大井川鉄道の旅

夏休みを利用して、日本究極のローカル線、大井川鉄道に乗りに行ってきました。

大井川鉄道は静岡県の大井川沿いを走るローカル私鉄で、
山や川や、谷や湖やダムや鉄橋などの車窓から眺める風景が素晴らしい。
また蒸気機関車が走っている事でも有名です。

時系列に今回の旅を紹介します!

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5:39
小田急線千歳船橋発。

5:45
小田急線成城学園前で急行に乗り換え。

7:37
小田原から新幹線こだまに乗り換え。
ここでやっと駅弁や飲み物購入。

8:29
静岡から東海道線に乗り換え。

9:00
大井川鉄道始発駅の金谷駅に到着!
ここに来るまで3時間半かかりました。

9:16
金谷発千頭行き電車に乗車。
観光客やテツオタで結構混んでました。
大井川鉄道本線

9:54
川根温泉駅で下車。
本当はこの駅に降りる予定は無かったんだけど、
車窓から見た大井川が、
あまりにも気持ち良さそうなので降りちゃいました。

次の電車が来るまで川遊び!!
ジーパンがびしょ濡れになりましたが気にしません。
大井川

水が綺麗!エメラルドグリーン!
川沿いでバーベキューや川遊びをしている家族が沢山いました。
大井川

鉄道写真も良い感じに撮れました。
大井川鉄道

運よくSLも撮る事ができました。
良い写真を撮ることができてとても満足です!
大井川鉄道SL

大井川鉄道SL

11:01
川根温泉駅出発。

本当は塩郷駅に下りてこの吊橋を渡る予定でした。

車窓から急いで撮った「塩郷の吊橋」。
塩郷の吊橋

11:40
千頭駅着。
次の電車まで20分しか猶予が無いので、
急いでビールと駅弁買って、トイレに行って座席確保。
今回の旅はとにかく休む暇が無い。

12:00
井川腺に乗車、千頭駅発!

※井川腺概要
元々は井川ダムの建設資材を運ぶ為の鉄道であり、
ダム完成後に旅客化されて現在に至る。元が資材運搬用の軽便鉄道なので、
使用される車輌もとても小さなものとなっている。
途中90/1000という日本の鉄道で最大の傾斜があり、
その区間のみ今では日本で唯一となったアプト式電気機関車が連結される。

■アプトいちしろ駅
ここから隣の長島ダム駅までは鉄道としては日本一の勾配を上がります。
その為、この区間だけはアプト式電気機関車のお世話になります。

電気機関車がそろそろとやってきて、連結!
アプトいちしろ


■長島ダム駅
ダムだー!
長島ダム

よく見ると道路が途中で水没しているの、わかりますか?
長島ダム


■奥大井湖上駅
湖の上にある珍しい駅です。
奥大井湖上
奥大井湖上

遠くから見ると実際はこんな駅。
奥大井湖上


■尾盛駅
無人駅として、テツの間ではちょっと有名らしい。
周りには誰も住んでないし、この駅に通じる道も無いんだって。
じゃあなんでこんな駅があるかというと、
ダムを建設していた時代に作業員が降りるために利用していたとのことでした。
尾盛

■閑蔵駅
この駅に着くまでの途中、高さ100mの関の沢鉄橋を渡ります。
レールがオンボロの木で、今にも壊れそう。
今大地震が来たら確実に悲惨に死ぬだろうと思ったりして、
かなりスリルがありました。
関ノ沢鉄橋

13:32
閑蔵駅でちょうどすれ違う、折り返し電車にすかさず乗車。
乗り換え時間はわずか1分。
本当は終点駅まで行きたかったんだけど、
タイムスケジュール上しょうがなかった。

あとは1時間半かけて、始点の千頭駅まで戻るのみ。
暑さで体力が奪われ、ちょっと寝てしまいました。


15:04 千頭駅到着。
15:23 千頭駅発車。

千頭駅から金谷駅までの折り返しは、蒸気機関車に乗っていきます!
初SLですよ~!
千頭 SL
千頭 SL

シュシュポポ、ボー!!っていうSLの音と、
石炭のにおいと、車内の暑さと、
窓から入ってくる風と、全てが好き!

車掌さんがハーモニカを吹きだすものだから、
私はうっかり郷愁に誘われ涙ぐんでしまった。

16:46 金谷駅着。
16:57 金谷駅発。

休む間もなくあとは帰るのみ。

17:28
静岡駅着。
17:57
静岡駅発。新幹線に乗って東京まで。
Uターンラッシュで新幹線は混んでました。
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今まで乗った電車の中で大井川鉄道が一番だったと思う!
スイスの氷河急行を超えたかも・・。
いや、日本のスイスだ大井川!

ちなみに、最近よんだ「鉄子の旅」という鉄道漫画に影響されて
今回の旅を決行しました。

今回の旅はとにかく電車に乗ることだけが唯一目的だったので、
観光やゆっくりする暇はほとんどありません。

事前に時刻表を確認して、あれこれ悩みながらルートをつくり、
そのルート通りに動けた時の達成感が大好きです。

私はこのまま鉄道オタクになるかもしれない、どうしよう。