※後半ネタばれありです。
いろいろな意味で話題になっているDRAGONBALL EVOLUTIONを、真っ先に先行レイトショーで見てきました。
何かと話題の映画なので、映画館は混んでたらどうしようかと思いましたが、
ガラガラ
すごい余裕で入れた。
感想をまとめてみると、
「ダメだとは思ってたけど、想像以上のダメさ加減で驚いた。どっから突っ込んでいいかわからない。」
という感じかな・・・。
原作とは違うというのは最初からわかっていたつもりです。
でも映画として見ようと思っても、ストーリーもキャラ設定も破綻しまくっていて、
映画を見てる最中は、
「あの伏線はどこに行ったんだ?」
「何でいきなりそうなるんだ?」
「え?」
「は?」
「ありえねー」
みたいな突っ込みを心の中でしまくるという、ある意味飽きることの無い、別の意味でいろいろ考えさせる86分でした。
でもその後の飲み会、超盛り上がりました!!
この映画は複数人で見に行って、そのあと思いのたけをぶつける場を用意しないと、ずっと悶々としてしまうと思います。
面白がるのが好きな人は、見に行ってもいいと思います。
ただし一人では行かない方がいいと思います。
その後、悶々としてしまってどうしていいかわからなくなると思うので・・。
以下、ストーリーや映画の見所です。
ネタばれしまくってるので、注意して下さいね。
うろ覚え、主観解釈、ざっくりストーリー
ピッコロとその手下大猿(in 英語 オーザル)が地球を滅ぼしかけたが、魔封波(in 英語 マーフーバー)によって、ピッコロは封印されて2000年がたった。
しかし現代になって、またピッコロが蘇ったのだった。。。。
悟空はじいちゃん(in 英語 グランパ)から気(in 英語 キー)の修行をうけていて本当は強いのに、それを隠しているので学校では変人でいじめられっこ。
学校のアイドル、チチが気になる悟空、そしてチチも悟空を気に入っていて、お互い惹かれあっていた。
悟空は18歳の誕生日の日、チチの豪邸で行われたホームパーティーでいろいろあった後に帰宅した時、悟空の家はピッコロとその手下のセクシー女の襲撃に遭い、じいちゃんが殺されてしまった!
じいちゃんは死ぬ間際、四星球を悟空に託し、世界中に散らばるドラゴンボールを集めて、7日後の皆既日食までにピッコロの世界征服を阻止しろと悟空に伝え、亡くなったのだった。
そして亡きじいちゃんの意志をついでドラゴンボールを探しに行こうと出発するさなかに、突然ブルマ・ブリーフが現れ、なんやかんやあって一緒に旅することに。
そしていろいろあって亀仙人も仲間に加え、修行を受けながらドラゴンボールを探しの旅を続ける3人。
そしていろいろあってヤムチャも仲間に加え、ドラゴンボールを探す4人。
ピッコロサイドもドラゴンボールを着々と集めている。
ドラゴンボールを探す旅は続く中、(といっても3~4日位の話)悟空はチチのアドバイスのおかげでかめはめ波を習得した。
そして二人の思いは通じあったのだった(ディープキスした)。
しかしその晩、チチに化けたピッコロ大魔王の手下の女がドラゴンボールを奪う。
激しい戦いの中、結局ドラゴンボールは奪われ、悟空は重傷に。
そしてピッコロ大魔王の元にすべてのドラゴンボールが集まってしまった!
シェンロンを呼び出すドラゴン神殿(?)に急いで向かう悟空たち。
そして決戦は始まった。
ピッコロの手下のオーザルというのは、皆既日食のときに現れるという。
そしてそのオーザルはなんと悟空だった!
オーザルに変身して暴れ狂う悟空。
その中、マーフーバー(魔封波)でピッコロを封じ込めようとする亀仙人、しかしマーフーバーは失敗。
亀仙人は死んでしまった・・・
万事窮す・・・
しかしオーザルとなった悟空はしんだじいちゃんの言葉を思い出した。
「自分を信じることだ」(的な言葉だったような)
悟空は再び心を取り戻した!
そして最後の必殺技、かめはめ波でピッコロを撃破したのだった!
シェンロンに亀仙人を生き返らせてもらって、めでたしめでたし・・・
のはずだたったが、実はピッコロは生きていたのだった・・・(続?完)
鑑賞のポイント
- 最後の見せ場、かめはめ波でピッコロを撃破するわけだが、カーメーハーメーハー!と叫びながら自分も一緒に突っ込んでぶっ倒してた
- かめはめ波はたった一晩で習得、しかもチチにキスしたいというモチベーションによるものだった
- そもそもかめはめ波を習得するのに、空気と火と水の気を習得しないといけないのに、そんなルールは無視してチチにキスしたいというモチベーションで習得してしまった
- ヤムチャが不細工すぎた件(3流香港スターみたいな)
- ヤムチャとブルマがくっつくのが早すぎる
- 結局ピッコロの手下のセクシー女が何者だったのか、さっぱりわからなかった
- 悟空を演じた役者がひ弱な感じで好きになれなかった(なで肩、たれ目、小さくてかわいいお口)
- シェンロンで生き返らせたのが18年育ててもらったじいちゃんじゃなくて、たった数日間一緒に旅した亀仙人でいいんかい!と思った
- 微妙な終わり方の後に、浜崎あゆみの歌でエンドロールだったのが苦行だった
- その浜崎あゆみの歌の後に、続編をにおわすような、ピッコロが生きてるシーンがあったこと。もう勘弁してください。
- あ、良かった点を挙げればチチの乳がでかかったことかな。
などなど・・・挙げれば本当にキリがないのでやめておきます。