夫婦で長年の夢の世界一周旅行の最初の行き先は夏のシドニー。
真っ先に南半球に向かった理由のひとつとして、冬の日本から脱出して温暖な国に行きたかったから。
英語圏だし都会だし、一カ国目はラクに行けるだろうと思って降り立ちましたが、想像以上にイージーで居心地が良い街でした。
...ただし物価以外は。
オーストラリア全体がそうなのかは知りませんが、シドニーは今まで旅した国の中でも(フィンランドよりもイギリスよりも)、群を抜いて物価が高い...!そのへんで売っている500mlの水のペットボトルが300円したり、普通のその辺のレストランのパスタが1800円くらいだったり、電車賃が初乗り350円だったり、何をするにもお金がかかるので、居心地は抜群に良くて住みたいくらいだけど、経済的な面から長居は出来そうにありませんでした...。
シドニーでは体調を崩してしまったこともあり、5泊の滞在中、主に街の散策とレンタカーで1泊2日で郊外へドライブ旅行に行くくらいしかできませんでしたが、オーストラリアという国とシドニーという街を大変に気に入りました。なんならシドニーで働いて住みたいくらいに。
まずはご多分に漏れず、シドニーに行ったらぜひ行きたかった、billsの本店に行ってみたり。
行ったのがサンデーモーニングだったので、少し並びましたがすぐ入れました。優雅な日曜の朝食を楽しむ人達で雰囲気すごく良かった。
日本でも随分有名になったリコッタチーズパンケーキとフルオージーブレックファスト。味は日本のbillsとほとんど一緒で安心しました!なんなら物価的な面で日本の方が若干安く食べれるっぽいです。
しかし夏のシドニーの街は安全で、広々としてて、明るくて、暖かくて、町の人々は優しいしリラックスしてるし、もう最高。
いろんな人種がいろんなファッションで歩いているけど、日本人が本当に少ないです。(日本人はケアンズやゴールドコーストに多いのだそうです。)
あと、シドニーのイケメンの7割はゲイ。イケメンでタンクトップだったら9割ゲイだし、イケメンでタンクトップで短パンだったら10割ゲイです。日曜のブランチを仲良く優雅にご飯とか食べてるんですよね。妙に爽やかで困る。
今回訪問させていただいたブルームバーグシドニー支社からの眺め。最高のオフィス環境でした。(HDR撮影)
シドニーは入江に面して街が構成されていて、街の中心部がベイイリア。海と緑と新しい近代的な建物と古く重厚な建物の中を散歩するだけで快適な気分になるのです。フェリーにモノレールに路面電車に地下鉄に、ありとあらゆる交通機関が網羅されていて、乗り物好きにもたまりません。
自称モノレール女子としては街のど真ん中の低い位置をモノレールが走っていて大興奮。実際に乗ると都会のど真ん中の合間を縫って狭いところから広いところまで走るモノレールはアトラクション並に楽しい。
ダーリングハーバーのフェリー。(HDR撮影)
老舗デパートのQ.V.B。平日の昼なのにたくさんの人がいました。(HDR撮影)
ハーバーブリッジとオペラハウスの「ザ・シドニー」な背景で記念写真。世界がっかり世界遺産の部類として有名なオペラハウスですが、背景としては良い感じです。でもなんで世界遺産に選ばれたんだろう。
ダーリングハーバーの夕暮れ。夕暮れといってもこれで20時過ぎの明るさ。夏は21時過ぎまでずっと明るいのです。(HDR撮影)
そしてハーバー沿いのおしゃれなレストランのテラス席で海をみながら和やかにお酒と食事。
シドニーの人は毎週末こんなに優雅に酒を飲んでるのかなあ。
シドニーで働く人は週末大事にしたいので、金曜日ではなく木曜日に飲みに行くことが多いのだと現地で働く方に伺いました。
その辺のおしゃれなレストランは当然お高いのですが(一皿2000円くらいはザラ、メインは3000円以上はザラ、だけど量が多い)、安く済ませたければ中華料理、タイ料理、ベトナム料理等の持ち帰りメニューが安くてなかなか美味しいです。
1泊2日でシドニー郊外をドライブ
また、1泊2日でレンタカーを借りて少し郊外にでれば、日本じゃ考えられないくらい綺麗過ぎるビーチに自然にワイナリー、道路沿いの草原をカンガルーがぴょんぴょんしてたりと、手軽にオーストラリアの自然の恵みを楽しめます。
車も右ハンドルだし、交通標記も複雑では無いし、オーストラリア人の運転は荒くないし、車も少ないし、道路はアップダウンあってくねくねしててドライブそのものが楽しいし、オススメです。
まだ初心者運転期間中の私ですら、田舎道は15分以上ブレーキ踏まずに一般道を80km〜100km走行できました。
おそらくこのオーストラリアでの運転が国際免許証が活躍した最初で最後の瞬間になるでしょう。
崖の上の眺めの良いレストランで昼食とったり、
適当に降り立ったところのビーチが綺麗なのでサーファーを眺めたり
道中カンガルーがいたので降りたら馬がなついてきたので一緒に写真を撮ろうとしてるところを撮られたり
国立公園でレインボーロリキートと戯れたり
世界一白い砂浜、ジャービズ・ベイでジャンプしたり
ワイナリー巡りをして美味しいランチを食べたりしました。
シドニー郊外ドライブ旅行の詳細はトルノスジャパンブログに書いていますので、ぜひこちらも見てみてください。
雑記&TIPS
SIMフリー端末があればプリペイドSIMで通信し放題
「YES OPTUS」で購入したプリペイドSIMは、7日間データ通信し放題、国内電話・SMSし放題で15オーストラリアドル(約1300円)。これは入れない手はありません。速度もかなりイケてて、4Gに繋がりやすいです。空港にあるので即契約、設定は店員さんにやってもらいましょう。
宿泊ホテル情報
今回泊まったホテルは中心部にある中級ホテルグレーとサザンホテル。宿泊費も高くつくシドニーにおいて、相対的に安くて良かったと思います。ドライブ旅行中に適当に見つけて泊まったモーテル含め、今回の旅で泊まったホテルはお世話になってるTrip Adviserに極力レビューを書いていこうと思うのでそちらを御覧ください。
- 良心的でロケーションが良い、ひと通り揃ったホテル - グレート サザン ホテルの口コミ 【トリップアドバイザー】
- 清潔でコンパクトなモーテル - Nowra Motor Innの口コミ 【トリップアドバイザー】
シドニー郊外ドライブはこちらのブログを参考にしました
本当に参考になりました。ありがとうございます。
ジャービスベイ紀行、世界一白い砂浜|オーストラリアの大学職員のつぶやき
世界一周早々に体調崩して病院行った話
シドニーでは日本から持ってきた風邪をぶり返し、初日の夕方から使い物にならなくなり、旅行早々に早速現地の病院にかかるという残念な状態に。クレジットカード付帯の海外旅行保険と、英語ができる旦那と、SIMフリーのAndroidに現地プリペイドSIMを入れて電話がいつでも出来る状態にしたお陰で、早い段階で医者にかかって異常に効く処方薬を頂きました。(アセトアミノフェン1日3000mg飲むというすげー薬だった)
相方もブログを始めたようです
旅行を機にブログを始めたようなので見てやってください。