかい?・・・・云々・・・」
「もう少し[ポップ]なデザインにしてもらえないかな?そしてもう少しエッジをきかせて欲しいんだ。どうも今のはピンとこないんだよね」(クライアント)
「ちょっとした修正」はとどまることを知らなくなってきて・・
「フォントをComic Sansにしてくれない?あと[レンズフレア]っぽいデザインも入れてくれないかな、すごくWeb2.0っぽく見えると思うんだよ」
「あとさあ、なんか[線]っぽいデザインだから[線っぽさ]をなくしてくれないかな?」(クライアント)
そしてクライアントは他人まで巻き込みだす・・・
「僕の母親にも意見を聞いてみるべきだよ、彼女は1982年にフライヤーのデザインをしたので、[デザインに対する審美眼]があるはずだからね」(クライアント)
「ちょっと暗い感じがするからもっと明るい色にして欲しいわ、ピンクなんてどうかしら?あと、子猫も入れた方がいいわ。だって子猫が嫌いな人なんていないじゃない?」(クライアントの母)
そしてすべての希望はなくなった・・・
「僕のペットのMifflesは重要だ。彼は僕の人生にとってとても大切なんだ。彼に「ようこそ私たちのウェブサイトへ!」というセリフを言わせると良いと思うんだよね!」(クライアント)
もはやウェブデザイナーではなく、「マウスを動かすだけの簡単なお仕事」の人に・・
終いにはクライアントがphotoshopのデータをいじり出し、デザインデータ勝手に変え始め・・ そうして、13回の修正ののち、クビにされてしまったそうです・・・。
そして恐ろしいサイトが生まれたという・・・
クライアントはなぜあなたを雇ったのか、完全に忘れ去ってしまったようです。
「ほら、これが「ポップだよ!」(クライアント)
「もう、し、しにたい・・・・」
以上、ご愁傷様という感じですね・・
元ネタはこっち → How a Web Design Goes Straight to Hell
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